浅草橋のビストロ・ラ・シブレット
2006年 08月 02日
ちょうどその日は、お昼のご飯を炊くのを忘れていた日。
早速、一時過ぎに行ってみた。
場所は、台東育英小学校の校庭のまん前。
行ったら、「あ、知っている、前を通ったことがある」と思った。
で、この写真は朝写した写真で、朝は素っ気無いのだ、お店の名前の書いてある吊り下げられている茶色い看板と、緑色の小さなプレートしかないのだ。
前は、ワインの瓶も置いてなかったかも。
朝っぱら、このお店の前を通っても、私のアンテナには何も引っかからなかったのだ。
(というか、浅草橋の裏通りにフレンチのお店ができるなんて、私の発想を超えていた。)
もし、メニューを書いた紙でも籠に入って置いてあったら、わかったと思う。
でも、もしかして、(料理を除いて)この素っ気無い、商売気のない、さっぱりしたところが、このお店の特徴かも。
何でも、「人通りの少ない通りに店を出したかった」とのことで、そのお店の場所を選んだそうだから。(笑)←このお店の入っている建物の人かと思ったら、違った。
率直な感想は、「このお店は、美味しい料理の何たるかを知っていて、美味しい状態で出してくれる」と思った。
野風僧に続いて、近所で二軒目で、嬉しい。
チャリンコ圏内(徒歩で10分強かな?)に、フレンチのこんなに美味しくて、手頃なお店ができるなんて、ロワゾー・ド・リヨンのクロワッサンに続いて、「台東区の奇跡」。(笑)
(上野・浅草の盛り場以外の台東区で、和・中以外のお店を出すのは大冒険なのだ)
我が家の近所にフレンチがないわけではない、でも、皆、気に入らなかったのだ。
そのお店は本当に小さくて、シェフ1人にフロア1人(ご夫婦みたい、若い)、カウンター8席に4人用1テーブル、二人用1テーブル。
ランチは、メニューが5つ。
1050円が3つに、+500円が2つ。
1050円は、牛のサーロインステーキと、お魚と、仔羊の焼いたもの。
サーロインステーキは売り切れとのことで、仔羊にする。
まず、出てきたのは、小さな胡瓜の冷製スープ。
これが美味しい、冷たい器に冷たくて爽やかな胡瓜の味と香りのスープ。
写真を見ると、オリーブオイルが垂らしてあるけれど、これでアクの味を消しているのかなと思う。(写真では大きく見えるけれど、90~120ccくらい)
滑らかで、全く野菜の粒を感じさせないように、漉してあって美味しい。
(その清々しさと美味しさはとてもじゃないけれど、「プロの技術」という感じで、「真似しよう」なんていう気が全く起きなかった、脱帽)
ただ、フレンチだからこのくらいのしょっぱさは当然なのかも知れないが、最初の一口が相当しょっぱかった。
あの胡瓜の味を引き出すのには、きっと多量の塩が必要なのだろう
でも、飲んでいるうちに平気になったし、量が少ないから、私はこの冷たいスープが好きだと思えたが、例えば、高血圧の気があって、塩分を気にしている人が飲んだら、「うっ」と思うかも知れない。
(何か、自分がどう感じたかだけを書けばいいのに、日常、家族の好みを頭に置いているせいか、どうも余計なことを考えてしまう)
これが仔羊。
焼いた仔羊の下にご飯が敷いてあり、汁を和えて食べるようになっている。
お肉は、一切れだけ筋がなかったが、後は筋があって、噛み応えがあって、これはこれで「肉を食べている」という感じがして、美味しかった。(筋のない肉は筋のない肉なりの美味しさがあった)
マッシュポテトもサラッ、ふわ~で、熱々で美味しかった。
お皿に乗っているもの全て、一番美味しい状態で出されたような印象がある。
最後、デザートにカヌレとみかんが半分出てきた。
みかんは良く冷えていたし、カヌレはちょっと温かくてカリっとしていて美味しい。
特に気に入ったのは小さなカヌレ。
そこらへんのパティシエのカヌレより美味しいかも知れない。
パンもカヌレも全て自家製とのこと、すごいな~。
お土産に10個単位で買いたいくらい気に入った。
とにかく、満足、満足であった。
お料理は美味しいし、サービスはテキパキしているし、気持ちが良い。
家から自転車で行って食べて戻って、お昼で1時間くらいかな?
入ったとき、1時過ぎで、お客さんが私を含めて5人くらいで、プレートが出るまで20分くらいかかった。
でも、これで1050円は本当にお得というか、1050円で、「美味しい料理の何たるかを知っていて、それを作る技術があるシェフの」ランチが食べられて幸せと思った。
残念なことに、近所に、フレンチを付き合ってくれる友人がいないのだよね。
きっとこれからも、平日のお昼にたまに行くしかないと思う。
(そうそう、今年前半のドタバタで近所でない友人とのお付き合いが途絶えていたのをこれを機に復活させるかな?)
きっとこのお店は、近隣住民以外に支えられていくであろう。(笑)
何か浅草橋方面にいらしたときには、推薦しますという感じかな?
ビストロ・ラ・シブレット
03-3863-6232
東京都台東区浅草橋2-27-5
定休:日曜日
営業時間:11:30~13:30(L/O) 18:00~22:30(L/O)
ホントいい感じのお店です。
ウチからだと何とか徒歩圏という距離ですね。
この日は散歩がてら歩いていきましたけど(笑)
シブレット関連の記事を探していてこちらに」たどり着きました。
私もつい何日か前に行ってみたのですが、本当にいいお店ですよね!
常連さんと一緒だったので特別メニュを頂いたのですが、
通常メニュもとても魅力的!
すぐにでもまた行きたいです。
今度ともよろしくお願いします!
私のこと覚えてます?昨年秋、ブーケ・ド・フランスでご一緒したと思います。
シブレット、本当に良いお店ですよね。
itacoさん主催の会だったら、益々良い料理が出たでしょうね~。
このお店のシェフ、若いのに実力派だと思います、あんなに一生懸命に料理作って、どこかでポキっと折れないかしら?とか、手を抜き出したら、嫌だな~と思ってしまいます。
そのくらい、若くて真っ直ぐで全力を尽くすところがいいですよね~。
このお店は、地元民で支えるのは絶対無理だから、地元民以外でファンが増えてくれると嬉しいです。
今日、2時頃前を通ったのですが、満員で嬉しかったです。
また、どこかでご一緒できるといいですね。
書くのを忘れました、こちらこそ、今後とも宜しくお願いいたします。(たけさんのblogたまに見に行っています)
シブレットの記事を読んだ時点では分からなかったのですが、レスを頂戴してから「合羽橋」でわかりました。直ぐにきづかづに申し訳ありません m(_ _)m
こちらのシェフ、本当に一生懸命ですよね。
実は土曜日のランチにも伺ったのですが、まったく手抜きがなくて心底呆れてしまいました(苦笑)
この日も満席で、その上、続々とお客さんが押し寄せ、そうゆう対応にマダムが慣れていらっしゃらないのがお気の毒で。。。 人気店になるとそうゆうつまらないことでけちをつける人も出てくるんじゃないかという懸念がありますが、私達みたいな(笑)ファンで支えていきたいですね!
ブログ、ご覧になって頂いているとの事、ありがとうございます。
私もまた寄らせて頂きますね!
本当にあのご夫婦、ご主人は真っ直ぐ頑張るし、奥様もさっぱりした、欲のない普通の常識の方のように見えますし、変って欲しくないですよね。
本当に、支えることができたらと思います。
二人だけのお店というのは、無理がききませんものね。
店が余りの繁盛だと、疲れ切ってしまいますよね。
二人だけと言うことは、どちらかが倒れても、お店は開けないのですものね。
人気店になって、文句を言う人が出てきたら、可哀そう。
暫くは、静観するしかありませんが。
嬉しいです。
夕食なのですが、ようやく。10月の前半に、第一回目、行ける目処が立ったばかりなのです。(実は決まったのが昨日)
ですので、11月以降で良ければ、是非、ご一緒したいです。
(絶対、また行きたくなると思いますので)
まずは、頑張って、第一回目、美味しい物を食べて来ます。
では、お会いできること、楽しみにしています。
ランチに。
なんと、休みでした。
また、出直します。
帰りにH*Bによりました。
シュークリームもつくっているのですね。
また、となりが、モダンなうどん屋でした。
浅草橋は、個性的なお店が多いのはなぜでしょうか?
いままで、台東区のイメージでしたが・・・
それは残念でしたね。
実は、私は今日の一時頃、小雨の空模様を見て、一瞬「久々、シブレットでお昼しようかな?」と思ったのであります、もし、行っていたら、お店の前で、お互いが誰だかわからずにすれ違っていたかも。(笑)
H*Bは、月水金の午後シュークリームがあります。
「台東区のイメージ」というのが良くわかりませんが(笑)、隣のモダンなうどん屋とか、その近くの「月<ムーン>」という飲み屋とか、結構、個性的な店ありますよね。
浅草橋・柳橋は、是非、脱台東区的イメージで頑張って欲しいです。
隣のうどん屋とか、月も行かねばと思っておりますが、最近、浅草橋の真反対の北のほうばかり行っています。
明日、夜の部で予約しました。
ぜひ、来てください。(笑い)
ニアミスではないです。
台東区とは、原宿、六本木、赤坂とはちがうイメージです。
でも、ファンド資本主義(中身より外見に投資)には汚染されていないと
おもいます。
美味しい太田ハム、Take-zoの世界が、あるのは、信じられません。
そうでした、今年から水曜日定休になったのですよね。
そのことも忘れてしまうほど、シブレットに行っていません。
最後に行ったのが、確か12月1日です。
シブレット、夜の方が断然いいですよ。
夜を知ったら、昼間余り行きたいと思わなくなりました。
明日は楽しんできてくださいね。←人見知りなので、失礼します。
(太田ハムとTAKE-ZOは隠れた台東区の宝ですね)
2人で、1万8000円でした。
料理は、4500円のコース、ワイン白ボトル1本、シャンパングラス1、赤ワイングラス1
です。
アルコールのほうが高かった感じです。
店内は、14,5名のキャパシティがほぼ全員女性でした。
カップルで来ていませんでした。18時から20時の時間帯でした。
ところで、月を帰りに見ました。
BARと居酒屋の2箇所ありました。
たぶん、同一経営者でしょう。
元日興證券の社員かもしれません。
美味しいとも書いてないから、あまり気に入らなかったのかな?
男性で、フレンチ誘って行ってくれる人の数って絶対的に少ないから、
どうしても、女性同士になってしまうのかも。
月と元日興証券社員の関係は良くわかりませんが。(お知り合い?)
ワインもよかったです。
ところで、一人一万以下ですが、男性は
誘わないのですか?
そうすると、高級な寿司屋も、一万円以上しますから
誘わないのでしょうか?
カップルできていても、会社経費で落としているかも
知れませんね。
料理もワインも気に入られたようで、良かったです。
ちょっと書き方悪かったかも。
日本の男性は、フレンチより居酒屋やお寿司屋が好きだという意味でした。
勿論、会社経費で落とせる人、知り合いがいれば嬉しいのですが、いないしね。
会社経費と言っても、1万円奢ってくれるとしたら、結構近しい人でないと
無理ですよね。
男性側としては、おごる経費は同じですから、戦略ミスを
しているかもしれませんね。
フレンチは、甘いデザートがありますから・・・
逆に、女性の高度な戦略からすると、男性にあわせて
好意度を獲得するかもしれません。
男「何を食べたい」
女「おすし」
これを真にうけるわけです。
ところで、ムーンはムーンビルというのがあるのですね。
私は、行ったことがないので、もし行かれるときがあったら
聞いてみてください。
日興證券出身、ローラーボードが趣味。
こういう話が、雑誌に昔でたことがあったそうです。
>求人情報
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「女性の高度な戦略からすると、男性にあわせて好意度を獲得するかもしれません」と私も思います。
「私、フレンチ食べたい」「あ、いいよ」という会話が成り立つのは、相手が(接待交際費を使える男性かお金持ちに限りますが)余程その女性を好きか、フレンチが苦手ではない男性のような気がします。
moonは、行ったら、聞いてみます。