アメリカ育ちのサプリメント 2/2
2006年 11月 24日
こういう説明会に出て、また、実際に錠剤の成分表を見ると、毎日何を必ず摂らなくていけないのか、わかったような気になる。
多分であるが、毎日摂った方がいいのは、
1.α-リノレン酸と蛋白質(アミノ酸?)
2.EPA・DHA
3.カロテノイド
4.ビタミン類とミネラル類
と言っているように聞こえた。
α-リノレン酸とEPA・DHAは、確か人間が自分で作ることができなくて、外から摂取しなくてはいけない脂肪酸だと思った。
でも、聞いているうち、「毎日、シソ油を摂って、青魚と人参を食べて、野菜を食べれば、同じでは?」と思ってしまった。(笑)
こういう話って、聞いていると、どういうわけか、「栄養的に完璧な食事は、食べ物から摂るのは無理なのだ」という気分になってくるから、不思議。(でも、実際は、そんな完璧な食事をしていなくても、野菜・肉・魚類を適当に食べていても、そう簡単には病気にならないのではとも思う)
そして、ダイエットなのだが、実際に体験した人が、「一月で5kg痩せました」というので、興味津々、
でも、どうも、一日1~2食は食事をしないで、代わりに、上に書いた1~4までの錠剤を飲む30分前に、食物繊維のサプリメントとお水を飲むみたいだ。
そうか、必要な栄養素をサプリで補給して、食物繊維のサプリでお腹を膨らませれば、一日1~2食食べなくていいのだ。
皆、「このサプリで5kg痩せました」というけれど、実は、そのサプリで痩せたわけではなく、1日2食を食べないで、体内にエネルギーを入れないから痩せたのだ。
そのサプリは、2食食べなくても、健康でいられるように、必要不可欠の栄養素を補給する役目なわけだ。
合理的と言えば合理的だと思ったが、その話を聞いた途端、「私の場合、ダイエットで好きなものを好きなだけ食べられないとしても、毎日三食、食事したい」と思った。(笑)
その時は、なるほどと思った。
しかし、今日になって思い出したのだが、昔、栄養学の先生が言っていたけれど、「噛む」とか、「栄養を食事から摂る」という行為は意外に重要らしい。
ま、ダイエットで一日1食の生活を続けるのは、1~2か月だろうから、さほど問題はないのかも知れないが、人間は食事で食べ物を噛まないと、呆けるとか、脳が衰退するということだ。
(病人でも、点滴で栄養を摂る人より、食事で摂る人の方が回復が早いとのこと)
そうなんだ、結局、口から食べ物を入れなければ、胃も腸も体の消化器系の内臓が全て余り働かないということになるのだけれど、それって、健康なことなのだろうか?
余り食べ物が入って来ない環境で、腸内の酵素って、生き生きできるのだろうか?
やはり、人間の体って、口から食べ物を食べるようにできているのだな、と改めて思ったりして。
う~ん、あちら立てれば、こちらが立たず。
やはり、サプリを使った極端なダイエットは、良くないかも知れない。
誘ってくれた女性が、私に感想を求めてきたので、「悪いものでないことはわかった。でも、食べることが好きで、ご飯を作る余裕のある私は使わないと思う。でもね、人間、どこでどうなるかわからないし、年を取ったり、忙しくて、食事がおろそかになったら、使ってもいいとも思う」と返事しておいた。
話は変わるが、私をそういうサプリの販売説明会に連れて行きたがる友人に、「半年前に一緒に聞きに行った前回の会社のサプリはまだ飲んでいるの?」と聞いたら、「もう全然飲んでいない」とのこと。
「前回の会社のサプリ、本当にいいのだから、すごいのだから、一緒に説明聞きに行こう、聞かなくては損よ」と夢中だった癖に...。(笑)
そんなもんよね~、サプリとか、ダイエット法とか。