天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

2009年 04月 30日 ( 2 )

昨日、戸袋を片づける時、自分ににんじんをぶら下げた。

掃除が終わったら、「お昼は、リトルキッチンに行って、洋食を食べながら生ビールを飲もう」と。(笑)
そのにんじんが効いたのか、さっさと、戸袋から全ての化粧箱を取り出し、大きさ別に揃えて、紐をかけ、出て来た埃とゴミを掃除した。

d0063149_19292755.jpgリトルキッチンは、去年の暮だかの、TBSの番組で知った洋食屋さん。
安住紳一郎さんと、富士真奈美さんと吉行和子さんの三人で食べに行く設定であった。
食べログにも登録があるようだが、点数はついていない。)

で、場所なのだが、地元民しか行かないような大変わかりにくいところにある。
私もそちら方面に仕入れ先があるので、何度か、家を出る前に地図を検索、頭に入れて、道すがら探したのだが、2,3度見つからなかったのだが、ようやく先日、どこにあるのかわかった。

周囲で一番有名なのは、ねぎどんという立ち食い蕎麦屋。(笑)
でも、ねぎどんの方には行かないのだ。
(地元民向けに言うと「金竜小学校の裏の五差路の簾(すだれ)屋さんの向かい)

簡単に書くと、合羽橋道具街の一番北である言問通りを渡って、直進して右折して左折したところ。(わかりにくいでしょう?)
<地図は、こちらをご参照ください>

これがメニュー。
d0063149_192868.jpg
その前日、先週のためしてガッテンの「プレミアムハンバーグ」をビデオで見たせいか、とてもハンバーグが食べたかったので、セットメニューのC、カニコロ2つとのセットにしてみた。

d0063149_1928464.jpgお店は空いていて、祝日の12時頃で、他にお客さんは2組だけ。
暫し待っていると出て来たのだが、まず、ボリュームに驚いた。
1300円のランチにしては、量は多いし、ハンバーグもカニコロッケも輝いていたし、付け合わせの野菜が新鮮できれいで、びっくり。
ハンバーグの上にかかっているドミグラスソースの中に、小さな牛肉を発見、あ、ドミグラスソースも自分で作っているのだと思う。(美味しいドミグラスソースではあったが、ちょっと甘めだと思った)

食べても、丁寧に手作りされた美味しさがあった。
「とびっきり美味しい」という程ではないのは、価格が価格でしかも量が多いから、高級な洋食屋さんほどの食材を使えないからだろうと思う。

でも、「普通の街の洋食屋さんにしては、とても、丁寧な料理で、トップレベル」で大満足。

ついてきたカップスープは、何とかチャウダーとか言いたいけれど、貝やベーコンやお肉類のかけらもなく、野菜しか入っていないので、野菜チャウダーかな?
でも、野菜たっぷりで美味しかった。

確かに、「グリル・グランド」とか「ヨシカミ」「クインベル」の方が美味しいかも知れないが、価格が違うもの。
何だか、普段着ベースで、ちょっと美味しい洋食が食べたいと思ったら、このお店のレベルは相当高いのではないかと思う。

食べ終わった後、出て来たシェフ兼マスターの方とちょっと話したのだが、「うちは、レトルト食品・冷凍食品・出来合いのドレッシング等を一切使わない、完全手づくり」とのこと。
(わ、やはり、私の舌は当たっていたと、心の中で喜ぶ)
そして、完全手づくりだから、メニューの数が少ないとのことであった。

家の近所の、チャリンコ圏内の洋食屋さんとしては、結構近いし、とても気に入った。
合羽橋散策の後に行ける距離でもあるので、合羽橋にいらした時にでも、是非お試しを。
(ま、遠くから、このお店で食事をすることを目的として来る感じではない、でも、何かのついでに、寄っても、損はないと思う)
でも、「料理は手づくりが当たり前」という信念のオーナーの料理は、本当に価値がある。

私ももうちょっと通ってみたい。
土曜日が定休日で、日曜日は営業しているところが有難い。
[PR]
by mw17mw | 2009-04-30 19:36 | 飲食店・菓子店 | Comments(5)

戦後の贈答品の残骸

d0063149_1846529.jpg昨日は、別にどこに行く予定もなかったので、ずっと懸案だったビルの階段途中にある戸袋の中を掃除することにした。
親が他界するまで、開けたこともない戸袋だったのだが、開けてみたら、昔の清酒の化粧箱類が無造作に入っていて、早く片付けて、他の物を入れられるようにしなくてはとずっと思っていたのだ。

推測するに、ビルができたときに、父親が入れたものだろうから、かれこれ20年前に活躍していた化粧箱たちであった。
d0063149_18474213.jpgd0063149_1848894.jpg









清酒、ウィスキーも懐かしいが、すごく懐かしかったのは、砂糖の化粧箱とカルピスの化粧箱とたばこを10個を平らに並べる化粧箱。
今となっては、他人さまに、お砂糖やカルピスを送る人もいないだろうが、昔は、当たり前のように、贈られていた。
こういう箱に入れて、包装紙で包んで、のしをつけて、名前を書く、それが当たり前の贈り物だったのだ。
私も時たま手伝った覚えがある、砂糖なんて、上下を挟んでペシャっとさせて無理矢理1kgを2つ箱に入れるのだ。

何で、こういうものが贈られなくなったかというと、世の中がどんどん豊かになったからだろう。
そう、物資が余りない時代には、お酒、砂糖、カルピス、たばこを贈るしかなかったのかも。

物資が豊かになると、デパートとか、お菓子屋が頑張り出して、どんどん、酒屋へのギフトの需要が減ったのだよね、と、この風景を見ながら思った。
そうだ、業務が攻められているのは今に始まったことではない。
昔は、酒屋の仕事であったギフトをデパートに奪われていったのだ。
そのデパートも今は、売り上げが落ちているとのこと。
今ではもっと物資が豊かになり、多様化され、通販などを利用すれば、デパ地下で扱っている以上の珍しいものが贈れるものね。
それに、不況だしね、デパートで定価で買ったものより、もっと安い店で知恵を絞ったものの方が人気があるのもわかる。

ま~、商売って、そういうものかも知れない、どんどん、時代に合った新しい業態にお客が移って行くものなのねと、片づけながら考えた。
この化粧箱の残骸を見ていたら、戦後、酒屋の良い時期もあったのだろうけれど、ここ20年は完全に攻められっぱなしだと実感した。(笑)

ビール用の大きなのし紙だけは役に立ちそうなので、残したが、後は全て廃棄した。
[PR]
by mw17mw | 2009-04-30 18:51 | 酒屋 | Comments(0)