天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の日記です。ご自分のブログやHPの宣伝はコメントではなくTBでお願いします。 by真凛馬


by mw17mw

2018年 05月 07日 ( 1 )

西参道という道を進み、「代々木地域安全センター前」という信号のところに、「たかの友梨レインボービル」があるので、そこを、左に曲がって、少し行くと、「レストランキノシタ」がある。(一番近い駅は、小田急線の参宮橋)
食べログ情報は、こちら

下の画像は、Googleが二つの画像を勝手に並べるので、私の意図通りには並ばないのが残念。
上の方の画像は、レストランキノシタの向かい側の風景。
2年前もあったお米屋さんやお蕎麦屋さんが健在だったのが嬉しい。
こういう昔からの商店が残っていること自体、本当にこの地域が古くからの住宅地域で、まだ、昔からの人がそこそこ残っている証拠だと思う、わたし的には評価が高い風景。

下の方の画像は、レストランキノシタから進行方向を見ると、新宿御苑の方にあるドコモタワーと呼ばれるビルが見えて、素敵。
(どうも、キノシタさんの前をまっすぐ歩いて行くと、代々木駅にぶつかった後、新宿御苑に出る道のよう)


d0063149_12382424.jpg

レストランキノシタさんは、お店の外装も、昔、ゆとりのあった時代に作られた感じのものだったし(調べたら、1996年に開店ということは、既に22年のレストランなのだ)、内装とも本当に素敵。
南東に向いた間口が広くて、そちらのガラスから、とても優しい光が入って、お店全体が気持ち良い。
また、多分、シェフさんの趣味だと思うが、お店のドアにも内部にも、素敵なオシャレな花が飾られていたし、各テーブルには素敵な布のテーブルクロスが敷いてあった、ここらへんの美意識が良いな~、さすが、渋谷区のフレンチを食べに来たという感じがした。

大きな横に広いカウンターの向こうに、キノシタさんらしきシェフと、男性の助手二人がテキパキ作業するのが見える。
その他、サービスの女性が一人。

d0063149_12382857.jpg

メニューはこちら。お昼のコースは、基本前菜とメインだけで2千円。
それにデザートと食後の飲み物をつけると、2500円、当然、デザート付きをチョイス。

オードブルの中で、「タスマニアサーモンのスモークとじゃがいものクレープ」がこのお店のスペシャリテなのだそうで、品川Iさんがチョイス、私は、「じゃがいもは糖質制限の敵」とのことで、大人しく魚介の温かいスープを選んだ。

メインは、前菜が魚のスープだったので、「豚肩ロースのコンフィと野菜の煮込み」にしてみた。


d0063149_12383200.jpg
それに加えて、前菜では、+600円と+1000円、主菜は、+800円と+1000円の料理が用意されていた。
私は前菜の和牛の数種類のモツのラザニヤが美味しそうと思ったけれど、ラザニヤって、糖質だからと諦めた。(涙)
品川Iさんは、長年、調理法を研究しているメインの鴨のもも肉のコンフィをチョイス。


d0063149_12383671.jpg
注文が終わると、2種類のパンが出てきた、一つは中にチーズが入っている小さな丸いパン、おなかの虫ふさぎにちょうど良かった。
(勿論バゲットも美味しかった。)


d0063149_19122336.jpg

下の画像が、品川Iさんチョイスの3皿。
デザートは、「紅あずまのクレームキャラメル バニラのアイスクリーム」だったかな?
スペシャリテのサーモンのじゃがいものクレープをちょっといただいたが、クレープという薄さではなく、もっと厚さのあるじゃがいもの生地であったが、そんなにじゃがいもの味がしなかったかな?美味しい。
多分、殆どの食器がロイヤルコペンハーゲンで、素敵。


d0063149_12383885.jpg

こちらが私が頼んだ3皿。
右下がオードブルの魚介の温かいスープ、薄く切ったパンにチーズを乗せたものを浮かせるように言われた。
普通に美味しい。(品川Iさんと話したのだが、こういう魚介のスープ、家で作ろうと思ったら、本当に手間暇かかって、できないくらい大変。だから、レストランで飲むわけだけれど、特別美味しいというほどではない仕上がりの場合が多い)

で、メインは、上の大きな写真。
これが、味は良かったし、自分で作る場合のヒントが感じられる料理だったし、お肉のコンフィも柔らかくて気に入ったのだが、全体の構成が、目玉焼きが上に乗り、下のスープ仕立ての煮汁は美味しいのだけれど、具が人参と大根と、キャベツの芯に近いところの小さな葉っぱばかりで、どちらかというと、客に出す料理というより、賄いから客料理に昇格された料理という感じがしたのが残念。
何故かというと、私がわざわざ台東区から、渋谷区代々木のレストランに食べに来ているから、上野・浅草のフレンチより、一歩オシャレなものを自然と期待していたのかも知れない。

そうして、デザートは、「グレープフルーツのカンパリゼリー寄せ パイナップルソルベ」
この日、テーブルクロスが下の画像にチラっと写り込んでいる赤とピンクの光沢のある布で、そこに運ばれて来たこのデザートは、白い線が入った透明なガラスのお皿に載っていたのだが、そのピンクのテーブルクロスと、色的にベストマッチ、余りにきれいなのでびっくり。
また、美味しかった。

d0063149_12384296.jpg
と、私のメインが賄い風の野菜だったところを除いて、満足であった。

それにしても、最近のフレンチのランチコースは、高くすると、お客が減るから、以前と変わらず、3皿で2千円とか2500円くらいのコースを提示しているが、実は、色々なものの値上がりが激しくて、実質、この値段では、以前より質を落としたものを出すしかできないのかも知れないと思った。(このお店に限らず)

やはり、本格的な料理や珍しい材料の料理を食べたかったら、いくらかプラスオンしないと、味わえない時代になってしまったのかもしれない。
どうしても、人を呼び寄せるために、お店側は、2千円とか2500円のランチを出しているのだが、もし、本格的なものを食べたいのなら、今の時代、3千円、4千円でないと無理かも知れないと思った。

そこのところだけ踏まえれば、ちょっと商業地域やオフィス街から離れた、住宅街にある、ゆったりとした雰囲気が流れるレストランで、
しかも、とてもおしゃれで美味しいお店だから、推薦できると思う。

[PR]
by mw17mw | 2018-05-07 16:15 | 飲食店・菓子店 | Comments(2)