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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

2019年 01月 16日 ( 1 )

世界のカバン博物館

<世界のカバン博物館>
12月のある日、家の近所の駒形にあるカバンの大会社であるエース株式会社「世界のカバン博物館」に行ってみた。
なぜかというと、余りに近過ぎて訪れていないけれど、ここが推薦する価値があるか知りたくなったのだ。(知らないと人を案内できない)

この会社は、発祥は大阪で、最初の東京の拠点がこの駒形の地であったよう。
その後、神宮前に東京本社は引っ越してしまい、残った駒形のビルの中に、子会社のオフィスの他、博物館を作ったみたいだ。

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人類長い歴史の中のカバンに値するものから、この100年くらいの古いカバンの展示があった。
しかし、2年くらい前だったか、ルイ・ヴイトンが「空飛ぶルイ・ヴィトン」だったかの展覧会を開いて、それを見た者の目から見ると、スケールが小さく、ま、こんなものかなという印象になってしまった。(しかし、ルイ・ヴィトンの展覧会を見ていない人だったら、楽しめると思う)

一つ役に立ったのは、「サラトガ・バッグ」だったか、サラトガと名前のつくバッグがあったのだ。
「サラトガ」って、カーリー・サイモンの「You're so vain」の歌詞に出てくる言葉で、どういう意味かわからなかったのだが、この博物館のサラトガ・バッグの説明の中に、「アメリカの金持ちが集まる避暑地」とかなんとか書いてあって、初めてわかった。
そうか、やはり、カーリー・サイモンは、お金持ちの娘でアメリカの私立の女子大出身とか聞いていたけれど、本当だなと納得。(下の画像とサラトガ・バッグが関係あるのか、一か月以上前の画像なので、わからなくなってしまった。)
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これは武家が使った長持ち。確かにこれもカバンの一種。ただ、これを担いで歩く奴さんたち、大変だったろうと思う。
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明治以降のカバンの展示より、戦後の日本で、誰でも海外旅行に行けるようになったとき、JALとか、Air Franceとかのロゴが描かれた四角いショルダーバッグが流行ったこととか、高校生中学生に「Madison Square Garden」と書かれたバッグが爆発的に流行った展示が懐かしく、面白かった。
(もしかしたら、その戦後爆発的に流行したバッグの話は、カバンの博物館ではなく、下の画像の「新川柳作」さんの記念館の方だったかも)

先程も書いたように、ヨーロッパのメーカーのコレクションに負ける、「世界を股にかけるための旅行用のバッグ」より、このエースを作った創業者である新川柳作さんの話 の方が面白かった。

戦前、第二次世界大戦のちょっと前くらいに、田舎から出てきた新川さんが大阪のかばん製造と卸の会社に入って、戦争には徴兵されたものの、無事帰還して、その後、戦後の高成長の時代、破竹の勢いで会社を大きくしていく話が面白かった。(その時代、どの分野でも、立志伝中の人物っているのだ、という感じ)

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その他、ソファが置いてある休憩室に、昔の浅草の写真が飾ってあって、興味深かった。(こういう浅草の古い写真が飾ってあるのは、この駒形のエースの博物館だけかも)

しつこいけれど、ルイ・ヴィトンが3年くらい前に開いた展覧会に行ったことのない人には見る価値があると思うし、ルイ・ヴィトンを見たことある人でも、ある程度の年齢の人なら、戦後の日本人のカバンの流行なぞ、楽しい展示があるから、結構楽しめる。

by mw17mw | 2019-01-16 21:15 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(0)