観音裏・千束通り散策1/4-グリル 佐久良
2008年 03月 23日
前々からの遊ぶ約束が二つもあり、天気も良かったし、心から「冬が終わって、活動の春が来たな~」と思えた。(笑)
(昨日は、昼夜と遊び、今日は、午前中お墓参り、午後から立石散歩に出かけていたので、ブログが書けなかった。)
午前11時頃からは、時々、ブログにコメントをいただいている浅草在住のyasuさんと待ち合わせて、観音裏近辺を案内してもらった。
この打ち合わせをしたのは、一ヶ月近く前だったろうか。
お互い、3月中旬までは忙しかったので、3月22日になった。
そのときに、中々行けない店でランチしようということになった。
(浅草寺の北側の言問通りより北側は、交通の便が悪いので、遠くに住む友人を誘って、食べに行こうと言い難い地域である。)
で、日にち決定とともに、お互い、一度は行ってみたいお店の第一候補であったオマージュに電話をしたのだが、1か月近く先ではあったけれど、土曜日のランチだったせいか、既に予約一杯と断られてしまった。
オマージュ、世間の評価高いし、人気があるからやむを得ないかも。
(いつかは行ってみたいオマージュ)
だったら、洋食屋さんが数軒あるから、行ったことのないお店に行ってみようということになった。
候補のグリルグランドに行ったら、この日は夜のみの営業との貼り紙があり、自動的に、グリル佐久良に決まった。
11時半頃だったせいか、まだ、席が空いていて、カウンターに座ることができた。
ご夫婦で切り盛りしているのか、フロアが奥さん、厨房がご主人と後1,2名人がいる感じであった。(両人とも重厚な年齢という感じ、厨房の中は全然見えなかったが、料理が出来上がると、暖簾が払いのけられて、料理とご主人が見える感じ)
それからまもなく満席になり、その後、来るお客さんは奥さんに断られていたが、何となくなのだが、皆常連さんという感じのお客さんが多かった。
また、どこからかは忘れたが、相当遠く(関西だったか)から、食べに来たというお客の声も聞こえてきた。
お店の中は、カウンター席が8席、テーブル席(多分6人程度だったと思うけれど)が2つ。
(カウンター席は回転が速いから、二人くらいの人数だったら、外で待っていればすぐ入れる感じだと思う。)
このお店、二階にお座敷があって、有料だが、今でも使えるようなことがメニューに書いてあった。
以前、観音裏通の人から習ったのだが、浅草の花街であるこの界隈で、お客さんと芸者さんのデートに良く使われていたとのこと。
で、メニューを見て、yasuさんと相談で、ハンバーグとカニクリームコロッケにした。
ハンバーグが1700円、カニクリームコロッケが1400円、両方ともライス別で、ライスは300円。
お店の壁の貼り紙に、「カツサンドをお土産にしたい方は早めに注文してください」と書いてあり、これも食べたい気がしたけれど、この日の夜は、珍しくお出かけの予定だったので、やめておいた。(カツサンドは名物のようだ)
後、メニューを見ると、カニサラダがあり、「こういう高級な洋食屋のカニサラダは美味しいのだよね」と思えるのだけれど、ま、お昼だし、これも見送り。
私としては、この大きな球体のカリッと揚がって、中がミルキーなカニクリームコロッケが美味しかった。
ソースなしでも美味しいとのことで、yasuさんはそのまま食べていたが、私はちょっとソースをかけた方が好きかな?
(しかし、安いカニクリームコロッケではないので、トマトソースくらい添えられていても、いいような気がした)
ハンバーグも大きくて、お肉ぎっしりで、ナツメグが良く効いているタイプ。
これはこれで美味しいけれど、私としては、もっとジューシーで柔らかめのタイプの方が好み。
ドミグラスソースは、甘さがない味で、重厚。
(私の好みのタイプでなかったせいで、ハンバーグは、点数低いけれど、でも、ま、価格相応の大きさと味だとは思う。)
私はやっぱりハンバーグは、つばめグリルのが一番好み。
ライスも、余分な水分が飛んでいて美味しいご飯であった。
カウンターのせいか、食べ終わって、ここでコーヒーでもという気にならなかった。
急かされているわけではないけれど、カウンターに座ると、もし、コーヒーを取ったとしても、何だか、飲み終わったらすぐ席を立つのが当然のような気になるので、食後のコーヒーはやめておいた。
ま、グリル佐久良は、昔ながらの重厚で高級でありながらも、お箸で食べる元花街の洋食というものを味わうにはいいかもと思う。
こちらこそ、とても楽しく、おかげで、地元に住んでらっしゃる方と一緒でなければ、わからないようなことが沢山わかって良かったです。(細かい発見は、3回目にまとめようと思っています)
わ~、嬉しい、是非今度はオマージュで。
今後とも宜しくお願いいたします。