近所は良い人ばかり
2007年 10月 18日
自動販売機の隣に、缶やペットボトル用のゴミ箱が置いてある。
それを自販機を詰めに来る人が持って帰ってくれて、新しい袋をセットしてくれる仕組みになっている。
だったら、私は関係ないのかというと、今までそんなことはなかった。
この自販機用のゴミ箱に、自分が「食べたお弁当箱から、飲み物の空き缶」までワンセットで捨てて行く人、どこかで買ったお水の2リットルか3リットルのペットボトルの潰したものを大量に入れていく人、どこで宴会したのかわからないけれど、スーパーで買ったお惣菜の食べ終わったお皿と割り箸を袋に入れて押し込んでいく人、色々な人がいた。
そうすると、我がお店の前のゴミ箱がいっぱいになり、本来の目的では使えなくなるので、私が、手袋をして、そういうゴミを出して、保管し、「燃えないゴミの日」に出すしかないのだ。
何だか、うちで買ったものではないゴミまで、どうして、私が...という気持ちがいつも心にあった。
この我がお店に対するゴミ捨ては、いつもお店を閉めてからとか、お店がお休みの日に行われるのだ。
この3年、それが悩みというか、憂鬱であった。
もしかしたら、このゴミを出していく人は、自販機で他の商品を買ってくれるお客さんかも知れないからと、いつも自分に言い聞かせて、ゴミの整理をしていた。
一度実際にゴミを捨てている現場にぶつかったことがあったし、一度、そういうゴミ袋を片手に持って歩いてきて、私がいることに気付くと、Uターンして帰って行った人にあったことがあった。
皆、見知らぬ人たちばかりで、小さなワンルームか何かで暮らしているのかな?
燃えないゴミの回収日は週に一回だけだし、そういうゴミを部屋に置いておきたくないのかなとは思ったのだ。
しかし、この前、下記のようなポスターを作って、ゴミ箱の頭に張り出したら、本当に、そういうゴミが入らなくなったのだ。
「 お願い
ここに、小さな缶とペットボトル以外のゴミを入れないでください。
ゴミ箱が満杯になると、当店のお客さんが本来の目的で利用できなくなります。
自分で出した「家庭用の燃えないゴミ」は、自分で保管して、決められた日に
始末願います。 」
そうしたら、誰も我が家のゴミ箱に、そういうゴミを捨てなくなったのだ。
わ~、今まで我が家にゴミを捨てに来ていた人たち、皆、ちゃんと、こう書けば、こちらの迷惑をわかって、やめてくれるのだ。
何ていい人たちなのだろう!と思った。
めでたし、めでたし。
前半を読んでいる時・・・・全く今のニッポンジンのモラルの低下はここまでひどいのか!?
後半を読んだ時・・・・言えばわかるんだ!良い人?!
と3年も我慢し続けて良かったですね。書いて良かった♪
でもごめんなさい。ワタシは3年待てなかったと思います(忍耐弱い・・・笑)
近頃低モラルの場面を度々見つけては苛立っている自分がいます。なんでフツーのことができないのでしょう。
でも見習います。忍耐強く最後は言って聞かせる!ですね。
あ~子供じゃあるまいし~ってやはりどこかで思ってしまう自分が・・・仏になれないな~
でもとりあえずめでたし!ですね。
本当に「とりあえず、めでたし」で嬉しくて書いてしまいました。
今の日本だと、「困っていることを伝えれば、やめてくれる」というのは、物がわかる人だと思います。(後、文字が読める人ばかりで良かった。←良く考えると、こういうことをするのは、皆、日本人だったのです。<笑>)
一番怖いのは、「人の迷惑考えず、見つからなかったら、なにやってもいい」と思っている人。
こういうことを伝えるコツとしては、「怒ること」ではなくて、「困っていることをやんわり伝える」ことだと思いました。
近所の人にこの話をしたら、「ここまで書いて、それでも捨てるのは人間じゃない」と言っていました。(笑)
とりあえず、そこまでひどい人はいないようなので、安心して暮らせます。(笑)
何で普通のことができないかというと、やはり、自分が借りた部屋が小さいのに、ゴミの収集が週1だということなのでしょうね。
人も良かったのかもしれませんが、やっぱり、お願いの文面がいいですよね。
ゴミ箱ではありませんけど、ゴミ捨て場じゃないのにゴミを捨てられたり、無断駐車で困っているところって、けっこうすごい警告文を貼ってませんか。鬼のような形相で書いたんだろうな~と想像できるような、怒りに満ちたおどし文句が・・・。
わたしも何か貼り紙しなきゃいけないときは「怒るのではなく、やんわり」と覚えておこう!と思いました。
私がこの3年間、生まれて初めて、下町と向き合って酒屋をやって学んだこと、それは、「相手を怒らせてはいけない。もめ事が起きた場合、誰かを悪者にしないのが、本当の解決」ということ。これは、学校では教えてくれない、生活の知恵です。こちらの怒りをぶつければ、こちらの気は晴れますが、注意される方は、逆恨みしますもの。自分が加害者で怒られたり、注意されるときのことを想像すると、やっぱり、クレームをつけている相手に余裕を感じなかったら、素直にききませんものね。(という心境になるまで、色々なことで失敗したり、憤慨したりの3年間でした。<笑>)

