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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

2018年 09月 29日 ( 1 )

私が若い頃、目黒の伯母の家に遊びに行って、遅くなってしまうと、伯母が、「今日は泊まっていきなさい、明日の朝、会社に間に合うように起こしてあげるから」と言うので、こちらも遅くなると家に戻るのが面倒になってしまうことがあり、2,3回なのか、数度なのか、忘れてしまったが、伯母の言葉に甘え、朝、目黒から会社に直行したことがあった。(会社は制服が置いてあったので、同じ洋服で通ってもそんなに目立たない)

その東京駅への行き方は、JRではなく、東京駅行きのバスで行くという方法。
伯母の家は、「目黒消防署前」という停留所から近いところであったが、そのバスに乗れば、東京駅まで行けるので、伯父もいつからかは不明だが、このバスで丸の内の事務所に通っていた。
しかし、その頃、東京の地理に無知ではあったし、朝眠たいのと慣れないバスに乗っていたせいか、周囲の景色を楽しむ余裕もなく、どこをどう通って、東京駅にたどり着いたのか、全くわかっていなかった。(目黒駅を通ることは覚えていたが)
ただ、みんくるという都営バスの路線図を見て、たまにまだ運行されていると思うことはあり、一度、ちゃんとどこを通るか意識して乗りたいと思っていた。

で、半年くらい前だったか、私は都営バスと信じ込んでいたこのバスの路線が、みんくる路線図から消えていることに気づいて、「あら、なくなってしまった」と落胆していたのだが、目黒の従姉に聞くと、「都営ではなく、東急バスになって、まだ、存続している」とのこと。
へ~、面白い、東京駅周辺って、全て都営バスであるようなイメージだったが、東急バスが乗り込んでいるのだ。
でも、これは、私の大きな勘違いで、色々調べると、以前は、都営バスと東急バスの共同運航だったところを、都営バスがやめてしまい、東急バスが残ったとのこと。

とにかく、昔、私はどのルートで目黒から東京駅まで行っていたのか、知りたくなったのだ。
(私の予想では、目黒駅あたりで、五反田駅の方に向かい、バスは小高い坂の上の高野山東京別院なぞがある馬の背の道を走って、道なりに低地に下りるコースではと思っていたのだが、全く外れていた。←自分の予想を地図でたどるとあり得ない!)

で、そのバスは、東98という番号の路線で、予め、東急バスの時刻表で、東京駅の停留所の場所と時刻表を探しておいたので、広島Iさんと別れてから、そちらに向かった。(何故、その日かというと、中々、東京駅の方に行くことがないから、東京駅に近いところにいる時に、ついでに行きたかったのだ。)

停留所は、丸の内南口で、丸ビルの道路を挟んだ向かい側、また、下の画像を見るとわかるが、その停留所から、Kitteのビルが見える、停留所の番号は3番。

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このバスは、東京駅丸の内南口を出て、東京国際フォーラム、馬場先門から、日比谷公園の横を通って、西新橋・虎ノ門・愛宕山の方を通って、芝公園の西側東京タワーの足元を南下し、赤羽橋から、桜田通りに入り、慶応義塾大学の東門、正門を通った後、魚籃坂を目指す。
そののち、白金高輪駅のところで、目黒通りに入り(目黒通りは清正公交差点から始まるらしい)、八芳園や東大医科学研究所付属病院の正門の前を通り、プラチナ通りを右に見た後、国立科学博物館付属自然教育園や都立庭園美術館の圧倒的な平らに広がる緑を見た後、直に目黒駅に到着。
ここまでで、東京駅から魚籃坂までで20分、目黒駅までが40分、その後、都立大駅までが1時間、終点等々力操車所まで1時間15分という感じ。

東京駅から目黒駅まで、圧倒的に美しい観光コースであった。
東京の盛り場と言われるところ一つにも接することなく、観光地も東京タワーだけなのだけれど、次から次に有名な建物や公園が見えていて、退屈しないコースであった。

勿論私が日々中々行けない場所を通るからかも知れないが、どこも垢抜けた美しさでびっくり。
特に、芝公園の西側、東京タワーの近くの公園が跳びぬけて垢抜けて、京都の緑のような美しさであった。
特に、東京タワー側ではなく、多分、増上寺の裏手になるのだろうか、その敷地はとてもきれいで、今度、ゆっくり歩いてみたいと思ったほど。

下の画像は、多分、西新橋を通り過ぎたころ、前方遠くに東京タワーが見えてきたので、写したもの。

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下の画像は、NHK放送博物館と愛宕山トンネルが見える、トンネル左横の銅ぶき屋根のお寺は良くわからない。
(この前に、愛宕神社の出世の石段が見えて、「わ、登りたくない!」と思ってしまう。確か、エレベータだかエスカレータがあるはず)

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そのうち、バスの中から、今度は、巨大な東京タワーが見えた。
こうやって見ると、やはり、東京タワーに取り付けられた色々な部品のデザインが昭和の匂いのするものなのだとわかる。
昔、良くこんな高いものを建てたなと感心。
ネオンつけている時は、美しいが、昼間は、決して美しくないわけではないが、昭和のテイストなのだと実感。

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東京タワーに小学校6年生の時に初めて上った後、もう一回くらいは行ったかも知れないけれど、景色以外良く覚えていない。
でも、実は、東京タワーって、そのものより、建っている場所が良くて、その周囲が素敵なのだと今回実感。
そのことに今まで気づかなかったなんて、勿体なかった。

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芝公園の素晴らしい緑と別れて、桜田通りに入ると、慶応義塾東門という停留所に着いた。
どれが門?この建物が門なのかと疑問に思った、今度、慶応出身者に聞いてみよう。

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その先を曲がると、正門に着くのだが、この曲がり角のところも、崖になっているし、この先、崖をコンクリで覆っている。
すなわち、慶應義塾大学のあるところって、山を相当削って道を通したのだと思うが、それは江戸時代なのか、明治に入ってからなのか、良くわからない。
ただ、我が家の方だと、春日通りの湯島天神のところの坂が「切り通し坂」という名前だし、江戸や明治時代、東京中の丘や山が削られて、便利な道路が整備されていったのだなと実感。

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他、まだまだ、見どころがあったのだが、バスの中からの写真なので、ここというところでバスが動き出したり、反対側に座っていたりで、撮れない場所が多かった。

しかし、結論から言うと、東京駅から目黒駅までは、圧倒的に色々なもの、それは自然だったり公園だったり、歴史的建造物、寺社仏閣、新しい高層ビルが沢山ある地域で、バスの窓から眺めていて、とても楽しく美しいコース。
家に帰って調べたら、東急バスにも、一日乗車券があるみたいなので、紅葉の季節になったら、再度、芝公園を中心にこの路線を散策してみたい。

目黒駅から先は、有名なものはないけれど、穏やかで、新しい建物と古い建物が共存していた、目黒消防署までは懐かしく、その後は、殆ど新しい風景で楽しめた。
帰りは、もしかしてと思い、Ipadを出し、Wi-fiモードにしておいたら、勿論、Wi-fiの電波は拾ってくれないのだけれど、位置情報だけは拾ってくれるみたいで、バスが動くたびに、私のいる場所も地図の中を移動してくれて、今、周囲にどんなものがある場所にいるのかわかって楽しかった。(もちろん、地図はあまり細かい表示までは要求できないのだけれど)

下は、等々力操車所。

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他、等々力までは、この東京駅・目黒駅・都立大学を通る東98の他、渋谷駅発のバスもあるみたいで、今度行くときは、渋谷発のバスで行きたいと思った。

時間がないとできないが、東急バスの一日乗車券を購入して、この東98沿線を途中下車の旅すると、美しいし、興味深いものが多いと思う、きれいなのは、特に紅葉の時かな。(私は実行すると思う)

by mw17mw | 2018-09-29 14:42 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(0)