北欧風サワークリームマリネ
2009年 03月 31日
先日、30年前のクレエヴォークを見て、「作ってみたい」と思った北欧風サワークリームマリネを作ることにした。
30年前に廃刊になって、今や誰も持っていないであろう雑誌のレシピをここに写しても問題ないと、独断で判断して書いてしまおう。
ノルウェー人の目黒在住原田マリアンネさんの作。
北欧のマリネは、本来は、にしんで作るのだけれど、このレシピではアジを使っている。
分量(5人分)
小アジ10尾
味の漬け込み汁(水2カップ、酢大さじ7、塩小さじ1+1/2)
サワークリーム200cc、生クリーム100cc、にんにく2片、塩、白胡椒、ディル、パセリ各少々
作り方
1.小アジは、頭を落とし、内臓を抜き、良く洗い、三枚におろす
2.身に塩を振り、酢と塩の入った漬け込み汁に入れ、一晩置く
3.身をざるに上げ、布巾で良く水気を取る
4.ボールにサワークリーム、生クリームを入れ、にんにく2片の汁を加える。
次に塩、胡椒、たっぷりのディルを入れ、最後にパセリのみじん切りを加え、良く混ぜる。
5.3の身をパットに並べ、4のソースを流し込んで、冷蔵庫に入れ、約一日置く。
この通りに作ったかというと、下記が違った。
・ アジのぜいごを剥ぎ取った。
・ そして、塩を振って、4,5時間冷蔵庫に置いておいてから、酢と塩の入った漬け込み汁に入れた。
・ しまったところで、アジの薄皮を剥いだ。
・ 余った材料を使い切りたいので、無かった生クリームは買わずに、フィラデルフィアクリーム
チーズを少量の牛乳で溶いたものを使ってみた。
・ ディルがないので、乾燥バジルを使った。
で、出来上がって食べてみると、やはり、美味しい。
日本の酢じめとは違って、魚臭さが全然ない出来上がり。
サワークリームやにんにくがアジに勝っている感じかな?
これを薄く切ったパンに乗せたり、クラコットに乗せて食べたけれど、パンに合う。
アジがパンに合うというより、マリネソースがパンに合うんだな~、きっと。
アジは、食感は魚なのだけれど、味は魚っぽくない感じ。
乳製品に塩とにんにくが入っているソースだから、これは、「ヤンソンさんの誘惑」と同じなわけで、美味しい。
ソースは美味しいのだけれど、私の場合は、サワークリーム&フィラデルフィアクリームチーズ&牛乳だから、たらたら垂れる感じ。(生クリームで作ったら、もうちょっとモサっとするのではと思う)
反対にこの垂れる感じから、「ドレッシングにしたら、良いかも」とも思った。
ワインの肴に良いと思う、新鮮なアジが余ったら、たまには変わったものを作りたいと思ったときに、お試しください。
ただ、作り始めて、食べるまで、1日と一晩かかるところが、欠点かな?(マリネだから、当たり前かも知れないけれど)
私は、まだ、サワークリーム&フィラデルフィアクリームチーズがもう1回分余っているので、このマリネを近々作ろうと思う。
これ美味しそうですね。
ヨーグルトは毎朝食べてるからあるから作ってみたいです^^
こんばんは。
ヨーグルトににんにくとお塩混ぜても美味しくできそうですね。
日本人は、「ブルガリアでは、ヨーグルトに塩を混ぜて使う」と聞くとびっくりしますが、お料理に使うなら、当然塩ですよね。
是非、お試しを。
フレッシュチーズを買ってもあまらせてしまったりするので、
こういうレシピとても興味があります。
母がかなりの北欧好きなので、是非教えてあげたいと思います。
(私だとなかなか調理できないので、母に作らせようという魂胆ですが)
素敵なレシピありがとうございます。
このレシピに反応が2つもあるとは思いませんでした。
珍しいレシピなのかも知れませんね。
参考にして、発展させてください。
>kaneonさん
そうですね、生クリームとかサワークリームに限らず、チーズ全般使えると思います。
北欧好きのお母さま、素敵ですね。
是非教えてあげてください。
サワークリームの他、マスタードマリネも載っていましたから、そのうち、作って、載せますね。