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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw
今日から「いつもの日常」が始まった。
「お正月休みの方がいいな」と思っても、もう終わってしまったのだから、黙って「いつもの日常」に乗るしかない。

先日、B食の方々に合羽橋を案内したのだが、そのときに、「何を食べれば、皆が満足してくれるか」一生懸命考えてしまった。
彼らのB食での日記を読んでいると、本当に、どこまでも美味しいものを求めて出かけてしまう「美味しいものに精通している」方たちばかり。
その外食の回数、食べる量(すなわち、美味しいものを食べている回数と量)が、やっぱり、普通を相当超えている。(笑)
2,3度、南部百姓家とか、恵比寿のイタリアンをご一緒したが、いつも私が一番少食だった。(笑)

この前、お誕生日にお祝いしてもらったときの、彼らの選んでくれた苺のショートケーキも美味しかったな、もしかして、あれは自己最高の苺のショートだったかも。(ラ・プレシューズ?)

で、予め2つコースを用意してみた。
軽い軽食を何店も重ねていくコースか、ストロバヤみたいなところで、重たいものをど~んと食べるコース。
最初にあったときに、幹事のような立場の人にこの2つを提案したら、「両方、混ぜて」と言われた。(笑)

で、10時に田原町に集合し、11時半に午前中のおやつに、めん公望に入る。
合羽橋「食べながら」ツアー_d0063149_2352112.jpg

一名、熱々のかしわ南蛮を食べた以外は、今後に備えて、軽くざる蕎麦。
美味しかった。
お姉さんに聞くと、めん公望もとうとう新そば100%になったそうだ。
確かに、12月に食べた新とひねが混ざったお蕎麦に比べると、蕎麦粉の甘さが弱いような気がした。
(普通は、青い美味しさというそうだけれど、軽い美味しさかな?)

めん公望のような自家製粉のお店って、何だか安心できる。(その時々の蕎麦粉の違いで、美味しさの種類は一様ではないが、いつでもそれなりに美味しいから)

で、先日のTVチャンピオンのDVDを貸したお礼にと、わらび餅をサービスしてくれたが、これ、美味しい!
あっという間に食べてしまった。

お蕎麦・わらび餅とも好評でひと安心。

さて、その後、また買い物をして、1時前に、そろそろ次に行こうということになった。
ま、どっしり重たくて、浅草ならではというと、やっぱり、フランス風ロシア料理かなということで、ストロバヤに行くも、一瞬の差で、団体がどどっと入って行き、満席になってしまった。
その上、6日まではランチメニューはなくて、アラカルトのみだそうなので、諦める。
ここのロールキャベツとか、クリームコロッケ、味わって欲しかった。

次に、ミニョネットのカスレが美味しいということになり、行ってみたが、満席。
予めお電話くださいねと、お店のカードを渡された。(涙)
この混み方は、お正月明け第一週の土曜日だからだろうか、それとも、このお店も人気が出てしまって、土曜のお昼は簡単に入れなくなってしまったのだろうか?

で、次は、468に行ったら、見事に誰もお客がいなくて、簡単に入れた。(笑)
それぞれ、壁の短冊を見てお寿司を決めた。
合羽橋「食べながら」ツアー_d0063149_23324134.jpg
私は、鯖寿司と穴子寿司半々タイプに芋吸い。
この日は、穴子の味がわかって、穴子寿司が美味しかった。
芋吸いは、寒い日にぴったり。
じゃがいものでんぷんで、とろっとろになった熱々の吸い物は、外気に当って冷えた身体を芯から温めてくれる。
ということで、好評だったが、私としては、芋吸いの出汁の味が余りに薄くて、感激できなかった。
こういうお吸い物も日々味が違うのかしらね~、とちょっと不満であった。

合羽橋「食べながら」ツアー_d0063149_2333862.jpg468を出て、また買い物三昧。
最後は、菊丸で、あんみつかパフェを食べることになった。
私は、くりーむあんみつに白玉をプラスしたもの。
難点がなくて美味しかった。
菊丸さんのあんみつ類には、菊の形をした小さな最中の皮がついてくるが、これがパリっとしていて、美味しかった。(ただ、材料の美味しさが今一つかも。大阪の菊屋の方が美味しい)

遠くから来た皆様は、朝予約しておいたペリカンパンをお土産に帰って行かれた。
買い物も食べ歩きも楽しかったし、好評でひと安心。

ま、合羽橋まで来て、「めん公望」「468」「菊丸」の組み合わせは、和風で統一され、それなりに良かったかも。
他、ストロバヤとミニョネット、合羽橋珈琲も、今度行って欲しいな~。
(あ、そうだ、梅源さんもまだお正月休みで買えなかったのだ。
お土産に梅源さんの甘納豆類もお奨め)

こんなに、3店に入りながらの「食べながら合羽橋ツアー」は初めてであった。
良く食べた~、今日は夕飯抜くと言いながら別れたが、やっぱり、夜少し食べてしまった。
# by mw17mw | 2008-01-07 23:33 | 飲食店・菓子店 | Comments(5)
今日で、長くて静かで楽しかったお正月休みが終わってしまうと考えると、辛くなるから、そのことは考えるのをやめて寝ようと思う。(笑)

昨日紹介した道具の使い心地を。

電子クッキング温度計
電子クッキング温度計 & 小さな陶器製のフライパン_d0063149_0343588.jpg良く見たら、本体胴部の横に「手に持ってご使用ください」と赤く書いてあった。
そんなことを気にせず、とっくりに温度計を差し込んだまま、熱燗をつけたら、とても快適。
左側が現在の計測温度、右側がアラームをセットした温度。
左側が右側に一致するとアラームが鳴るので、セットボタンを押すと、アラームが止まる。
アラームを止めたり、「あちっ」なんてやっていると、左側の温度はもっと上がってしまう。
そこがちょっと難しいかな?
と思って、三度目に、設定温度を3度低くしてみたが、その頃には、慣れて来て、鳴ったらすぐに引き上げることができていた。(笑)
これはものすごく快適。
(これがあると、おじさんフレンドが自らとっくりにお酒を入れてお燗をつけるようになったことも良かった。)

手に持って使わなくてはいけないのは、多分、揚げ物の油の温度かも。

小さなフライパン
電子クッキング温度計 & 小さな陶器製のフライパン_d0063149_0344821.jpg直径17cm弱、底が12cm弱の陶器のフライパン、中々良い。
昨日は、茹でたラザニアの麺が残っていたので、ホワイトソースと和えて、簡単に一人分のラザニアを作った。
私のオーブントースターにすっぽり入って、快適。

今日は、冷凍してあった茹でだこを適当に切って、ガーリックとパセリを混ぜ込んだバターで焼いてみた。
こういうバター焼きも、沢山食べるのはちょっと怖いし、2,3人だったら、この程度の大きさのお鍋で、少しだけ熱々を食べるのが美味しい気がする。

一回目は、このフライパンに、たことエスカルゴバターというのか、このバターをちぎったものを入れて、オーブントースターで焼いてみたが、焦げが足りなかった。
二回目は、写真のもので、一回目を食べ終わったお皿にバターが沢山残っていたので、そこにたこを入れて、直火で焼いてみた。
直火の方が良い感じ。
ただ、タコは、水分が多いのか、思ったより、短時間で焼けなかった。
焼いている時間が長いと、固くなりがちで、この点の改良が必要。
もしくは、バターを先に焦がして、その中にたこを入れればいいのかな?
まだ、改善の余地有り。

それと、このフライパンなのだが、元々高いものではないせいかな?と思いたいのだけれど、多分私の洗い方が下手なのか、乾くと、余りきれいではない。
底から側面にカーブしている部分に、汚れというのか、うっすら焦げ跡みたいなものが残る。
油やお水がついているときれいに見えるのだけれど。
仕方ないのかしらね。

それと、エスカルゴバターを年末に仕込んだのだ。
本によると、にんにくとパセリとエシャロットが必要とのこと。
一応、成城石井にエシャロットを見に行ったのだが、5個で300円弱であった。
私が必要としているエシャロットの量は12gだし、余っても、他に使えそうもなかったので、諦めたが、やっぱり、入っているほうが美味しいのだろうか?
乾燥パセリやガーリックがあるのだから、エシャロットもないか、香辛料のコーナーを探してみたが、なくて、諦めた。

エシャロットバターは、他にも使ってみたい。

また、業務用のバターなのだが、オーストラリアの干ばつのおかげで、品切れが続出。
暮れから、合羽橋の食材のお店をチェックしていたが、全然並んでいなかったのだ。
が、31日の夕方に、プロパックに行ったら、明治発酵バターが2つだけあったのだ。
ちょうど、一人の女性がそのうちの一つを手に取ったところで、つい、「あの、もう1つ、私が勝ってもいいですか?」と聞いてしまった。(その人が2つ買ってしまったら、どうしようと思ったのだ)
その人も1つあればとのことだったので、めでたしで終わった。

手に入った明治発酵バターは三等分して、冷凍した。

その女性の話に寄れば、数十分前に、バターコーナーを見たときには、明治発酵バターはなかったそうだ。再び見たら、あったとのこと。

今日も、1時頃、プロパックに用があって行ったのだが、明治発酵バターは4つだけ並んでいた。
お店の人に聞いたわけではないから、不確かだけれど、一日に数個だけ、時間不特定で並んでいるのかも知れない。

今度見かけたら、また一つ買おうと思う。
# by mw17mw | 2008-01-07 00:38 | 道具 | Comments(5)
今日はB食の3人の方と合羽橋。
色々食べたがその話は後日。

私が買ったもの(一番右の電動ペッパーミルは別)
久々に合羽橋で道具を買う_d0063149_1972057.jpg


★クッキング温度計(ニイミ)1150円
先日、ヨドバシAkibaで、「設定した温度をアラームでお知らせ」する温度計を発見。
欲しくなったのだが、「きっと合羽橋の方が安いだろう」と踏んで、その場では諦めた。
果たして、今日、ニイミさんで見たら、同じものが安くあったので、お買い上げ。
1150円の定価。

先日から、熱燗をつけているのだが、どうも、話し込んでいると、つい差し込んだ温度計を見るのを忘れるようで、二度も、熱々にしてしまった。
まだ、使っていないが、これで、美味しい熱燗が労なくしてつけることができる。

また、ハンバーグやステーキを焼いている最中に、この温度計を差し込んで、中心部の温度も測ることができるみたいだ。

使ってみたら、また、レポートする。

★Drop Stop(ドロップストップ)(ユニオン)504円
TVチャンピオンで私が選んだDrop Stopは、実は使ったことがなかったのだ。
年末に、プロパックで見たら、「一月下旬まで欠品」と書いてあったのだが、今日、ユニオンに行ったら、あった。
しかし、包装が、テレビのために買ったときと違っている。
聞いたら、2枚組みで売っていた商品は今欠品中なのだけれど、何でも、業務用のものが大量にあり、それを急遽2枚組みにして売っているとのこと。
Drop Stopが欲しい方は、ユニオンにあります。

★陶器の小さなフライパン(浜田屋)750円
秋にこのブログで話題にした「目玉焼き」を作るべく、買って来た。
以前からめぼしをつけていたのだが、忙しかったので、今まで買えなかった。
私が買えなかった間に、深型のパンは売り切れで、売れ行き芳しくないので、もう仕入れ見送りとなってしまったとのこと。
ま、いいさ、そんな深くなくても、使えるさと浅型を買って来た。
目玉焼きの他、タコを一口に切って、ここの上でエスカルゴバター(にんにくやパセリのみじん切りと混ぜたバター)と一緒に炒めれば、シャレた酒の肴になるかなと思っている。

★統計ノート(大学ノートの大きさ)(プロパック3F)130円
ノートは、沢村貞子さんやもずさんのように、献立日記をつけようかなと思って買ったもの。
統計ノートで、縦が7段に分かれていたので、一週間にちょうどいいと思って購入。
本当に毎日持続して書けるか、わからないが、ま、135円だからいいやと思った。

☆電動ペッパーミルについて
一番右の電動ペッパーミルは、先日、多慶屋で購入したもの。
スイッチを入れると、ペッパーミルの先で明かりがつくは、粗さ・細かさも4段階で、1500円くらいだから、試すことなしで、買ってみた。(浅草橋より相当安かったので)

でも、実際使ってみたら、単四電池4本のパワーは心細い、弱いのだ。
実用的に使えるのは、粗い方の二段階だけで、細かい方は、何だか、削られているのかどうか、心もとない感じ。
多分、粗く削るときも、細かく削るときも、パワーは同じなので、細かく削ると、出てくる胡椒の量が少ないのだろう。

で、今日、合羽橋で見たら、一番良い電動ペッパーミルは、プジョーのもので、これは1万円以上する。
他、別のメーカーで5千円台、3千円台もあったが、これらは、試し削りができたが、中々パワーが強かった。(私の1500円のものより)
電動ペッパーミルを買うときは、少なくとも3千円台以上で、試しに使ってみることができるところで買うことをお奨めする。(合羽橋では結構、実際に使うことのできるお店が多かった)

ま、私の場合、1500円という価格が有難いので、このまま、けなしながらも、多慶屋で買ったものを使っていく。
# by mw17mw | 2008-01-05 19:05 | 道具 | Comments(4)

初詣

今年の私の初詣は、3日に根津神社となった。

初詣_d0063149_18322319.jpg根津神社は立派。
元々、徳川家に関係している神社だし、関東大震災や戦災に合わなかったので、古い建物がそのまま残っており、カメラで切り取れば、その部分だけ江戸時代のような雰囲気。






初詣_d0063149_1836129.jpgこんな看板も見つけた。
「元准勅祭神社」の意味がわからない。
良くわからないけれど、多分、徳川幕府から祭りをすることを許可されていた神社ではないかと思う。(何でも、神田祭りは、徳川幕府からの許可だったか、奨めがあって、浅草はそういうものがなくて、地元民から自然発生した祭りとか聞いたことがある)
ま、とにかく、江戸時代、徳川幕府の庇護の下にあった神社だろう。
(追記:以上書いたことは全くのでたらめでした。ここに准勅祭神社の説明がありました)

まだ行ったことのない神社...王子、品川、氷川、白山、芝大神宮

品川神社は、石川さんのブログで見たことがある。

来年から、この5つに行こうと思う。
# by mw17mw | 2008-01-05 18:47 | 日常生活 | Comments(3)

お正月休み-黒豆の失敗

皆様、天気にも恵まれ、静かで楽しいお正月をお過ごしのことと思います。
私も、元旦夕方くらいから、ダラダラしっ放し。
あれしなくては、これしなくてはと考えないで、暮らせるって、幸せ!
そんなお休みももうすぐお終いになるのは、とても淋しい。

明日は、B食のお友達に、合羽橋を案内します。

さて、年末忙しい中、煮た黒豆なのだが、大晦日に、様子がおかしくなった。
28日の朝に熱い汁に浸けて保温し、28日の夜から煮出して、再度もう一晩保温した。
新豆ではないから、戻したり煮たりするのに時間がかかると思って、半日早く料理に取り掛かったけれど、実際に煮たら、そんな必要がなかったくらい、結構早く柔らかくなった。
それから、冷まして、29日、30日、31日と、常温に置いておいたのがいけなかったのか。
(その間に、PCに水かけて大騒ぎして、それどころでなかったこともあったのだが)

お正月休み-黒豆の失敗_d0063149_22283249.jpg31日の夕方、ふと黒豆のお鍋の中を見ると、それまで汁がサラサラだったのに、汁がどろっとしているのだ。
どろっとしてきたということは、傷んできたのかなと思い、火にかけてみた。
そうしたら、どうだろう、ものすごく泡が吹いて、見事、黒豆の皮が殆ど取れてしまったのだ。
びっくりした~、こんなの初めて。

そういえば、えいよう塾の井上さんから「保温料理は腐りやすいというけれど、最後に一旦高温で煮れば大丈夫では?」とアドバイスを受けていたのに、忙しくて、「最後の火入れ」しなかったことを思い出した。

原因はというと、材料の干し黒豆が、昨年秋の新豆ではなく、一昨年の豆を冷蔵しておいたものだったことと、保温をやたらに繰り返したことが、重なって、皮が剥けるようなことになってしまったのではと想像している。

やはり、一年間保存しておいた豆の皮って、固くなっていて、水に浸したり、熱を加えても、新豆のように、しなやかに戻らないのかも知れない。
それに、煮上がって冷ました黒豆は、例年より、黒より茶色に近いように見えた。(後から考えると、やっぱり、皮が薄かったのではと思う)

あ~、びっくりした。
殆どのお豆は、こうなってしまったので、廃棄処分。

ま、長い人生、こんなこともあるさという感じ。
(勉強になった、新豆でなかったら、さっさと煮て、さっさと食べなくては)

弟の家には、おじさんフレンドの友人からいただいたおせちセットに入っていた黒豆を渡し、私は、井上さんがくださった黒豆を食べた。

井上さん、黒豆有難うございました、初めて、黒豆に味をつけないで柔らかく煮て、蜜を吸わせていくやり方の黒豆を食べました。
とてもさっぱりしていました。
(他にも色々いただいたのだが、その感想は、また別の機会に)

今年の年末、黒豆が不作で、新豆でなかったら、煮るのをやめようと決心した。
# by mw17mw | 2008-01-04 22:34 | Comments(4)