東十条 & 鄙に作らなくても
2008年 08月 03日
甥2が夏休みのある日、11時頃お店に現れて、「東十条に行って来る」という。
これだけでわかる、「すみたに行くの?おばちゃん、行ったことあるから、道順教えてあげる」というようなおせっかいとか、すみたのうどんは東京で一番本場讃岐に近いらしいとか、すみたはうどんは美味しいけれど、讃岐風のおでんは甘くて口に合わないから、是非一度は食べてきなさいとかのおせっかいを焼いた上、「すみたの近所に、氷屋さんで、美味しいところあるらしいよ。そこも帰りに寄って来たら」と、ネットで情報を集めて、Google Mapで、すみたからの行き方を説明してあげた。
が、彼は、2時間も経たないうちに戻ってきた、往復の時間を考えると、東十条に行って、すみたで讃岐うどんを食べて、そのままどこにも寄らないで、帰って来たみたいだ。(男の子の食べ歩きって、こんなものだろうか?)
で、すみたの感想は、上々であって、「今まで食べていたチェーン店の讃岐うどんは、お腹が空いていたから美味しいと思えただけだったのだ」というものであった。
今後は、通学定期の範囲で、学校の帰りに、讃岐うどんの名店を食べ歩くとのこと。
おばちゃんは、先日、えいよう塾さんのブログで、東十条の氷屋さんが気になっていて、私だったら、帰りに、絶対氷屋さんに行くのになと思う。
また、ここからは、えいよう塾さんに対する個人的おせっかいだけれど、東十条の新しいフレンチのお店で「美味しい」という評判を読んだお店をご紹介。
<鄙に作らなくても>
昨晩、ちょっと、鳥越おかず横丁に行ったら、謎であった新しいお店の様子がわかった。
2,3か月前から、大黒屋さんの先の家で、改装工事が始まり、きれいに完成されていたのは知っていたが、夜しか営業していないみたいで、昼間に前を通っても、何のお店か、全然わからなかったのだ。
名前は、「味農家」(みのや)という、無農薬有機栽培の野菜料理のお店であった。
まだ、開店して1か月目のよう。
(お店のHP以外に、経営者のブログもあった)
それはそれで素敵なのだけれど、何で、「おかず横丁に?」というのが正直な感想。
自慢ではないけれど、おかず横丁は、本当に歯が抜けた商店街で、お店の経営者も半端でなく高齢者が多い。
だから、午後6時半頃、皆、店じまいしてしまい、殆ど、人通りがないのだ。
おまけに、どこの駅からも遠い。
(新御徒町駅ができるまで我が家の方も台東区のチベット風であったが、新御徒町駅ができて、結構見かけ来るのが楽な地域になった。しかし、鳥越おかず横丁は、その恩恵に余り恵まれず、御徒町からも末広町からも都営地下鉄の蔵前駅からも、新御徒町からもちょっと歩く)
そこに、夜しか営業しない食べ物屋を開いて、素直に、「大丈夫?」と心配になってしまう。
食べに行きたいけれどな~、行ったら、「何でここに?」とか「やめておいた方が」とか口に出て、嫌われそう。(笑)
昨晩の土曜日の夜、窓から中を見たら、3人くらいの女性のグループが入っていた。
近々行ってみたい。
しかし、何だか面白い。
私が際コーポレーションの存在を知ったのは、台東区駒形の野風僧の初代シェフを知ったときに、経歴で「京都で和食、神戸でイタリアンのシェフをした後、東京に戻って、際コーポレーション。中華料理屋の立ち上げを行った。そこは、今までの中華と違って、ニューヨークテイストを加えたもの」と聞いたのだ。
その後、際をやめて、実家に戻って、共同経営のお店を始めたとのこと。
その頃、私が、偶然、駒込の小閣楼という中華料理屋の名物が上海チキンで、野風僧の名物と同じだったのだ。
そのことを野風僧で告げると、その初代シェフが立ち上げたお店が「小閣楼」で、上海チキンは、野風僧初代シェフが発明というか、考えて完成させたものだとわかったのだ。
(現在、小閣楼は、駒込から、大塚に移転しているらしい)
この初代シェフの頃の野風僧は、本当に美味しかった。
今までの和食・イタリアンのセンスが加わった中華で、おまけに、野菜が全て、「お友達の自然栽培の農園から分けてもらっている」ものだったのだ。
野風僧シェフが、実家で開いたお店を甥に任せて、「滋賀の美術館の自然栽培野菜を生かしたレストラン」に行くと聞いたとき、やはり、際からの話しだろうなと思った。
で、1年で戻ってくるとの話しだったが、そんなこともなく、もう3年くらい経ったけれど、東京に戻ってきたという話しは聞かない。
その代わり、3年したら、家の近所に、「際っぽい中華料理屋」と「有機無農薬野菜の食べ物屋」という野風僧初代シェフの特徴を捉えたお店が2つに分かれてできた感じ。
野風僧初代シェフが東京に帰って来て、我が家から遠くないところにお店を開いてくれるのが一番嬉しいけれどな。
ま、そんなこんなで、際直営ではなく、際指導だったら、指導に来るシェフの実力によっては、期待できるのではと思っている。
(私は、野風僧と小閣楼以外、際関連のお店に入ったことないのだ。<万豚記も紅虎餃子房も行ったことない>)
おかず横丁近辺はちょうど雑居ビルとかが少ない地区で,お昼のランチ需要とかが見込めないのでやっぱり辛いんじゃないかなぁと,私も思います。おかず横丁からちょっとでも東西南北に外れればまた違うと思うんですがね。
例の京香房、明日開店です、明日から行こうか、落ち着いてから行こうか迷うところです。
ま~、こちらの方は大通りだし、駅に近いし、当分大丈夫な気はします。
他所の地域から来る程の大化けのお店になってくれないかしらね。
(期待し過ぎ?)
おかず横丁を本当に南にずれるか、西にずれれば、また、違う展開と思います。
悪いけれど、早めに訪問しておいた方が良いかも。
近々行ってレポートしますね~。
メニュー見ると結構高めのような気がしますが、自分で有機無農薬栽培というと、やはり、安くできないのかな?
テリーヌ型って、陶器のですか?
ルクのとか?それとも、そういうブランドでなくて良いものかな?
http://pub.ne.jp/slowfood/?entry_id=1204607
わかりました、今度お会いしたときに、大きさとか教えてくださいね。
外装が出来上がってオープン前なのかなと思っていましたが,単に昼間だから開いていなかったのかも。
そのとき大三の天ざるもいただいてきました。なるほど海老がパサつかず水っぽくなくプキプキと美味しい揚がり具合でした。
あそこの外観は、結構地味ですけれど、鳥越おかず横丁には似合わないので、目立ちますよね。(笑)
お昼も営業してくれればいいのですが。
大三、試していただき、有難うございます。
あそこの海老の天ぷらは美味しいと思います。
11時前に行列1名。
お店オープン時は、満員。
食べ終わるときには、行列が10名ぐらいできていました。
わたしが、注文したのは、海老天おろし(850円)。
すだちがでてきたので、失敗したとおもいました。
わたしは、冷たいうどんより、温かい方が好きだからです。
おでんも美味しそうでしたが、次回に注文してみたいと
おもいます。
。
へ~、うどんでも、温かい方が好みという方もいらっしゃるのですね。
私はお蕎麦は冷たい方が好きだけれど、うどんはどっちも好き。
おでんは是非試してみてください。
パクパクさんがどこの出身か存じませんが、東京のおでんと全く別物です。
感想、楽しみ、楽しみ。