天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

2018年 06月 16日 ( 1 )

モンペリエに行った時の話の続きをば。

荒山シェフのお話によると、アピシウスの前身は銀座のレンガ屋というお店だったそう。

そのレンガ屋についての情報は、今、検索しても、食べログのモンペリエに関するガレットブルトンヌさんのコメントしかないようで、どんなお店でどんなに人気があったか、今となってはよくわからないのだ。

でも、その話で、私がそのレンガ屋に行ったことがあることがはっきりした、奇跡的。

どんなお店だったかというと、明るくて高級そうなお店だったくらいの記憶はあるのだが、何を食べたかは全て忘れている。

それは40年以上前の話で、銀行に入った二十代の頃だと思うのだが、誰が幹事をしたのだろうか、歓送迎会か何かで、銀座のレンガという名前の付いたレストランに行った記憶があるのだ。

その時、歓送迎会が終わってホールに皆がそろそろお店を出ようと、たむろしていた時だったか、お店の中央だと記憶しているが、上に通ずる階段があって、そこをすらっと背が高くて姿勢の良いきれいな男の人が降りてきたのが見えた。
それが、ちゃんと見ると、坂東玉三郎さんだったのでびっくり!
もちろん、だからと言って、話しかけたりしないし、知らん顔をしていたが、心の中では、「坂東玉三郎がご飯を食べに来るようなお店でご飯を食べてしまった~」とはしゃいでいた。(だから、未だに覚えている。)

ただ、その後、忙しかったこともあり、そのお店のことは、「レンガなんだら」という名前だったこと以外、良くわからなくなった。
銀座で、「レンガ」という名前が付くレストランは、他に、洋食の煉瓦亭があり、そちらはよくテレビに取り上げられていて、そのテレビを見ると、「あそこだったかな」と思うのだが、お店の真ん中に階段もないごく普通の洋食屋さんだったので、そこではなさそうだし、どこだったのだろうとずっと謎であった。
でも、荒山シェフの話では、レンガ屋は、アピシウスができる前に閉店してしまったとのこと、アピシウスは今年創業35年とのことだから、1983年以前にレンガ屋はなくなってしまったようだ。

私が銀座のレストランで坂東玉三郎さんを見た話をモンペリエの荒山シェフにしたら、坂東玉三郎さんはレンガ屋の常連で良く来ていたから、あなたが行ったそのレストランは、レンガ屋だったのだろうということになった。

ということで、ずっと謎だったことが、ようやく40年くらい経って解けた。

Kuramae-Aさんも詳しくて、「荒山さんは、ポール・ボキューズとお友達だったのですよね?」と聞いたら、「いや、向こうが師匠の関係」とのこと。
ガレットブルトンヌさんのコメントにも、レンガ屋では、ポール・ボキューズと提携していたと書いてあるから、ポール・ボキューズが教えに来ていたと思われる。

どちらにしろ、レンガ屋もすごいレストランだったし、モンペリエも、すごいビストロ。

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by mw17mw | 2018-06-16 22:19 | 飲食店・菓子店 | Comments(4)