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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw
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三度目の夜のビストロ ラ シブレット 2/2

三度目の夜のビストロ ラ シブレット 2/2_d0063149_22465482.jpgその次は、ロニョンのポワレ。
ロニョンは、腎臓のフランス語と習う。
で、最近は行っていないが、昔、上野松坂屋の銀サロンで、ランチプレートを取ると、何故か、腎臓が必ず乗っていたのだ。
美味しくもないし、何で乗せるのだろうと思ったけれど、シブレットのロニョンを食べながら、松坂屋のシェフは、きっと、腎臓が乗ることによって、フレンチっぽくなると思ったのかもと思った。

これは、この日の一番。
アンモニア臭くない、無臭の腎臓で、食感は、砂肝をちょっと柔らかくした感じかな?
上に乗っているものはごぼう。
ロニョンに小麦粉をまぶして油で焼き、そこにスープを少し注ぐと、炒めて香ばしくなっている小麦粉がスープを含んで、ソースっぽくなる、それが美味しい。
きっと、ソースだけ作るとしたら、ブラウンソースという名前のソースだろうけれど、炒めた小麦粉がクリーム状になった味つけが美味しかった。(昔懐かしい←うちの父親のその類の料理の味を思い出した、シブレットの方が数段上だけれど)

三度目の夜のビストロ ラ シブレット 2/2_d0063149_22472255.jpg私のメインは、牛ほほ肉の赤ワイン煮。
お肉ほろほろで、味付けは濃厚ではなく、さっぱりした感じ。
美味しいことは美味しかったけれど、さすが、ここらへんでは満腹感が強かった。
付け合せのマッシュポテトとトマトのロースとは、シブレットのランチで良く食べているものと同じかと思ったが、マッシュポテトは、ランチのときより、一段とクリーミー、リッチテイストであった。


三度目の夜のビストロ ラ シブレット 2/2_d0063149_2247548.jpgこちらは、石川先生のエゾ鹿のロースト
一口いただいたが、噛み応えあるお肉。
臭くはないけれど、噛み応えで、野性味を感じた。
山の中を走り回っている動物のお肉は、引き締まっているに違いない。




三度目の夜のビストロ ラ シブレット 2/2_d0063149_22484890.jpg今回、心ひそかに誓ったのは、「今回こそ、デザートを取るぞ」ということ。
でも、取ったデザートは、「一番量の少ない」ことを基準に選択。(笑)
これが、ブランマンジェとアイスクリーム。
全部食べられたけれど、味のことは美味しかったこと以外覚えていない。



三度目の夜のビストロ ラ シブレット 2/2_d0063149_22491363.jpgこちらは、石川先生のカルバトス
何でも、これを呑むと、満腹感が収まるとのこと。
一口味見させていただいたが、ものすごいアルコール度数。
蒸留酒なのかな、焼酎系?

さてさて、私は、デザートは食べることができたが、その後のコーヒーについてきたカヌレはさすがお腹いっぱいで、手が出ず、持ち帰った。(甥のどちらかのお腹に入ったと思う)

ふ~、色々なお肉の味や食感の違いを味わった食事であった。
美味しかったけれど、「お肉って、やはり高カロリー、ずしんとお腹がいっぱいになる」と思いながら、家路についた。

しかし、家から自転車で5分のビストロばかり行くという楽な贅沢をしていると、ますます、遠くまでご飯を食べに行かなくなりそうで怖い。

石川先生、色々教えていただき、有難うございました。
楽しかったです。

石川さんのシブレット記
Commented by proxy the cat at 2007-02-05 22:24
はじめまして。ラ・シブレットをググるなかで記事を拝見しました。
テーブルに着く前にいろいろと参考にさせていただきました。TBしようとしたのですが、どうもうまくいかないようで、ご迷惑をおかけしていたら申し訳ありません。
ちなみに、テリーヌの熊は信州のツキノワグマのお仔さんだそうです。
Commented by mw17mw at 2007-02-06 12:02
>proxy the catさん
はじめまして、そしてようこそ。
TBでは何の影響も受けていませんが、うまく行かないのは困りますね。
ツキノワグマの子供ですか、余り獣臭くなかったです。
by mw17mw | 2006-12-06 22:54 | シブレット@浅草橋 | Comments(2)