天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

2018年 10月 31日 ( 1 )

ニャンコが、血液検査の結果、慢性腎炎とわかって、10日くらい経つ。

クリニックから帰って来た日の夕飯は、にゃんこがカリカリを驚くほど食べてびっくり。
その食欲も4,5日続き、こんなに食欲があるなら、大丈夫かな、薬もちゃんと飲んでいるし、と思ったのは、甘かった。

最初の内は結構食べていたのだけれど、でも、だんだん、カリカリを食べなくなってきて、カリカリの上に置いてあったり、混ぜたりするおやつ部分だけなめて終わりになることが増えた。
お医者さんに、「できれば、腎臓病用のカリカリ、だめなら、今までのカリカリ、どちらかを食べさせて」と言われていたけれど、その両方とも食べなくなってきたので、昨晩、ペットクリニックが閉まる前に、相談に行ったのだ。

あの、病院に連れて行った日の食欲を思い出し、食べ物でえり好みをして食べないのなら、食っちゃ寝の生活が良くないのかも、おもちゃのねずみらしきものが電気でカバーの下を走る、猫を動かすおもちゃを買ってきて、運動させたらどうか、相談しようと思って、お医者さんに行ったのだが、話はもっと深刻だった。

結局、人間でいえば、慢性腎炎の人は定期的に、体の血を全部抜いてきれいにして戻す人工透析をするわけで、猫も慢性腎炎の場合、それしか方法はないけれど、猫用慢性腎炎の透析の機械は殆どないとのこと。(急性の人工透析機は結構あるのだって)
その他、皮下注射もあるけれど、決定的に直すものではなく、余命を若干伸ばす効果しかないらしい。

うちのニャンコ、それでなくても、人間に触らせず、捕まえるのも大変だから、病院に通うのは無理。

うちのニャンコは、見かけに変わったところはなく、まだ痩せていないし、足もしっかり歩いているが、どうみても、カリカリを殆ど食べていないということは、そのうち、痩せたり、歩けなくなるのではと、心配で、相談に行ったのだ。

結局、今、うちのニャンコがカリカリを食べないのは、半分以上機能を失った腎臓で、体中の毒を全てろ過できないので、その毒素が味覚にも回って、カリカリを美味しいと思えなくなっているからではということになった。

だから、お医者さんから「もう、栄養とか考えないで、猫が美味しいと思えるものをどんどん与えてストレスのない生活をさせてください。おやつでも、食べないよりは食べた方が良いから」とアドバイスを聞いたとき、が~ん、それは、「もうすぐ死ぬから」という引導を渡されたも同然に感じて、どうしてよいかわからなくなった。
発病が発覚して、たった10日で、そこまで行くか?(そうだ、猫の慢性腎炎について、発覚した時にはすでに遅いと書いてあった覚えがある)

ただ、まだ、その悲しさはもやっとしていて、はっきりせず、「しっかりしなくては」と思い、「誰かに私の悲しみをぶつけてはいけない」とも思い、私にできることは、彼女がゆったり楽しく暮らせるような環境、痛さや不愉快さを取り除いてあげる環境を整えてあげることだけかも知れない、それができるのかも自信はないけれど。
寝付いたり、歩けなくなったら、お医者さんと相談しながら、看取ってあげるしかないのかな。
(帰りに看護婦さんが悲しい顔をしていたけれど、ペットクリニックの先生や看護婦さんって、ペットが好きな人がなる職業と言うイメージしかなかったが、そういう悲しみの犬猫やその飼い主に沢山向き合わなくてはいけない職業だなと初めて気づいた。そうだ、私の前の患者さんは、どうも飼い犬が急に容態が悪くなって亡くなったばかりみたいで、そのお礼と精算に来ていたっけ)

自分の愛している、大切なものを失いつつある方向性は受け止めたが、それがどういうことか、まだ実感として沸いていない、というか、わかりたくなくて、身体と頭が受け入れを拒否している。

今は、まだ、先のことは良くわからない。
今朝も、にゃんこは、ほんのちょっとのえさを美味しそうに食べていたし、歩いていたし、突然部屋に入って行った私に気づき、大きな目を見開いて元気そうな表情で私を見ていた、まだ、元気、それだけが救い。こういう日が長く続きますように。

普通に餌を欲しがって、食べて寝て、おしっこに納戸に歩いて行き、たまにお気に入りの寝床を変えたりするだけでいいのに、それがもうすぐできなくなってしまうみたい。

なんて、誰かに知って欲しくて、ちょっと重めのことを書かせていただきました。

多分、にゃんは、当分、元気に暮らすと思います。(どうか、うちのニャンを好きな方は、心の中で応援してあげてください)

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by mw17mw | 2018-10-31 11:23 | | Comments(6)