はなまる「パンチェッタ」出来上がり
2007年 05月 26日
別にすごく忙しかったわけではないのだけれど、雑然としたお店を見渡し、「このままじゃいけない」と思い、この一週間、整理整頓・掃除しながら、お店番していたら、何だか、ブログを書く時間がなくなってしまいました。
でも、大分片付いて、もう時間は取られないと思います。
(それなりに、掃除のシステム化ができたと思うから)
では、本題です。
はなまるのパンチェッタが出来上がった。
10日に、大さじ一杯の岩塩をまぶして、一晩冷蔵庫。
次の日に、出てきた水気をふき取って、小さじ1の黒胡椒・タイムと5枚のローリエを砕いたものをまぶした。
それをピチットシートにぴったり包んで、輪ゴムをかけて密着させた。
3,4日に一回、ピチットを換えて、2週間。
熟成2週間を待たずに、大分食べてしまったけれど、最後に残って、出来上がったのがこれだけ。
切ったら、こんな感じ。大外郎さんが「岩塩は、硝石を含んでいるから、発色する」と教えてくださった。
出来上がってみて、確かに、岩塩以外の塩で作ったときよりは、赤っぽかったけれど、切って、置いておくと、ラップに包んであっても、ものすごく赤身の部分が赤っぽくなった。(写真を撮り損ねた)
どうも空気と反応するようだ。(私の使った岩塩は、イタリア産)
で、ちょっとしかなかったので、一度目は、キャベツと炒めたけれど、美味しい!(パンチェッタは、カリカリ目に焼いた)何というか、塩加減もちょうどいいし、お肉は脱水しているので、味が濃厚、また、岩塩ならではと思われるフレーバーがあって、本当に、ベーコンに近いお肉という感じの味、気に入った。
先日、ブラッスリー・グーで食べたブロッコリーをくたくたにスープで煮たと思われる付け合せが美味しかったので、作りたかったのだが、スープがなくて作れないでいた。で、もしやして、スープをわざわざ取らなくても、このパンチェッタの薄切りと一緒にお水に入れて煮たら、美味しいのではと思って、茹でたブロッコリ-で作ってみたが、大成功!
これは美味しいです。
スープ自体も良い味だし、そのスープと脂を吸ったブロッコリーが絶品。
もしかして、今まで食べたブロッコリーの中で一番かも。
悩みというか、クタクタに煮るブロッコリーは美味しいのだけれど、長く煮ると色が悪くなる。
せめて、蓋をしないで煮るくらいしか手はないのかな?
で、食べ終わってしまった。
でも、18日に仕込んだのが、6月の初めに食べられる予定なので、今度できたら、カルボナーラとか、ポトフ(季節が合わないかな?)を作ってみたい。
こいつこそ、脱水シートの威力発揮する料理だと思います。
2週間目までがまんすると、そのあたりからうま味成分が結晶化して析出し始めます。
あれがまた楽しいんですが、4週かける作り方だと手当を忘れてかびさせそうで(マテ
赤くなったのは、お肉の中のミオグロビンが酸素と反応したんですよ。
お店で売ってる薄切り牛肉が、重なっているところだけ色が悪かったりするのもこいつのせい。重なって空気に触れなかったから反応できなかったんですね。
で、ミオグロビンは硝酸とも反応するので、ハムや塩漬け肉が固まり肉のまま綺麗に色づくんです。硝酸は大根にも含まれているので、大根たっぷりの豚汁作ると、豚肉が妙に鮮やかなピンク色になることがあります。あれ最初ビックリするんですよね(笑)。
パンチェッタ、美味しいです。
で、脱水シートを使うやり方は現代的ですよね、昔ながらは大変でしょうね。
結晶化はよくわかりませんでした。
でも、今日、普通のベーコンでブロッコリーを煮てみたのですが、ベーコンって、旨み少ないと思いました。
お肉の色の反応のご説明、いつも感謝して読んでいます。
また、色々教えてください。

