天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の日記です。ご自分のブログやHPの宣伝はコメントではなくTBでお願いします。 by真凛馬


by mw17mw

2018年 02月 26日 ( 1 )

<若い人との世代差>
昨年、街歩きをしたときに、下の看板を見た若い人たちが、閉店してしまった本屋さんのことを、「ここって、普通の本屋さんでしたか?変なエロ本の本屋さんではなかったですか?」とガイドの人に確認している声が聞こえて、びっくり。

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改めて、この看板を見ると、「女のよろこび、妻のしあわせ」とか、「婦人倶楽部」という言葉が書いてあって、それが嫌らしく響いたのか。

私のような古い世代では、子どもの頃、世の中は、性のことを表立って話すことはあるまじきこととされていたし、「女の人は、生活力のある男性を見つけて結婚して家庭を築くことが一番の幸せ」と言う風潮だったことを知っているし、婦人倶楽部という母が読む雑誌を実際に見たり読んだりした経験のある人にとっては、この雑誌が普通の主婦の家庭の知恵が詰まった雑誌であることを知っているので、この看板に、一切のいやらしさや性的なものは感じないのだ。
でも、昭和の終わりか平成の初めころに生まれた人たちにとっては、「女のしあわせは結婚・家庭の中にある」という風潮も実際の家庭の専業主婦向けの月刊誌も見たことがないし、性に関する表現が表に出て来て当然な時代に育ったからか、「女のよろこび、妻のしあわせ」という言葉を聞くと、性的なことを意味するのではと想像してしまうみたいだと気づいた。
婦人倶楽部も、女性が性を売る倶楽部の名前だったり、雑誌の名前だったりと思えたのかな?

何だか、その時は、その会話に口を出さずに、聞いていたが、本当に若い人たちと世代差を感じた。
ま、こんなのは軽い世代差。

<年長者との気配りの世代差>

あ、そういえば、世代差を感じたもう一つの経験を。
先日、イタリアンの店員14名くらいのお店を、お店の人がパンフレットに「ランチは、8人以上で貸し切り可」と書いてあったから、参加予定人数が9名だったので、突然一人都合悪くなっても8人以上の規定をこなせると思って、個室を頼む感覚で、貸切にしてもらったのだが、実際の会が始まる前、全員揃った時に、私たちが占領したテーブル以外に、カウンターの4席が空いているのを見た、年上の参加者二人が、お店の人に、お店の前に出した「貸し切り」の札を外させて、このお店で食べたいと思うお客さんが入ってきたら、どうか、お店に入れてくださいと仕切り出したので、びっくり!
何でも、幹事の私が貸し切りを頼んだことは、「人様のご商売を邪魔をする行為」と捉えて、人間として、商売人として、あるまじき行為と思ったみたい。

私としたら、このお店は小さなお店で、個室があるわけでもなく、サービス人員は1人だけだから、団体客の他、ランチ客を何人かに入れて、忙しく両方に中途半端になりながらサービスするより、落ち着いて、団体客に専念したいのかなと思ったのだ。(それに、一人当たりの金額も、団体パーティ客と通常のランチ客では、全然違うし、無理して、ランチ客まで入れて、天手古舞になるのも嫌なのではと想像できた)

だから、お店側としては、私が貸し切りをお願いしてから、お店のHPにその日のランチは貸し切りになることをずっと告知していたし、私が幹事として貸し切りを頼んだことに何の問題も感じていなかったのだが、そこまで、参加者一人ひとりに細かい説明はしていなかった。

でも、いざ会食が始まる前となると、私とは世代も暮らし方も、価値観も、最近のお店との交渉や幹事経験の量も違うその方たちは、私がお店に頼んだ貸し切り状態で会食をすることに、「私はそんな非常識なことができる人間ではないわ」と許せなくなってしまったのかも知れない。

パンフに「貸し切り可」と書いてあったことをその人たちに事前に伝えたと思うが、忘れていたというか、そう書いてあったとしても、それをお店の遠慮と捉え、最大限にお店の人に利益が入ることを考慮することが、(お客になる)商売人として、大人としての常識であり、自分たちもそういう思いやりや常識のある人間たちだとお店の人に思ってもらいたい、私がお店に対する配慮もなく貸し切りを頼んだままでは自分たちが常識のない人間のグループの一員と思われているように感じて、落ち着かなかったのかも知れない。(百歩譲れば、そういう考え方をする人間がいることも、台東区では考えうるとは思う。)

(あ、そうそう、それと、お店のパーティメニューは若い人対象のものだろうからと、高齢者が多い会向けに脂っこいものを少な目にとか、量より質でとか、相談に行ったのも、「お店に余分な負担をかけた」って、怒っていたみたい、信じられないけれど。)

まさか、まさか、そんなことにこだわりを示すなんて、想像もしなかった。
お店がそれでよいというから、皆で和やかに気楽に他の人に気を遣わないで楽しめることを第一に考え、「貸し切り」を頼んだけれど、それを気に入らない人も世の中にはいるのだ。

私が幹事として色々決めたことは、非常識ではないし、ごく当たり前のことと思う。
また、私が決めたこと、お店との交渉が気に入らなかったお二人も、お店の利益を思いやる想像力があるからこその行動ではあるのだ、ただね~、こうなると、同じ日本人というより、世代が違うだけで、お互い外国人みたいで、どちらも正しいけれど、相容れないのねと思う。

ま~ね、そういうことが起きてしまったら、それは仕方がないし、私が理詰めで弁解したら、食事がまずくなるし、大したことではないと言えば大したことではないので、その人たちがお店の人に貸し切りの札を外させる過程を黙ってみていて、その後何事もなかったように会を始めたが、何ていうか、私なぞ、独身だから味わうこともなかったが、確かに嫁姑問題って、大変だろうと頭の中で実感した。
問題ないと思っていても、何がどこから降って来るかわからないもの(笑)

常識とか経験とか、生きる心構えって、本当に世代によって違うのね~。
世の中のお嫁さんもお姑さんも互いに思いやりと想像力を駆使しながら頑張ってください。(笑)
私は、相当親しい人は別だが、余りに世代が違う人たちとの宴会の幹事は、もうしないというか、自分にその能力と想像力がないことを実感した。(笑)

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by mw17mw | 2018-02-26 16:54 | 日常生活 | Comments(6)