素麺つゆ
2008年 09月 12日
我が家は忙しい商売家だったので、小さい時、そうめん食べるときは、市販のめんつゆをお水で伸ばして食べていたような気がする。
(でも、辰巳芳子さんのレシピは、鰹節だから、伝統的に、東京は鰹節出汁かも)
もう記憶は定かではないが、たぶん、出汁にこだわって、自分で出汁をきちんと取るようになったのは、私からだと思う。
そういう私も忙しいとき、そうめんのお汁なぞ作らず、つい、常備の「創美のつゆ」を使ったりしている。
が、今年は、気が向いて、数回、素麺つゆを作った。
どうしてかというと、ベターホームの「おかあさんの味」の中のそうめんつゆの作り方が簡単だったから。
4人前
水 200cc
干し椎茸の戻し汁 100cc
みりんと醤油 1/3カップ(ということは、70cc弱)
削り鰹 5g
味醂を使うときは、最初に煮切らなくてはいけないが、私は赤酒だから、煮切らなくて済む。
これらの材料をお鍋に入れて、火をかけて、2,3分静かに沸騰させて出来上がり。
(削り鰹5gについては、紙パックに入っている削り節を使っているので、漉すことも不要)
本によると、すぐ漉すみたいなのだが、私は、どうも意地汚く、出汁がたくさん出るようにとしばらくの間置いておくが、効果があるかどうかは定かではない。(笑)
で、いろいろ作ってみたのだが、私の好みだと、お水には昆布を浸けておく。
で、昆布水と昆布と干し椎茸の戻し汁と調味料と、削り節は、鰹オンリーのものではなく、混合削りというのだろうか、鰹・宗田鰹・鯖・鰯のものの方が、素麺に合っているような気がしている。
そんなに特段美味しいという程ではないけれど(というのは、たとえば、立派な干し椎茸を使っているわけでもないし)、市販のめんつゆに比べたら、くどくなくて、美味しい。
それから、そうめんつゆの甘さの加減については、色々な割合があるだろう。
このベターホームの味醂:醤油=1:1の味は相当に甘いのだが、ここに、すりおろし生姜を入れたら、ちょうど美味しくなるだろうと想像がついた。
関西の人たちは、そうめんというと生姜が付きものだから、関西の人たちにはこの甘さがいいのかなと思う。
私の場合、生姜まで手が回らないことが多いので、このそうめんつゆをつくるときは、赤酒の量を少し控え目にしている。
研究した結果、これが美味しい!という発表でなくてごめんなさいです。
でも、料理には、「時間かけて、凝って美味しい」も重要だけれど、「簡単で適当に美味しい」も重要。
しかし、あまりにも、市販の製品は美味しくありません。
外食においては、業務用をつかっているのでさらに
信用できません。
自分でつくろうとおもいます。
>
味醂を使うときは、最初に煮切らなくてはいけないが、私は赤酒だから、煮切らなくて済む。
味醂は、そのままつかってはいけないのですか?
初歩的な質問ですが、よろしくお願いします。
味醂には、アルコール分があるから、余り煮込まないものなど、予め、火をつけてアルコール分を飛ばして、うま味と甘みだけを残します。
良く、「口に近付けるものは、煮切る」とか言うと思います。
じっくり煮るものとか、保存するものは、自然とアルコール分が飛ぶから、煮切らないようです。
ということで、以前、煮切り味醂や煮切り酒を作っておいて、保存しておいたらどうかと思いましたが、アルコール分を取ってしまうと、腐りやすいらしいです。
椎茸出汁で素麺を食べるのは、よいものですよね。ぼくも、ときどき、椎茸出汁で、作ります。
私の実家では、鶏出汁に醤油味醂で味付けしたツユと、胡麻酢味噌と、二種類のツユ(?)で食べていました。
明治生まれの祖父は、亡くなるまで、豆味噌の胡麻酢味噌(白胡麻の擂り胡麻入り)で食べていましたが、父は、鶏出汁のツユを好んでいたので、実家の食卓には2種類のツユが並んでいました。胡麻酢味噌は、マヨネーズくらいの堅さなので、ツユとは言い難いものですが。
鶏出汁に醤油味醂というのは、鶏肉を煮たお湯に醤油みりんでしょうか?
鶏肉は出してしまうのでしょうか?
もうちょっと詳しく教えていただけますか?
豆味噌の胡麻味噌も美味しそうですが、冷たい素麺をつけて食べるのでしょうか?(水に浮かべた素麺だとちょうど良さそう)
そうです。鶏肉モモ肉をオムライス用ほどの細切れにし、水から10分ほど煮て、出汁とします。
鶏肉の量は、昔のことだから、ひとり50g。いやもっと少なかったかもしれない。
鶏肉細切れを、出汁に入れたまま、味を調え、さらに5分ほど煮ます。で、冷やします。
冷やしている間に、鶏肉に味が染み込みます。この鶏肉が、子供の頃、大好きでした。
味付けは、ごく普通に醤油と味醂ですが、やや薄めに。掛け蕎麦の汁くらいの醤油加減です(東京の掛け蕎麦より、薄めかもしれない)。
父は、「うちの素麺は、ツユを呑みながら、食べるんだ」と、よく言っていました。
そうそう、市販のものは、ついつい使ってしまいます。
一概に「市販のそうめんつゆ」と言っても、色々ありそうですね。
>長坂@名古屋さん
ご紹介ありがとうございます。
なんとなくイメージ湧きます。
うちの母の実家の方のそうめんつゆは、ナス・ニンジン・インゲン・油揚げを出汁で煮て冷やしたもので、やはり「ツユを呑みながら食べるもの」だったので、なんとなく親戚と思います。(母のそうめんつゆには、鶏肉も入っていたような気がします)
今度母風を作る時、かつおだしなぞを取らずに、鶏肉オンリーでやってみたいです。
あのような食べ方です。
普通の素麺のように、盛り蕎麦形式で食べる形式ですが、
その本質は、冷たい掛け蕎麦(かけ素麺)を、ひとくち分ずつ、手元で作って食べる、ということですね。
薬味はもぐさ生姜と、粗く切った白ごまです。
わかります。
やはり、山梨風と同じ食べ方だと思います。
以下、私の勝手な想像ですが、やぶ系のつけ汁はとても濃くて、ざぶんと浸けると、辛くて食べられたものではありません、これが「都会風」、で、田舎風は、汁が薄くて、一口分ずつかけそばを作りながら食べるという感じかも。
今まで、いろいろ具が入っているのが「田舎風」かと思いましたが。

