天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の日記です。ご自分のブログやHPの宣伝はコメントではなくTBでお願いします。 by真凛馬


by mw17mw

2018年 01月 21日 ( 1 )

久しぶりに粉からし

昨日は、色々な方の情報を基に、清澄白河界隈を自転車で探検していた。
それはとても面白く、近々まとめるのだが、探検の話に出てくる予定のおでんの種屋さんで、この2,3年探し求めていた「チヨダのからし」の小袋を手に入れたので、探検とは関係ないその話を先に。

そのチヨダのからし、実は私は使ったことがないし、味わったこともないのだ。(粉からしは使っていたが、我が家は自分のお店で売っているS&Bの黄色い缶を使っていたと思う。)
でも、お友達の浅草橋の夜更けの人々のお母さんも、おでんの種は末広町の構(かまえ)で買っていたとのことで、あのお店の閉店したことを嘆き合っていた時、夜更けのお母さんが、「あそこで売っていたチヨダのからしがもう手に入らなくなってしまった」と嘆いていたのだ。
夜更けのお母さんのおでんには、チヨダのからしでないと、合わないのだって。
構さんでも、「このからしを売っているところは、うち以外ないわよ」と以前から言われていたとかで、夜更けのおかあさんもその後探したけれど、全然見つからなかったらしい。

え~、そんなことないでしょう?と、わざわざではないけれど、色々なところに買い物に行くついでに、探してみたけれど、本当に全くない。
ま~ね、今や、チューブの和からしだの、洋からしが主流になってしまったから、粉のからしをお水とかぬるま湯を入れて溶いで使う家庭は激減したか、滅亡してしまったのだと思う。
ま、浅草のタジマヤで探したら、業務用の400gはあったのだけれど、それじゃ~、使い切れないものね。

で、今般、Kuramae-Aさんから、清澄白河に、美好というおでんの種屋さんがあると教えていただき、そのホームページを見たら、チヨダのおでんの味付けという商品を扱っていることがわかった。
それを扱っているのなら、当然、チヨダのからしも扱っているのではと思い、さつま揚げを買いがてら、行ってみたのだ。

そうしたら、お店の奥の事務机の上に、チヨダの洋からしの空き箱が鉛筆立てとして使われていたのだ。
で、聞いてみたら、「はい、ありますよ」とのこと、あった~。(でも、余り売れないらしく、賞味期限が今度の3月のものだったけれど、こういうものは賞味期限関係ないから)
洋からしだったけれど、20gの袋が1つ85円なのだって、で、私とお母さんの分を2つ買ってきた。


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で、週末は、夜更けのお母さんに会えないので、渡すのは月曜日以降になるのだが、それが本当にお母さんの欲しいものとは限らないのだ。
というのは、チヨダのからしには、洋からしと和からしがあって、おかあさんがどちらを使っていたかは聞いていなかったのだ。(でもね、違ったとしても、チヨダの粉がらしというだけで価値があると思う)
その清澄白河のおでん屋さんは、洋からしを使っているようだし、チヨダのHPの中の「からしのある風景」東銀座の「おでん 田中」というところに、このお店も洋からしを使っていると書いてあるので、洋からしで良い可能性もあるが、実際に渡してみないとわからないのだ。(同じページの丸健水産という赤羽のおでん屋さんも洋からしのようだし)

今日は、根岸のタジマヤに仕入れに行ったので、からしを探してみたら、この20g入りの洋からしのカレンダー式というのだろうか、10袋が、画用紙に少しずつずらされながら貼り付けられて、欲しい人はベリっと商品をはがすタイプのものがあった。(これでも20g×10袋で合計200gだから、個人が買うのは無理かな?)

ま、これが本当に夜更けのお母さんが探しているものかどうかは、置いておいて、<使用法>にぬるま湯でクリーム状になるまで良く練ってと書いてあるのに、冷水で練ってしまった。ま、いいか。その後、おちょこ状の容器をひっくり返して5分置いた後、使ってみた。


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使ったのは、おでん風の煮物、焼き鳥、それとお腹が空いてつい帰りに買ってしまったベローチェのハムサンド、何だか、美味しいの~。
全部美味しかったが、やはり、一番ピタッとあったのはハムサンド、パンをめくって、からしを塗って食べたら、いつもの数倍美味しかった。
あ~、こういうサンドイッチって、誰でも食べられるように、マスタードとかからしとか入れていないのね。
粉の洋からしを加えると、昔の大人の味のサンドイッチになるみたい。

ほんの少し、食品に乗せて口に入れると、わ、このからしのピリっとくる風味は、昔懐かしい、私この美味しさ知っている~と感激。
そうだ、昔は、こういうからしでおでんやシュウマイを食べていたのだ、からしってこういうピリっとするものだったと思い出した。
今や、ピリっとはしないチューブのからしになってしまい、大して辛くないものね~。
(千代田の洋からしは、原材料が「からし、着色料(ウコン)ビタミンC」なのに対して、今持っているS&Bの和風練りからしの原材料を見たら、「からし、でんぷん、コーン油、食塩、デキストリン、ソルビット、酸味料、香辛料抽出物、酸化防止剤(ビタミンC)、増粘剤(キタサンタン))と余計なものがいっぱい入っていた。

先程のチヨダの「からしのある風景」の中の赤羽の丸健水産さんの話の中に、「「からし」の評判も高く、「からしがうまいと良く言われるよ。よくあるチューブからしと違ってガツンとくる辛味が良いんだよ」とマスター。」とあり、私も頷く、からしはガツンと鼻が痛くなるようなのが良いよね。

また、同じチヨダの「からしのある風景」の中の大阪の551の蓬莱のところにも、「本社の近くに幼稚園があり、毎年卒園前の年長さん(毎年20名前後)を招待して豚まんを3個づつ手作りして、1個はその場で食べて、2個はお土産にします。
その時3人か4人の園児がかならずからしをつけて豚まんを涙を流しながら食べるそうです。毎年必ず3人か4人の人数は変わりません。からしをつけないで食べている園児はその3、4人を羨望の眼差しで見つめているそうです。
辛いからしをつけて551蓬莱の豚まんを食べることは大阪では大人であることのステイタスです。」という話が載っていて、「何て素敵な話なのだろう」と思った。
そうなのだ、つんと来るからしの美味しさがわかるのが大人になった舌で、子供では無理なのだよね。
でも、この粉のからしの美味しさを知らない人が多いなんて、可哀そう!(ま、そんなことにこだわる暇人は少ないかも知れないけれど)

ということで、久々、粉からしの美味しさに目覚めた私は、今晩は、残っているおでん風の煮物を温め直し、粉からしを溶いたものをつけて、弟に食べさせ、「美味しいね~」と頷き合う仲間にしようと思っている。(笑)

この粉からしが絶滅寸前になったのは、溶いて残ったからしの始末の仕方がよくわからないからかも知れない。
今回研究してみよう、そうそう、明日、何か青い野菜を買って来て、辛子醤油で和えたりして使えば良いのかな?


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by mw17mw | 2018-01-21 18:45 | 調味料 | Comments(0)