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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

2019年 08月 06日 ( 1 )

食べログに倣って「浅草駅(TX)界隈」と書いたけれど、そこから歩いて15分だって。(涙)

幼い時からこのお店の浅草店で豚カツを食べ続けて来た知り合いが褒めていたので、卓球の帰りに浅草千束通りからちょっと脇に入った河金 千束店に行ってみた。
(下谷の河金には行ったことがあるのだけれど、余り心に残らなかった)

とんかつと書かれたのれんは、ちょっと汚れていたけれど、でも、結構素敵なお店であった。
(あ、でも、お店の点との電話番号の局番が3桁だ、余り、リニューアルとかしないで、使えるものは大切に使おうという姿勢のお店のよう)
「元祖かつカレー」のお店と言うのは聞いたことがあるが、「100匁(もんめ)わらじとんかつ」は知らなかった。
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中に入ってみると、13時近かったこともあるのか、お客は0、席はカウンターのみのお店であった。

下のメニューで、ロースかつの定食にするか、このお店の名物の河金丼にするか、迷った挙句、まずは、かつのおいしさをチェックしようと思い、ロース豚カツ定食、それも1番重さが少ない30匁(120g)、ご飯も半分で注文してみた。

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今回ラッキーだったのは、昨年がかつがカレーにあって100年目とのことで、ヱスビー食品が作った「KATSU meets CURRY」という14頁のカラーの立派な小冊子が沢山置いてあったので、一番前の小冊子を席で眺めていた。

そうしたら、カツとカレーが初めて出会ったのは、大正7年(1918年)の浅草の河金さんの屋台。
常連さんが、「カツレツにカレーをかけてくれ」と行ったことに、初代の河金(河野金太郎さん)がこたえたのだって、でもその合体料理は、「カツカレー丼」ではなくて、お店の名前を取って「河金丼」と名付けられたので、(聞いた話だが)このお店がカツカレー発祥のお店とは余り知られていなかった。
でも、このヱスビー食品の本は、正しい歴史に沿って、この河金さんから始まるのだ。
(その他に何軒かのカツカレーの名店の話も載っているが、やはり、河金さんの話の量が多い)
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(なぜか、料理写真が小さくなってごめんなさい)
これが120gのロースカツ、厚みがなくて、期待しなかったのだが、食べたら、美味しかったのでびっくり!
ここのとんかつの特徴は、まず、お肉を何度も叩いて柔らかくしてから衣をつけて揚げるとのこと。
120gのお肉だと所々切れているように見えたのはそのせい?
ただ、本当に柔らかくて、お肉自体にも味があって、気に入った。
この小冊子が、このお店の料理の解説書になっていて、「あ、だから美味しいのね」とかわかってとても良かった。
(120gのとんかつで、ご飯半分にしてもらっても、普通の女性なら、ちょうど良い量)
沢山の辛子、レモンがついてきたが、珍しいのは、カウンターに置いてあったのは、とんかつソースではなく、ウスターという程薄くないから、中濃ソースか、中濃ソースにちょっとウスターを混ぜた感じ?
ソースが強すぎないで良い感じであった。

ご飯の質も良かったし、白いお味噌汁は信州味噌?と思いながら飲んだら、そのとおり、量もたっぷりで、お豆腐とわかめのおみおつけは美味しかった。
そうか、このお店は、関東大震災前から開業していたから、関東大震災の時の救援物資で信州味噌の美味しさを知ってしまい、その後、ず~っと信州味噌なのかななんて、勝手に物語を作って楽しんでいた。
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(上のご飯は普通の量、画像を撮り終わってから、気づいて、半分に減らしてもらう)

900円の薄っぺらなロースカツでも、良い肉を使い、美味しく仕上げてあった、数か月前、某とんかつのお店で千円の豚カツ定食を取ったことがあるのだが、それなんか、固いし、味がなく、ひどかった。
その点、このお店は、老舗の名に恥じぬ、しっかりとしたとんかつやさんだと思った。
(ただね、カウンター席に錆が出た魔法瓶みたいなものが置いてあったり、全体きれいで清潔なのだけれど、ちょっと部品を少し買い替えたら?と思わないわけではない)

今度は、河金丼を食べてみよう。(今行くとこの小冊子に巡り合える)

by mw17mw | 2019-08-06 21:16 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)