天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

2018年 05月 20日 ( 1 )

昨晩、イギリスの次男の王子様の結婚式を見ていたら、先日、連れて行ってもらったロッシーニの「ラ・チェネレントラ」の話を思い出した。
ラ・チェネレントラも簡単にいうと、シンデレラ物語なのだが、「最後、王子様と結婚して、めでたし、めでたし」という話よりもうちょっと子どもたちに「生きるための教訓を教えよう」という昔話であったので、ご紹介。

まずは、お母さんの連れ子という設定のラ・チェネレントラは、娘二人を持つ義父とお母さんが再婚して、その家の子となったのだが、母が死んでしまう。
しかし、そうなっても、ラ・チェネレントラは、行くところがないので、義父の家の小間使いになって台所に置いてもらうという話の設定だった。
また、単純に貧しくて薄幸な少女が王子様に見初められるという内容に重きを置かれているのではなく、ラ・チェネレントラという貧しくて薄幸な少女は、姉たちと違ってきれいな心の持ち主でもあり、常日頃、通りすがりの物乞いのおじさんが「朝食を恵んでください」と家にやってくると、当然のごとく、朝食を出してあげるような優しい女性であることが描かれる。

そして、所謂シンデレラの、城での舞踏会の様子が描かれたのちに、王子様が舞踏会であった薄幸の少女をお妃にと探し回って巡り合うのだけれど、その時に、バックで、「貧しい人に朝食を恵んであげる女性だから、お妃に選ばれた」みたいな歌詞の歌が流れた。
そうして、王子様と結婚してお妃さまになるのだけれど、ラ・チェネレントラは歌う、「私はお妃になるのだから、もう一段お妃にふさわしい寛容な人間にならなくては、今まで私につらく当たった義父と血のつながっていない二人の姉たちを許してあげよう」と立派な王妃になるのだという自覚を歌うのだ。(でもね、そんな感激的な歌を歌いながら、最後、王子様と二人、追いかける義父や姉たちから隠れてしまうのは意味が良くわからないのだけれど。<許すことは許すけれど、今後は生活は別ね、という意味だろうか?>)

お妃に選ばれたメーガンさんの今までのドキュメンタリーを見ていたら、ラ・チェネレントラ版のシンデレラ・ストーリーを思い出された。

---本題です---

このにゃんこの画像、可愛い顔の画像が少ないにゃんことしては、構えない表情で生き生きしていて、可愛く撮れた方。
何故か、口の中が本物と違って黒く写っているので、顔の上の方だけ紹介。

この子、この画像よりもうちょっと憎たらしい目を吊り上げた表情で、本当に未だに私に「シャ~」とか、威嚇する。
例えば、納戸の中に猫小屋があるのだけれど、そこににゃんこがいる状態で、私が新しいおトイレを持って、取り換えのために何も言わずに、納戸に入ると、下の表情をもっときつくした表情で「シャ~」とか言うのだ。
「あんた、餌あげて、おトイレ換えてあげる私に、それはないでしょう」と言うけれど、通じない。
仕方ないから、最近は、納戸に入る時、明るく大きな声で、「にゃんにゃんサービスの者です、おトイレの交換に伺いました!失礼いたしま~す!」とお芝居しながら、声をかけて納戸に入ると、シャーと言わないことがわかった。
むっつり黙って、侵入すると、敵とみなすのかな?


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こちらは、私が寝そべっている近くに来て、にゃ~ごにゃ~ご、家具に顔をすりつけながら、彼女なりに寛いでいる様子、でも、目つきが悪い。(何か考えている表情にも見えるが、実は何も考えていない。)

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このにゃんこちゃん、私に慣れても、なつくことはないのだが、この4年の私との暮らしで、私のことは、また自分を捕まえようとするかも知れないと疑ってはいるものの、餌なぞに関しては、いなくては困る存在だし、自分の要望を極力聞いてくれる生き物だとはわかったみたい。
そのせいか、何でもかんでも30㎝とか1mくらい離れたところから「にゃんにゃん」と要求してくる。

「お腹が空いた、早くえさちょうだい」とか「お水がないよ」とか、えさを出しても鳴き止まないときは、「あんた、それじゃないの、私の食べたいものは、あれよ」と自分が食べたい餌が出てくるまで、にゃあにゃあしつこいこともわかった。

その他、餌もお水も出ているのに、にゃあにゃあ啼くことが続いて、その意味が段々分かってきた。
以前、ご紹介したように、うちのにゃんこは、私の古い羽毛布団のという特別ベッドで、他に誰もいない状態で眠るのが大好き。
それも、一人で、というか、私が起きていてはだめ、私が寝床に入っているか、部屋に不在でないと落ち着かないらしい。

最初、意味が分からないうちは無視していたけれど、今となっては、私が良い反応するせいか、意味が通じていることがわかっているらしく、ほぼ毎日朝夕に、私に命令をする。

まず、朝なのだけれど、私がお店に行く用意をしていると、それは様子でわかるのか、8時半頃、にゃんにゃん言って、「そろそろ、出て行ってね」と告げる。
最近、お店を開けなくなったので、8時半とか9時くらい、部屋でうだうだすることが多くなったのだが、そんなときは、その時間は静かにしているのだが、10時過ぎとか10時半くらいになると、「あんた、ま~だ、いるの?早くいい加減で出て行ってね」という態度で私ににゃんにゃん命令してくる。(でも、その時の目が真剣なのだ)

仕方がないと、部屋を出て、お店なり、図書館なり、買い物に行くわけだけれど、1,2時間して、静かに部屋を開けると、時々、にゃんこは余程寛いでいるのか、私に気づかずに特別ベッドに横たわり続けている時も多い。(敏感な時は、ドアのカギを開ける音で起きてしまうのだけれど)
しかし、一歩私が部屋に入るとその段階では私に気づいて、眼を開け、立ち上がって、一番奥の通常の猫小屋に行ってしまうわけだけれど、その途中、私の前で立ち止まり、人の目をしっかり見ながら「にゃんにゃんにゃん」と「何よ~、せっかく私が気持ち良くしているのに、何で、帰って来たの!早過ぎるわよ!」みたいな捨てセリフを吐いて、安全な場所に移るのだ。

夜は夜とて、お腹は空いていないはずの9時くらいから、「そろそろ、布団に寝そべって、足と手をしまってね」とばかり、「にゃんにゃん」真剣な眼差しで言ってくる。
同じ部屋に私がいても良いではないかと思うのだが、自分を追いかけまわせる足と何をしでかすかわからない腕が自由に動く私は怖いみたいなのだ。
自分の部屋で9時から布団に入るなんて、何もできないじゃないかと思いながら、テレビに良い番組があったりすると仕方がないと布団に入ってあげる。(時々、そのまま眠ってしまうが)
私が自分の布団に入ったと安心すると、にゃんこは、猫小屋とか安全地帯から出て来て、羽毛布団の上に行き、やおら毛づくろいなぞを始めてリラックスモード。
でも、目は私から離さないで、常に、同じ部屋のおばさんが起き上がらないか監視している。(羽毛布団の上には、屋根とかついていないから、敵を防げなくて怖いのかな?)

真冬は寒いからか、全く、羽毛布団に近づかなかったが、季節が良くなったら、羽毛布団がベストのよう。

夜中、一度目が覚めた時、ゆっくり体を上げて、羽毛布団の上で寝ているにゃんこを見たら、4本の足を伸ばして、もうちょっとでお腹まで出す寸前の姿勢、顔はまるでよだれを垂らしてもおかしくないみたいな弛緩した表情で、ぐっすり眠っていた。
その弛緩した表情を見ると、このにゃんこにとって、何も気にしないでぐーたらに眠れることが一番の幸せかもと思った。
野良の時代、布団なぞというものを見たこともその上で眠ったこともないだろうし、他の猫とか犬とか敵を気にしないで眠ることはなかったのかも知れない。
こんなに気持ちの良い寝床が世の中にあるとは思わなかったし、敵を気にしないで眠るって何て素敵なのかと感じているのかな?(私のいない間に、私のエアウィーブとか、毛布とか全部試した上で、古い羽毛布団が一番気に入ったのだと思う)

きっと、にゃんこは、「おばさん、私に餌を出すとき以外、部屋にいないで、だって、ここは私の部屋だから」と思っているのかもしれない。(笑)

おばさんとしては、この事態をどうにか改善いたしたい、特に夜。(涙)

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by mw17mw | 2018-05-20 18:28 | | Comments(0)