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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

2019年 04月 28日 ( 1 )

今回、中山道ウォークに何気なく参加させていただいたのだが、「中山道の終点が京都」という知識が、私の頭には全然なかった。日本史、大学受験の科目に選ばなかったし、暴力、人殺しが嫌いだから、時代劇ものは、見ないし、余程のことがないと読まないしで、スポっと当たり前の常識が欠落していたことがその時わかった。(どこが終点と思っていたかと言うと、木曽くらい?)

そして、巣鴨駅から中山道を歩くとなると、何と、巣鴨地蔵通り商店街こそ、昔の中山道なのだって。

ということで、初日は、地蔵通り商店街を歩くことをメインに、中山道や巣鴨のの昔の話を聞いた。

地蔵通り商店街は、自分でも何度か歩いたことがあるし、おばあさんの原宿という賑わいで、だいたいわけがわかっていると思っていたが、結構知らないことが多くて楽しかった。

江戸時代、巣鴨は、中山道の立場(たてば 休憩所)として栄えていたが、その当時、「お地蔵さん」は、とげぬき地蔵ではなく、眞性寺という中山道の入口のお寺に作られた江戸六地蔵のお地蔵さんしかなく、皆、中山道から旅に出る人たちはこのお地蔵さんに旅の安全を祈ったものとのこと。
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で、高岩寺というとげぬき地蔵のあるお寺は、何と、江戸時代は、神田明神の裏手にあったものが、明暦の大火で建物を焼失し、今の上野駅の向かい側岩倉高校のところに移ったらしいが、それも明治に入り、明治24年に上野駅の整備に伴い、今の巣鴨に移ったらしい。
それまで、結構人気のある寺であったが、巣鴨に移ってからは参拝者が減ってしまったところ、明治36年の山手線巣鴨駅開業を機会に、高岩寺さんの努力もあって、「とげぬき地蔵」の後利益が広まり、段々、昔の賑わいを取り戻したのだとのこと。
何も知らないければ、きっと「とげぬき地蔵」は昔からの信仰に守られていると思うけれど、お寺側の努力の話を聞くと、偉いと思う。

また、つまらない話だけれど、この巣鴨地蔵通り商店街で一番多いお店の業種は何でしょう?と言われたけれど、わからなかった。
お饅頭屋?とも思ったが、実は、「歯医者さん:と「薬局」なのだって。
そうか、「とげぬき地蔵」に毎週お参りに行くというと、周りの人があきれるかも知れないが、「老人に優しい歯医者にいくついでにお参りに」とか、「地蔵通りの薬局は老人向けの商品が揃っている」というと、行きやすいのかも知れない。

勿論お饅頭屋さんというか、お饅頭やお赤飯、おにぎりを売る他、軽食もできる甘味処も併設しているお店がぎっしり、いいな~、今度食べたいが、どこも混んでいて入れるかなと言う感じ?

下の画像は、高岩寺にある高島易断さんのところに貼ってあった「尊王志士46名」の画像。
歴史的には、フルベッキ群像写真の44名の志士たちという写真らしきもの。真贋良くわからないというけれど、これって、本物ではないような気がする。
昔、この写真を撮る場合、全員10分か身動きしないと写真に納まらなかったらしい、それを考えても、切り貼りした画像かなと私は思う。(リンクしたページをクリックすると、名前がはっきりする)

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高岩寺を出て、旧中山道を進んでいくと、庚申塚という都電の駅に出るのだが、その間半分くらいはとても賑やか。
しかし、半分くらいからお店も歩く人の数も減っていく。
そして、案内してくださった方のお話によると、「来るのが遅すぎた、そこの新しい花屋さんは、以前、自家製の味噌を作っているお店だった」とか、もう、昔の商売をやめてしまったお店が相当あって、もう昔の姿は見れないのだって。

地蔵通り商店街は、既に地元民のための商店街ではなくなっており、他所から来る観光客が目当てで、全国から集まったお土産物やお菓子のお店ばかりになっていた、ま、仕方ないか。

あ、そうそう、これはとても大切な話なのだけれど、京都に行くのに、東海道以外、中山道というルートがあったは、東海道だと、天竜川とか、大きな川を渡る必要があり、女性には向かないルートであったからとのこと。

で、中山道が1600年以降徳川家康の命令で整備されて以来、有名なのは、新選組が京に上った時と、皇女和宮の降嫁のとき、3万人の行列で、中山道を下ってきたこととのこと。
特に、皇女和宮のお輿入れのときは、3万人が2か月をかけて京から江戸に移動するわけで、それらの人が眠ったり休んだりする施設が必要なこともあり、中山道全て、道沿いにどのような大きさの家があって、誰が住み、他に人を泊める余力があるかなぞ調査をした記録(江戸時代末期の中山道の姿)が完ぺきに残っているそうだ。


by mw17mw | 2019-04-28 12:19 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(0)