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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

東京大空襲資料展・新しいカフェ(合羽橋近辺)

今日、文房具が一つ足りないことを理由にやはり外出してしまった。
浅草の100キンに行ったのだが、浅草公会堂の「東京大空襲資料展」を思い出した。

<東京大空襲資料展>
東京大空襲資料展・新しいカフェ(合羽橋近辺)_d0063149_21142515.jpgとても混んでいた。
悲惨なものは苦手だし、時間がなかったので、大きな写真だけざっと見て来た、でも、それで十分。
一言で言って、悲惨。
こんなにひどいものだったのかというのが実感。
浅草一帯が焼けて、日本橋の(今は亡き)白木屋まで何の障害物もない写真は見たことがあったが、人が死んでいる写真は初めて見た。
あんなに殆どが焼けて、あんなに多くの人が殺されて、今の復興が嘘のように思える。
空爆、民間人を無差別に殺傷するなんて、絶対に許されることではない。
3月10日まで、浅草公会堂のロビーで無料で展示しています。

<itonowa>
合羽橋道具街の南信号を上野の方に入って、ちょっと歩くと、松葉小学校の正門がある。(徒歩1分くらい)
それを越した隣に、新しいカフェがオープンしたということをB食で知って、一度行ってみたいとは思っているのだ。

その雑貨とたべもののお店の名前は、「itonowa」さん。(糸の輪から来ているとか)
(お店の感じは、ブログの表紙の絵そっくり)

お正月明けに行ったときは、確か、お休みだったのだ。

昨日のお昼頃通りかかったら、開いていて、様子がわかった。
お店には、名前を書いた看板もメニュー表も出ていない。
おまけに、窓が大きくて、透明なので、中が良く見える。
それはそれで良いのだが、外から外観の写真を撮ろうとすると、中の人たちから見えて、「あの人、何をしているのだろう?」と思われるに違いないと思えて、写真が撮れないのだ。
(追記:他のブログを読んでいたら、大きな窓は大きな窓で入り口ではないそう。入り口は、横を曲がったところにあるみたい)
昨日は1時頃通りかかったのだが、中で、お客さんが、玄米と思われる大きなおにぎりを食べていた。

今日も午後3時半頃、前を通ったら、結構お客さんが入っていた。(女性ばかり)
看板もなく、メニュー表も出していないで、宣伝もしていない。
皆、クチコミで行くのかしら?
何だか、とても評判が良さそうなので、そのうち、入ってみたい。

追記:ここにメニューが詳しく載っていた。

東京大空襲資料展・新しいカフェ(合羽橋近辺)_d0063149_21151469.jpgそれにしても、最近、古い建物を借りて、カフェを開く人が多いことにびっくりする。
先日行った谷中でも、朝倉彫塑館の通りにも、一軒、土曜日カフェというお店ができていた。(じぼ・あん・じゃん
川を渡って墨田区にも色々できているみたいだし、皆、すごいと思う。

こういうカフェを開く人って、どういう人なのだろう?と思ってしまう。
ま、これは、私の中に、湧き出るようなそういうカフェを開きたいというような気持ちがないから、「自分と違う人」と想像してしまうのかも知れない。
(また、小さい時から、そういうことを夢見たようなことを言うと、「それでどうやって一生食べて行くの?」とか親に突っ込まれていたから、そういう方面に足が出ないのかも。
今の私の経済状態では、投下資金が回収できない可能性のあることには手が出ないこともあるし。
最近の若い子は、そういうことを親に言われないのかもね。)

こういうカフェを開く人って、味ではなくて、やはり、「自分なりの居心地が良いスタイルとか美意識」が確固としている人なのかしらね~。
その美意識に、食べ物がついていくのかな?

興味津々、行ってしまいそう。
Commented by ケイト at 2009-03-09 03:15 x
以前合羽橋で買ったあの激辛ソースが
ほとんどなくなってしまったので合羽橋詣でついでに
itonowaさんと粉花さんにも行きたいなぁと思ってます♪
Commented by mw17mw at 2009-03-09 11:22
>ケイトさん
あのおソース、それでも一年以上もったのですね。
その2つ以外にも、「iriya plus」も良かったですよ。
でも一日で何軒もいけませんものね、と言いながら、カフェではないのですが、「シャコンヌ」という紅茶のお店があって、一世代前の「癒しの空間」なのですが、そこが好きです。
紹介したいのだけれど、月-金の12時から5時までくらいしか営業していないので、中々行けません。
どうか、楽しんで来てくださいね、レポート楽しみにしています。
Commented by kaneon at 2009-03-09 15:08 x
はじめてコメントいたします。
いつもいろいろ合羽橋&台東区情報参考にさせていただいています。台東区在住で去年夏から合羽橋の会社に派遣されて仕事しています。
ランチの場所もいろいろ探していっているので、itonowaさんも早速そのローテーションに入っています。
玄米食など興味もあり、おいしいと思いますが、私には量的にちょっともの足りない感じです。
でも いつもとても人気で合羽橋らしくない雰囲気が漂っています。
たしか渋谷のお店にいらした方が開いたところらしいですね。

また知ってるお店の話題のときはコメントさせていただくかもしれません。よろしくお願いいたします。

Commented by mw17mw at 2009-03-09 21:42
>kaneonさん
はじめまして。
合羽橋に勤務なら、あの近辺、さぞかしお詳しいでしょう。
色々教えてください。
itonowaさん、何だか、とても人気ありますよね。
玄米のおにぎり、今度行ったら食べてみますけれど、量が物足りないのは、ちと困りますね。
どこかに「かもめ食堂」のようと書いてあったのが、人気の秘密かも知れないですね、何だか、透明な空気が流れているような雰囲気を外から感じました。
では、今後ともよろしくお願いいたします。
Commented by もず at 2009-03-11 00:02 x
真理子さん
こんばんは。今日NHKの9時のニュースで東京大空襲のことを報じていました。仮埋葬した場所を写し続けている31歳の女性カメラマンの姿や彼女が取材する遺族の方のことが取材されていました。
若い世代にもこんなに真摯に戦争のことを考えている人がいるんだと胸を打たれ、遺族の方々の悲しみにも言葉が無かったです・・。
ニュースを見ながら真理子さんが以前書かれていたことを思い出していました。
Commented by mw17mw at 2009-03-11 12:06
>もずさん
お久しぶりです。
31歳で、そのようなことをされている方がいらっしゃるとは知りませんでした。
私の家は、家は焼かれたけれど、直接の犠牲者はいません。
しかし、祖父が火を消す消火活動で疲れ切り、そのまま寝付いて2週間後に他界いたしました。
たぶん、肺炎だと思うのですが、病院に入院させても、薬があるわけではなし、皆で、他界するのを待つしかなかったそうです。
私の父は、その時のことが本当に悲しく悔しかったのか、自分の口からそのことを説明するようになったのは、私が30近くになってからだと思いますから、終戦から40年くらい経ってからだと思います。
本当に悲しいことを言葉で言えるようになるまで、長い間、心が癒えなかったのだろうと想像しています。
父は、ずっとアメリカが大嫌いでした。
直接の犠牲者以外にも、我が家みたいな家も多いのではと思います。
by mw17mw | 2009-03-08 21:17 | 飲食店・菓子店 | Comments(6)