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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

2019年 01月 26日 ( 1 )

築地の鉄板焼きのことを書きたいのだけれど、その前にニャンコのことを報告させてください。

ニャンコは、病気は病気なのだけれど、昼間はぐーたら眠っているのだが、夜中になると元気で、自分で歩き回り、排せつも正常だし、普通のメンタルで生きているみたいなのだ。
私も24時間ずっと見ているわけではなく、数時間くらいなら、部屋を離れている状況も多いけれど、好きなえさを必ず常備しているし、食欲や排せつ状況なぞはちゃんとチェックし、少し変わったことがあるとお医者さんに連れて行くくらいの手間しかかからない看病状況。(人間の寝たきりとか危篤の状態とは違う)

それが、日曜の朝から、ものを食べなくなってしまったのだ。
土曜日の朝、いつもの皮下注射をしてもらったら、その次の日曜日の朝まで、新しく買ってきたえさをむしゃむしゃ食べたのだが、その後、ピタっと何も食べなくなった。

その後、再度注射してもらったのだが、症状は同じで、目新しいえさは食べるのだけれど、その他のいつものえさは食べないようになっていた。

また、お医者さんに診察と注射をしてもらい、その後2日、様子を見るように言われたが、やはり、全然えさを食べないので、お医者さんと相談し、3か月ぶりに血液検査をしてもらったら、尿素・窒素の数値が2倍に上がっていることがわかり、食欲が沸かない原因はそれだということになった。
慢性腎炎を直す治療法はないと引導を渡されていたが、今まで何度か皮下注射をしてもらったのは、尿素・窒素の数値を下げるためと言われいたのに、全然効いていないことがわかった。
(血液検査も一度1万円かかるので、お医者さんとしてもおいそれとは再度検査するように勧めなかったみたいで、目診や触診で、それほど、腎臓は悪化していないのではと言われていた)

ニャンコは、えさを食べていないので、毎日お医者さんで計量すると、体重が100gくらいずつ減っている。
このまま、えさを食べない状況が続くと、どうなるのだろう、目の前真っ暗。

それでも、他の治療法がないので、今までより量の多い注射を毎日続けるしかありませんとのこと。
それで、食欲を取り戻す猫もいるし、痩せても生きている猫も多いとのこと。

そんなんじゃない、猫に無理をさせて生きながらえて欲しいわけじゃない、私はうちのニャンコが死ぬ運命しかないのなら、なるべく、苦しまない生活を送らせてあげたいのだ。
今は、えさを食べたい気はあるのに、食べられない姿が不憫なのだ。
それには、食欲が戻ることが一番とのことで、皮下注射を打たないより、打ち続ける方が猫に負担をかけないというので、当分の間、皮下注射を続けることを了承した。

本当にどうなるのだろう?
うちのニャンちゃんは、えさはないか探すけれど、実際目の前に出されたえさに興味を示さないのだ。
多分、尿素が体中に回っていて、口の中の味覚が変わってしまっているのではとのこと。

それでも、明け方、にゃんこは私の枕元に来て、「何か食べられるえさを出して」とねだる。
仕方がないので、予め用意しておいた寝ながら出せるえさを与えるのだけれど、匂いを嗅ぐだけで、全然食べない。
それが私には辛いのだ。

そんな状況の中、ほんのちょっと良いことが起きた。
お医者さんで皮下注射をこの1か月だけでも、8回したのだ。
で、注射をするとき、手術台の上に、二つに折ったバスタオルをかけた猫を置き、看護婦さんがタオルの上から猫を抑えている間にお医者さんが注射するのだが、その時、飼い主である私は、診察から注射が終わるまでずっと、バスタオルの隙間から両手を差し込み、猫の頭、耳、あごの下をずっと撫でるようにしていたのだ。
お医者さんの話では、注射の時、ニャンコは痛いも何も態度に示さないが、痛いはずはないとのことで、きっと固まっていて、痛いも何も感じない風に自己防衛しているのではとのことだった。
ニャンコは、私の撫でる手も嫌がらずにするがままにさせてくれていたが、固まっていて、何も感じないでいたのかなと思っていた。(こんなときでないと、ニャンコの体を触ることができないので、私は喜んで猫の頭を撫でていた)

治療の間、固まっているのなら、家でも、撫でさせてくれることに繋がらないと思っていたら、今朝の明け方、とうとう、私の眠っている布団の枕元にニャンコが来て、にゃーと啼き、頭を差し出し、撫でろという姿勢を取ったのだ。
どうせなら、私が眠くない時間にねだって欲しいけれど、それはぜいたくというもの、ようやくのチャンスなので、腕を布団から出して、ずいぶん撫でてあげた。
多分、5時頃から7時までの間、結構長く撫でさせてはちょっと散歩してきて座り直しを繰り返した後、いつもの猫小屋に戻ったと思ったら、また、出てきて、7時半から30分くらい撫でてと戻って来た。
やはり、心を許した飼い主に撫でられるのはずいぶん気持ちが良かったのではと思うのだ。(えさは相変わらず食べないが、今朝は欲しがらなかった。)

きれいな画像ではないが、にゃんこが私の布団の枕元に座っていた跡、毛だらけ。
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何だろうね、偶然ではあるが、お医者さんに通う治療のおかげで、私に触られても大丈夫で気持ち良いと思えたのだろうか?
実際に触るにゃんこの生きていて血の通っている体は、柔らかくて、とても温かくて、私も気持ちが良い。
彼女は、最期、飼い猫らしい振る舞いを家でも行い、私に思い出を残してくれているのだろうか?

うちのニャンコは、5年野良して、5年私に飼われている。
最初の5年の間、どのくらい人間と接触があったかわからないが、一度子猫のときに不妊手術するために人間に保護されたらしいが、それ以外は純粋野良のよう、一度、野良時代最後の頃、若い男性に頭を突出して撫でさせているのは見たことがあるが、ずっと、人間に長い間撫でてもらうことはなかったのではないかと思う。
それが、この病気で、お医者さんで数分、押さえつけられている間に飼い主に撫でられることを覚え、今朝がた、生まれて初めて自ら頭を差し出し、「長時間、飼い主に耳やあごの下なぞを撫でてもらった」ものと思う。
初めから、家猫だったら、そんなことはやってもらって当たり前だったのに、うちのニャンコは、今日から、もうすぐ来る最後の日までほんのちょっとの経験しかしないことになる。
それでも、0より良いのかな?何だか、不憫。
明日の明け方からも頑張って撫でてあげるからね。(でもね、ご飯食べていないから、今朝から足が若干もつれ気味なのが気になる)

本当は私の布団の中に入れて、人間の布団の中がどんなに暖かくて気持ちの良いということを味わって欲しいけれど、それは望み過ぎ、教えられずに終わりそうで不憫。(そうなのだ、彼女を私の家に連れてきて、彼女にとって、布団も毛布も見るのも触るのもその上で眠ることも初めてのことだったことにびっくり。冷静に考えれば、野良だったらそれが当たり前なのだが)


by mw17mw | 2019-01-26 10:21 | | Comments(4)