「お正月休みの方がいいな」と思っても、もう終わってしまったのだから、黙って「いつもの日常」に乗るしかない。
先日、B食の方々に合羽橋を案内したのだが、そのときに、「何を食べれば、皆が満足してくれるか」一生懸命考えてしまった。
彼らのB食での日記を読んでいると、本当に、どこまでも美味しいものを求めて出かけてしまう「美味しいものに精通している」方たちばかり。
その外食の回数、食べる量(すなわち、美味しいものを食べている回数と量)が、やっぱり、普通を相当超えている。(笑)
2,3度、南部百姓家とか、恵比寿のイタリアンをご一緒したが、いつも私が一番少食だった。(笑)
この前、お誕生日にお祝いしてもらったときの、彼らの選んでくれた苺のショートケーキも美味しかったな、もしかして、あれは自己最高の苺のショートだったかも。(ラ・プレシューズ?)
で、予め2つコースを用意してみた。
軽い軽食を何店も重ねていくコースか、ストロバヤみたいなところで、重たいものをど~んと食べるコース。
最初にあったときに、幹事のような立場の人にこの2つを提案したら、「両方、混ぜて」と言われた。(笑)
で、10時に田原町に集合し、11時半に午前中のおやつに、めん公望に入る。
一名、熱々のかしわ南蛮を食べた以外は、今後に備えて、軽くざる蕎麦。
美味しかった。
お姉さんに聞くと、めん公望もとうとう新そば100%になったそうだ。
確かに、12月に食べた新とひねが混ざったお蕎麦に比べると、蕎麦粉の甘さが弱いような気がした。
(普通は、青い美味しさというそうだけれど、軽い美味しさかな?)
めん公望のような自家製粉のお店って、何だか安心できる。(その時々の蕎麦粉の違いで、美味しさの種類は一様ではないが、いつでもそれなりに美味しいから)
で、先日のTVチャンピオンのDVDを貸したお礼にと、わらび餅をサービスしてくれたが、これ、美味しい!
あっという間に食べてしまった。
お蕎麦・わらび餅とも好評でひと安心。
さて、その後、また買い物をして、1時前に、そろそろ次に行こうということになった。
ま、どっしり重たくて、浅草ならではというと、やっぱり、フランス風ロシア料理かなということで、ストロバヤに行くも、一瞬の差で、団体がどどっと入って行き、満席になってしまった。
その上、6日まではランチメニューはなくて、アラカルトのみだそうなので、諦める。
ここのロールキャベツとか、クリームコロッケ、味わって欲しかった。
次に、ミニョネットのカスレが美味しいということになり、行ってみたが、満席。
予めお電話くださいねと、お店のカードを渡された。(涙)
この混み方は、お正月明け第一週の土曜日だからだろうか、それとも、このお店も人気が出てしまって、土曜のお昼は簡単に入れなくなってしまったのだろうか?
で、次は、468に行ったら、見事に誰もお客がいなくて、簡単に入れた。(笑)
それぞれ、壁の短冊を見てお寿司を決めた。
この日は、穴子の味がわかって、穴子寿司が美味しかった。
芋吸いは、寒い日にぴったり。
じゃがいものでんぷんで、とろっとろになった熱々の吸い物は、外気に当って冷えた身体を芯から温めてくれる。
ということで、好評だったが、私としては、芋吸いの出汁の味が余りに薄くて、感激できなかった。
こういうお吸い物も日々味が違うのかしらね~、とちょっと不満であった。
468を出て、また買い物三昧。
最後は、菊丸で、あんみつかパフェを食べることになった。
私は、くりーむあんみつに白玉をプラスしたもの。
難点がなくて美味しかった。
菊丸さんのあんみつ類には、菊の形をした小さな最中の皮がついてくるが、これがパリっとしていて、美味しかった。(ただ、材料の美味しさが今一つかも。大阪の菊屋の方が美味しい)
遠くから来た皆様は、朝予約しておいたペリカンパンをお土産に帰って行かれた。
買い物も食べ歩きも楽しかったし、好評でひと安心。
ま、合羽橋まで来て、「めん公望」「468」「菊丸」の組み合わせは、和風で統一され、それなりに良かったかも。
他、ストロバヤとミニョネット、合羽橋珈琲も、今度行って欲しいな~。
(あ、そうだ、梅源さんもまだお正月休みで買えなかったのだ。
お土産に梅源さんの甘納豆類もお奨め)
こんなに、3店に入りながらの「食べながら合羽橋ツアー」は初めてであった。
良く食べた~、今日は夕飯抜くと言いながら別れたが、やっぱり、夜少し食べてしまった。