辻ちゃん
2007年 05月 11日
この前まで、ミニモニで、小学生ぽく踊っていたのに、もうお母さんだって。
以前、「私は辻ちゃんファン」というのを書いた。
この子の食に対する執着心は天性のものだと思ったから。
その後、色々な番組で辻ちゃんを注目していたけれど、どうも小中学校で全然勉強しなかったようで、日本語がひどかった、言いたいことを人に伝えられないのだ。(笑)
ダブルユーになってからは、しゃべりが下手だったから、どこかの料理番組にも中々呼んでもらえず、加護ちゃんばかりが目立っていた。
でも、一度、加護ちゃんと「愛のエプロン」に出たときに見たら、課題のお料理は作ることができないものの、辻ちゃんが主体となって、色々な調味料を味見しながら入れ、それなりに味の良いものを作っていた。
批評者は、「課題のものとは全然違うけれど、とても美味しい!」と答えていたっけ。
私は「やっぱりね~」と思った。
この子は「美味しいものを食べる」ことにものすごく執着心があるけれど、お料理も好きなようで、モー娘時代、モー娘でお料理を作るなんていう番組でも、人一倍、力の入れようが違っていた、舌の良さがそうさせるのか、諦めずに、どうにか美味しいものを作ろうとする姿勢が他の(お料理に関してめちゃくちゃをしてしまう)女の子たちと違っていたっけ。
そんな彼女の記者会見を見たら、今までで一番しっかりしたまともな日本語をしゃべっていた。
愛してくれる人を見つけ、お腹に赤ちゃんができたことが、彼女の内面をまとめたのか?
「愛」って、すごい力だと思った。
しかし、「彼のどこが良かったのですか?」という質問に、「笑顔と、私の作ったお料理を美味しそうに食べてくれるところ」という答えを聞いて、やはり、辻ちゃんらしい男性の選び方だと思った。
「やはり、彼女は、食べ物で人間関係を作る子、決める子」だと思った。
この子は、私が見抜いたとおり、やはり、「食に関する才能(及び執着心)」があると思う。←人に勝ちたいというのではなく、食を通して人を幸せにするような行動ができるみたいな。
(神様が与えてくれたこの子の人生を切り開く才能は、歌でも踊りでも可愛いルックスでもなく、「味に敏感な舌とほわっと人を包み込むような性格」だと思う。)
まだ若いけれど、きっと「料理を作って、料理を中心とした家庭を築く能力がある」ような気がする。
(だから、若過ぎる結婚で離婚する可能性は低いのではと思う。でも、これから色々あるから、一概には予想できないのかも知れないが)
きっと、自分が美味しいと思ったものを作って、それを美味しそうに食べてくれる人がいたら、それだけで幸せになれる子なのだ、そして、もっと作ってあげたいと思える子なのだ。
だから、きっと彼とだけの狭い家庭を作らないで、両方の両親とも仲良くできる子だと思う。
もし、彼女が、このまま、順調に家庭を作って行けたのなら、例えば、良い編集者さえ付いたら、この子は、料理研究家になれるかもと思う。(教えるのは無理かも、料理本は出せると思う)
それも、新しい世代の新しい家庭の新しい料理研究家になれるだろう(新旧のお料理を混ぜ込んだ料理研究家)。
ま、素質だけは保証する。
考えてもいませんでした。
ふつう、シェフには、女性はいませんね。
また寿司職人や天ぷらには、圧倒的にすくないです。
業務用の料理人は女性が少なく、家庭ではなぜ、女性が料理を担当するのか?
離婚の原因に、食の不一致があるはずですが、あまりこういう見解はでてきません。
コンパニオンかと同じ釜の飯というぐらい、食とはコミュニケーションに多いに
関係あり、人間関係は、コミュニケーションが主体ですから。
食を戦略にした国家として、フランスがあるといいます。
アングロサクソン(イギリス)は、美食よりも、粗食を戦略としているようです。
なぜか?
イギリスのエリートを育てるパブリックスクールの食事のまずさが
世界制圧の原動力となった説もあります。
食とは、個人的な趣味のグルメばかりでなく、国家的戦略とも関係しているようです。
そうですね、食は国家戦略とも関係しているでしょうし、宗教とも関係していますよね。
イギリスとフランスの大きな違いは、プロテスタントかカソリックかだと思います。
プロテスタントの国は、料理に気を使わないと思います。
業務用の料理人は力がいるし、女性の場合、妊娠とか子育てでずっと続けるのは困難なところがあるからではないでしょうか?
女性の料理は、少数に対して愛情をこめながら作るのに適しているかも。
離婚の原因で、食の不一致はないと思います。
どちらかが歩み寄るくらいの関係なら、不毛な食の不一致にはならないでしょうし、どちらも歩み寄らない関係なら、一緒に食事をしなくなるでしょうし、そもそも食べ物の前の関係が壊れているということではないでしょうか?
辻希美さんに関する私の見方は独特だと思います、「食」という観点で、彼女をずっと観察していた人は他にいないと思いますから。