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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

お酉様と柚子胡椒

日曜日、三ノ輪までおじさんフレンドに自動車で連れて行ってもらい、そこからお散歩開始。
お酉様あたりを右に入って、間違って迷い込んだところは、金美館通りという日比谷線入谷と浅草のお酉様の間にある商店街、そこには、「手打ちうどん 家康」がある。

このお店はひと頃美味しいと評判が高かったので、入りたいと思っていたのだけれど、
たまに前を通る時は、いつも、営業時間外だったのだ。
今回、ちょうどお昼の時間であったし、「チャンス」と入ってみた。

メニューを見ると、結構高めで、千円以下のものがない。
(ただ、実際にうどんが来て、見てみると、お値段相応のボリューム感はあった)
また、日祭日には、普通のお値段で、1.5倍のボリュームもオーダー可能とあったから、大食漢の人は、日祭日が良いかも。(確か日祭日だと思ったけれど、もしかしたら、土日祭日かも)

お酉様と柚子胡椒_d0063149_174296.jpg頼んだものは、一番人気と言われた「家康うどん」
うどんは透明感があって、しこしこした手打ちで美味しいけれど、汁がちょっと甘めかな?
讃岐でも大阪でも東京でもない味。
薄い色で甘め。
色々なものが入っていた、鶏肉、豚肉、なめこ、長ネギ、かまぼこ、天かす、うずらの卵が2個etc,etc。

この関西風と言おうか、透明な汁になめこのつるつるが溶けた、ちょっと独特な味を食べているうちに、昔、銀行員時代に良く食べていた「八重洲の讃岐茶屋の鳥なめこうどん」を思い出した。
こんなに色々入れないで、美味しい鶏のもも肉となめこだけの方が美味しいのにと思った。(讃岐茶屋は、今でもあるみたいだが、経営が変わってしまい、昔の美味しさはない)
もし、家になめこの缶詰があれば、是非、関西風の汁で、鶏のもも肉となめこのうどんを作ることはお奨め。(できたら、鍋焼き風に)

家康うどんは、美味しいことは美味しいけれど、「特段」という程ではないかも。
くどいわけではないけれど、具の種類が多過ぎて、色々な味が混ざりすぎているのかも。
このお店、他のメニューを食べれば、印象は異なる可能性は高いと思うのだが。

テーブルにあった七味が余り効かなかったのが不満。

だいたい食べ終わったときに、一人の男の人が入ってきて、「お土産用の柚子胡椒、欲しいのですけれど?」と頼んでいたが、日曜日にはおみやげ物用はないとのこと。

お酉様と柚子胡椒_d0063149_1745523.jpgその言葉を聞いて、テーブルの上を見ると、七味の他に確かに「柚子胡椒」があったのだ。
青ではなく、真っ赤な柚子胡椒。

初めて来店した人には、「辛いのがお好きでしたら、柚子胡椒をお使いください」とか言ってくれればいいのにね。

お店の人に聞くと、「自家製」とのこと。
普段は、お店で食べた人に限り、お土産用柚子胡椒を売るのだけれど、「お酉様」のときだけは、お店の前にワゴンを出して、売るとのこと。(今年は28日だけ)
販売価格は1050円。

この柚子胡椒をおうどんの中に入れたら、確かに辛味が良く効いて美味しかった。

・店名 : 手打ちうどん 家康(てうちうどん いえやす)
・住所 : 東京都台東区入谷1ー23ー2
・TEL : 03-3874-8789
・営業時間 : 11:30~14:00 18:00~20:30(L/O)
・定休日 : 無休
・最寄り駅 : 日比谷線入谷駅

追伸:今日、お昼に買いに行って来た。
    なんと、50%引きの530円であった。(レポートはまたいつか。)
    まだ計量していないけれど、530円だったら、お得という量で、満足。
    お店は繁盛していて人気店のようだった。
by mw17mw | 2006-11-28 17:06 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)