金田油店の「油の日2008」
2008年 08月 23日
毎年、この日は、浅草橋の金田油店では、いつもイベントがあるようだ。
おかげさまで、というか、私と縁があるのだろうか、この日は、2つも思い出がある。
もう3年くらい前だろうが、8月下旬に、東京から岩手に戻るゆきさんとシブレットにランチに行ったのだ。
その帰りに、ゆきさんのお買物に付き合って、金田油店に入ったら、ちょうどその日が油の日で、えごま油やラー油を、何も買わない私にも、プレゼントしていただき、ラッキーだった。
昨年は、yasuさんが、金田油店に油の日に買物に行った帰りに、我がお店の前を偶然通り掛り、「美味しいが好き!の作者のお店は、ここに違いない」と鼻を利かせて、訪ねて来てくれた。
(我が家と金田油店は、歩いて10分の地理関係)
で、今年の油の日は、土曜日。
土曜日は金田油店の定休日だけれど、特別に開店して、今年は、色々な催し物を行うとか。
私は定休日だから、今回は参加できそうなので、行ってみた。
まずは、お買い上げとくじの商品。
買ったのは、「寿油」というyasuさん大絶賛の油。
和風の料理に使うと、何でも美味しくなるとか。
まだすぐには開封しないと思うけれど、興味があったので、買い置きしてみた。
左側は、油の日のくじで当たったえごま油。
えごま油は、体内の脂肪を溶かすとか、毎日飲んでみようかな?
<キャンドルづくり>
無料で、キャンドルづくりを教えてくれるというので、参加してみた。
キャンドルとかろうそくをどのような材料でどのように作るかなんて、まるで関心がなく、考えたこともなかった。
で、材料は、植物油と固めるテンプルなのだ。
植物油を80~100度に温めてから、10%の固めるテンプルを入れて溶かし、耐熱性の容器に入れて、冷せば出来上がり。
(このときに、香料を入れれば香りがつくし、削ったクレヨンを溶かせば、色つきのキャンドルになるらしい。)
難しいのは、芯。
ろうそくの芯は、市販されていないのかしら?
今回は、タコ糸に細い針金を撚って芯とした。
それを器の真ん中に垂直に落とすのに、割り箸を使うところがアイディア。
使い終わった油でも、香料を入れれば、良い香りのキャンドルになるそうだ。
教え方も親切で大変楽しかったし、キャンドルの作り方がわかって良かった。
来年は、石鹸づくりを教えてくれたら、嬉しい。
(でも、来年の8月23日は、平日だろうから、参加できないけれどね)
<搾油機>
こちらは、実演で見せてくれた。(多分、女性の腕力では、搾油機は、びくとも動かないのかも)
エゴマを通気性のある袋に入れて、ポンプ式の井戸のような形状の機械にセット。
本体についている井戸のレバーみたいなレバーをギーコギーコ上下に動かすと、本体の真ん中にあるレバーがどんどん上がっていく。
どうも、機械の上の方で、エゴマに下から圧力をかけているみたい。
本体真ん中のレバーが一番上に近づくと、機械の胴体の表面を伝わって油が垂れてきて、下に落ちる。(一番下の写真右側で、わかりますか?)
へ~面白い。
玉締めしぼりとか、油の絞り方を聞いたことがあるけれど、原理は同じとのことであった。
今まで、植物から、油を採るって、不思議だったのだ。
大豆とか胡麻とか、ぎゅっと圧力をかけたら、油が出るって、何だかイメージが湧かなかったが、今回、とても納得。
しかし、こういう搾油機で搾った油は、そのままでは食用にならず、この後、匂い・色・雑味などを精製して取り除いて、商品になるそうだ。
今まで知らなかったことを2つも体験できて、楽しいイベントであった。
金田油店様、有難うございました。
ユザワヤとか売ってませんかね?
あと浅草のビーズ問屋街にも扱ってるとこありそうな……。
ヒントを有難うございました。
ユザワヤとシモジマのHP見たのだけれど、キャンドル用品は売っていないようです。
でも、もし、欲しければ、教えていただいたページなどの通販で帰ることがわかりました。
やはり、キャンドルは、まだまだ少数派のようです。