先日、広島Iさんとメールで話していた時、「私の糖質制限の知識はいい加減だし、最近のダイエット事情に確かに疎い」と思ったので、Amazonの本のところで、「ダイエット」で検索してみた。
そうすると、身体を動かしてダイエットする本が多かったのだが、割と上位に「食べても食べても太らない法」という本が出てきて、点数も良いし、コメントを読むと、簡単に読めて、具体的な数字を示して効果があると書かれた評が多かった。
その後、近隣5区の図書館で検索したら、台東区や他の区にももうあったけれど、今申し込むと、4番目だったかな?
そうすると回ってくるまで1か月かかってしまいそう、だったらと、値段も630円+税で買ってしまった。
届いて読むと、内容も、表紙の写真と字の大きさのまま
こりゃ、読んでいるのを見られるのを恥ずかしいとカバーをつけたのだが、昨日、山手線の中で広げてみたが、絶対隣の人から何の本を読んでいるかまるわかりのようであって恥ずかしかった。(笑)←これが本の欠点かな?(私は購入時に気づかなかったが、今では、文庫本版も売られているよう)←やはり、文庫本サイズでも満員電車で読むのはちょっと恥ずかしいかも。
それとこの本の欠点は、わかりやすいように、細かいことが書いていないこと。
この本は、どんな年齢層を対象に食べ物の重量を設定しているかというと、あるページに「1日の推定エネルギー必要量 男性約2560kcal、女性約2000kcal(30~40歳の場合」と書いてあるから、この年齢層の人が基準ではないかと思うのだ。
そうすると、私のようにもう高齢者に入る人に置き換えると、例えば、毎日の動物性たんぱく質はどのくらいなのだろうか、この本ではわからないのだ。(今度、カロリー表で調べてみよう)
先に欠点を挙げてしまったが、そもそものこの本の特徴は、一二度読んでみてわかったのだけれど、決して、今風の糖質制限の本ではなく、反対に糖質は制限しないで、糖質をエネルギーに変えるビタミンなぞを含んでいる栄養素をきちんと食べましょうと言う本であった。
きちんと糖質が燃える栄養素を備えた体になれば、糖質を制限しなくても、太りませんよということ。
その一つとして、きちんと三食を食べないと指導しており、例えば、朝食を抜くと、お昼までの間に、変に間食してしまうとか、お昼を食べ過ぎると書いてあった。
言われてみれば、私はいつからだったか、朝ごはんをおにぎり二つにしていたけれど、これこそ、肥満のもとだったかも反省。
朝から、きちんと、お味噌汁やたん白質・野菜のおかずでご飯を食べないから、お昼までの間にサンドイッチを食べたりしたから行けないかもと反省。
それから嬉しいことに、一食食べ過ぎたら、3日以内にリカバリー可能とか、とても気が楽になることが書いてある。
その他、私の特殊事情で、今、胃酸過多=逆流性食道炎で困っているのだが、この本によると、食べ過ぎの帳消しに役に立つ食べ物として、キャベツが推奨されているのだが、そこに「キャベツ特有の成分であるキャベジン(ビタミンU)の出番。胃酸の分泌を抑え、食べすぎ、飲み過ぎで荒れて弱った胃の粘膜を丈夫にし、修復を助けます」と書いてあるではないか、キャベツを食べることはダイエットにも役に立つし、胃酸過多にも良い効果があることがわかった。(私の胃酸過多に投薬をし、ダイエットを指導してくれる医者もこのくらいのことを言って欲しい)
ま、色々中身を書いては悪いので、ご興味のある方は、Amazonの書評等読んでみてください。(87くらいのレビューが載っていて、2つくらい、知っていることばかりで役に立たなかったという書評もあった、私もそうだったら、勿体ないなと思ったけれど、実際に本が届いて読んでみると、知らないことばかりだし、頭の中を整理してくれる内容であった。←でも、ちょっと、日本語がわかりにくいところがある)
何でも、今年の6月に出版された新しい本。
糖質制限でない本に巡り合ったのは、偶然ではあるが、糖質制限より楽そうなので、当分、この本を片手にダイエットを頑張ってみようと思う。