天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の日記です。ご自分のブログやHPの宣伝はコメントではなくTBでお願いします。 by真凛馬


by mw17mw

2018年 06月 22日 ( 1 )

上野の山の中で美味しいお店というと韻松亭が浮かぶけれど、ここなんか、ずっと以前から予約しないと入れないので、行かなくなってしまった。
他には、思いつかないので、以前から興味のあった「菜の花」に行くことを考えた。(そうだ、その隣のペペルモコも入ったことがなかった、ここも行ってみたい)

芸大から谷中霊園に抜ける道沿いにある「菜の花」さんは上野公園の施設を利用するときのランチに向いている立地ながら、最寄りの駅は千代田線根津駅。
その建物は、以前、何という名前か忘れてしまったが、鎌倉で人気のあった和食の店のご夫婦が引っ越されてきて、老後のんびり小さな和食のお店をしながら暮らそうと思って建てたような自宅兼店舗だったのだ。
私はそのお店に一度しか行けなかったけれど、美味しくて良いお店だった記憶がある。
が、その後、人気が出て、予約を取らないと入れないお店になってしまい、行けなかった。

それが、5年前、突然、お店の名前が変わってしまい、違う人がお店をやりだしたことは知っていたが、こんな観光地の真ん中にあるお店、混んでいるに違いないし、私が上野の山に行くとき、大抵一人だから、入る気がしなかったのだ。
このお店が気になったのは、品川Iさんが上野に行ったら、行きたいお店として名前を挙げたこと。
お、品川Iさんがいらしたいというのなら、良いお店かもと思って、調べたら、何でも、ビブグルマンに4年間選ばれ続けているお店とわかって、びっくり。
それなら、当然、要予約だわと思っていた。

このお店は、佐渡から移転してきた和食屋さんで、佐渡の食材を使った料理を出すということ。
一緒した友達とずっと、「何がしたくて東京に来たのだろう?やはり、東京のような競争の激しいところでこそ、認められたいとか、佐渡の食材の価値を知らしめたかった?」というような話をしていた。

で、一週間前に予約しておいた方が良いだろうと、お店に電話したら、「お昼の予約は3800円のコースの方のみ受け付けます。そうでない方は並んでください。雨が降ったら、お店は空いていますよ」と言われたのだ。
で、そうしようと思ったが、その日雨が降って、ラッキー!と思ったのだ。
上野動物園を出て芸大の前を通って、10分弱くらいかな?
着いたのが11時26分、食べログに開店は11時と書いてあったのに、お店の中に人がいるのが見えるのだが、「CLOSED」の札がかかったままだったので、お店の外に立っていたら、中から人が出てきて、札をひっくり返すのを忘れていたとのこと。(笑)

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で、中に入ったら、1/3くらい席が埋まっている感じであった。
店の奥が厨房で、その前にカウンターがある他、テーブル席が数個ある感じ。
どうも、1550円の海鮮茶漬けの人はカウンターへ、コース料理予約の人たちはテーブルにという感じ。

下の画像が、1550円の海鮮茶漬けの説明。
何でも、ご店主のお母さんが佐渡で野菜を作っては送ってくれるらしい。
それらを使った前菜と、お味噌汁、お刺身とごはん。(お刺身とごはんは一膳目はそのまま、二膳目は好みにもよるが、基本的には、海鮮茶漬けにして食べることになるらしい)


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とても丁寧に説明してくれるお店で、下のような絵を見せながら、その日の食材が何かを説明してくれる。
ちまちまとした前菜は、「レタスのお浸し」「ズッキーニの利休煮」「佐渡の小木豆腐 塩で」「葉ネギの辛子酢味噌和え」「前盛 だし巻き卵 ソラマメ」

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の他、ご飯も味噌汁も香の物もすべて材料は自家栽培と書いてあった。
これが、実際に出た前菜。
お腹が空いていたからか、パクパク食べてしまった。
皆、野菜が新鮮でおいしかった。
自家栽培の有機野菜で、一つ一つ調理したお料理は確かに素敵。
こういう料理を出すお店も減っている。

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食べているうちに、お刺身とお味噌汁、ごはん、香の物が運ばれてきて、一膳目はこのまま食べてね、二膳目のお代わりは自由なので、二膳目も食べようと思ったら、半分くらい、お刺身を残して、だしが出てくるので、良かったら、お茶漬けにして食べてくださいとのこと。

お刺身は、まぐろとわらさと鯛だったと思う。
お味噌汁は、本当にお味噌がちょっとしか入っていなくてお吸い物風だったが、ちゃんと美味しかった。
ご飯は、新潟のコシヒカリと言っていたと思うのだが、何ていうのかな~、ふくよかだったりみずみずしかったりみたいな美味しさは感じなかったのだが、小粒で、さりげなく地味に美味しいご飯であった。
お刺身は新鮮は新鮮だけれど、特にすごくおいしいということもなかったが、生臭さは当然全然なく、良いと思った。

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二膳目を頼むとき、ごはんは半分でと頼んだ。
そのご飯の他、佐渡の番茶に昆布粉を入れた熱い出汁が出てくるので、ご飯の上にゴマダレに絡めたお刺身を並べ、暑い出汁をかけて食べてみた。


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(今、カメラが安物のAndroidスマホのものしかなく、このカメラが、部屋の中で使うと赤が強くなってしまうので、ごめんなさい)

以前、湯島にあった「くろぎ」で食べた鯛茶漬けは、昆布で取った出汁をかけると、鯛の味が薄まってしまい、お茶漬けにしない方が美味しいと思ったけれど、ここのは、出汁が濃いせいか、出汁をかけても、お刺身の味が薄くならない感じ?


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食べ終わって、本当にお腹が一杯になった。
ただ、これで食事が終わりで、デザートがないので、何ていうのかな、友達と二人で入っても、ささっと出てくる前菜つまんで、ご飯を二膳、それも一膳はお茶漬けとなると、30分から40分で食べ終わってしまう、その速さがちょっと悲しいというか、1550円なのだな~と思った。
というか、1550円という値段の料理のからくりというか、回転が良いから可能なのだと思った。

味は、素材のおいしさは感じるものの、味は、高級な和食のお店と普通のお店の間くらいの美味しさかな?

でも、ここまで、素材にこだわって、手作りにこだわるお店は少なく(特に上野の山とか上野界隈にはめったにないのではと思う、全部回ったわけではないけれど)、安いし、混んでいなければ、今後も利用したいと思うし、ゆっくり時間的に余裕があったら、3800円のコースも食べてみたい。

そうそう、夜の混み具合を聞いたら、やはり、予約した方が良いそうなのだ。
何でも、予約客がお店を出るのは同じような時間で、その入れ替え時に席が空いていたら、入れるとのこと。
夜はコースのほかに、単品料理もあるとのこと。

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by mw17mw | 2018-06-22 22:21 | 飲食店・菓子店 | Comments(2)