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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

そら豆の食べ方-生そら豆イタリア風

写真を撮ってから記事を書こうと思っていたのだが、昨日、カメラが壊れてしまった。(涙)
スイッチを入れても起動せずで、今、日本橋のサービスセンターに修理に出してきた。

さて、そら豆の食べ方だが、MLの人に、「イタリアでは、そら豆が出始めると、生のそら豆とペコリーノ・ロマーノという山羊のチーズを和えて一緒に食べ、赤ワインを飲むのが、初夏の味」と教えてもらった。
そして、ペコリーノ・ロマーノは、パルミジャーノ・レッジャーノというチーズと味が似ていることも教えてくださった。

早速、買って来た浅草橋のそら豆を剥いて食べると、柔かくて、食べられることを発見。
では、美味しいの?というと、美味しくはない。
豆のお肉自体は不味くないのだけれど、どこかに苦味のエキスの線でもあるのか、苦みがある。
強い苦味と言う程ではないが、日本で例えるならば、初春の山菜や筍のアクの味と似ているところがある。
(また、2、3週間くらい前の出始めの頃の方がこの苦味が強かった、この一週間くらいのもう時期も終わろうとして、大きめになったそら豆は、苦味が少ないような気がする)

で、次に、接着剤にオリーブオイルを使って、パルミジャーノ・レッジャーノのおろしたものを冷凍してあるので、それをまぶして和えて食べてみたが、これは中々行ける。
味自体は、パルミジャーノ・レッジャーノの濃厚な癖のある味で、そら豆の苦味が相殺されるのか、コクがあるとか、そういう濃厚な味ではないが、薄めの味だけれど、それなりに美味しいと思う。(パルミジャーノ・レッジャーノは、かき混ぜて少し置いておいて、解凍された頃が食べ頃)

この美味しさの要素の一つは歯応えだと思う。
そら豆が柔かいけれどサクサクしているのだ。
結構病みつきになって、2日に一度、面倒だけれど、鞘を取って、皮を剥いて、これを作って食べている。(大きいものは、2つに割る)

もし、採れ立てのそら豆が手に入ったら、是非試してください。
新しい美味しさ発見です。

私は、来年は、そら豆の季節の前に、ペコリーノ・ロマーノを仕入れて、今度こそ、「イタリア風」で食べてみたい。

今、チーズで色々検索していたら、これと同じような「ローマ風春サラダ」というレシピがあったが、それは、そら豆を皮のついたまま軽く茹でるものであった。
もし、手に入るそら豆が硬かったら、これも手かも知れない。


森真理子
http://ww.tctv.ne.jp/mw17
合羽橋へ来てね
by mw17mw | 2005-06-08 10:42 | 料理レシピ | Comments(0)