レストラン七條@神保町
2006年 07月 01日
何でも、海老フライが絶品とのこと。(でも、私が子供だった頃の海老フライとは別物らしいけれど)
しかも、レストラン七條は、オフィス街にあるにも拘らず、土曜日のお昼は営業しているとのことで、本日、出かける用があったので、それに先立って行ってみた。
レストラン七條は、神保町の小学館ビルの地下1階にあるのだが、実は私は大学生の頃、白山通りを挟んだ反対側の汚い木造家屋の中で2年間バイトをしていた。
色々調べたのだが、どうも、私が大学を卒業した後すぐに、このお店はできたみたいで、私とはすれ違いなのだ。
今回は、大江戸線で春日に出て、三田線に乗り換えたのだが、神保町の地上に出なくても駅から小学館ビルまで地下を通って行ける事を初めて知った。(笑)
で、「エビフライ、エビフライ」と思いながら、お店に着くと、「ちょっとお待ちください」とのこと。
1時でも結構混んでいて、前の客のお皿等片付ける間、待たされた。
(12時頃だったら、もっと待たされたかも)
その間に、ランチメニューを見る。
日替わりAというのが「エビフライ、メンチカツ」、日替わりBが「マコガレイのムニエル」。
他にも、ミックスフライ(海老、ホタテ、クリームコロッケ)とか、海老フライだけ、カレーにハッシュドビーフだったかハヤシライスだったかとか、結構選択肢が沢山あった。
活〆穴子のフライだけが既に売り切れ。
何にしようか迷ったが、メンチカツも評判が高いようだったので、Aにしてみたが、これが大失敗。
注文すると、カップに入ったスープが運ばれてきた。
半分本物、半分インスタントみたいな味のスープ(と私は思ったが、確かなことはわからない)
程なく、海老フライとメンチカツとご飯が運ばれてきた。
他には、ドレッシングがかかったキャベツを主体にした野菜の千切りが沢山に、マヨネーズ味のマッシュポテトサラダ少々、トマト一切れ。
海老フライの下にはタルタルソースが敷かれていた。
海老フライ、本当に美味しい。
衣がサクサクで、カリカリなのだが、所謂「クリスピー」と言われるものではなく、普通のパン粉の衣のよう。
油切れも良くて、サクサクで、揚げ立ての美味しさもあるのだろうが、やはり技術が高いと思った。
(断面図を何度も見たが、コツが良くわからなかった。ただ、衣と海老が密着しているのは良くわかった。)
例えば、色々な有名店の海老フライを当てるブラインドテストがあったとしても、ここのは当てられるみたいな、素晴らしい揚げ方であった。
海老は、一直線に延ばされていて、海老の逆イナバウワーという感じ?
結構食べ応えのある大きさの海老ではあったが、食べ終わると、海老一尾では淋しい、もっと食べたいと思ったのだ。
次に、ソースをかけないで、メンチカツを食べたのだが、何だか良くわからないけれど、衣に塩味を感じるのだ。
何で、メンチカツの衣が塩味なの?と思ってしまった。
(海老フライの衣は塩味も何もしない。)
ナイフで切ると、本当にジューシーで中々美味しいのだが、衣の塩味が余計な感じがした。
もしかして、ソースでなくて、塩で食べて欲しくて塩を振ったのかしら?とも思うけれど、良くわからない。
何てことを考えながら、味わっていたのだが、だいたい食べ終わった頃、心に余裕ができてきたのか、周囲の様子が頭に入ってきた。
運ばれる料理、近所の席の人が食べている料理を見ていると、ミックスフライは海老が2尾みたい。
それがわかったときには、「失敗した~」と思った。
Aランチよりミックスフライの方が200円くらい高かったが、その差は、海老の数だったのだ。
失敗、失敗。
後、このお店の常連さんだろうか、「Aランチのご飯抜き、ハヤシライス半人前」なんていう頼み方をしている人がいた。
ハヤシライスやカレーは半人前があるそうである。
カレーも有名らしい。
今回、初めての七條だが、揚げ物の技術の高さ、海老フライの美味しさはすごいと思った。
お勧め。(海老フライは2尾以上の料理を選んでね)
寒くなったら牡蠣フライを食べにいってくださーい。
大きな牡蠣がそれはたくさん!
二人でいってミックスフライと牡蠣フライをとって
シェアするといいでーす。
フレンチメニューは未体験ですが
魅力的なラインアップ。
ここは土曜日だと一家総出って感じで中学生くらいの子供さんたちが手伝ってい
て、いい感じです。
息子さんは確か北島亭で修行したと聞いたことがあります。
だからフレンチは是非食べてみたいと思っています。
私、牡蠣フライ、大好きです。
そういえば、最近美味しい牡蠣フライ食べた覚えがありません。
わ~、冬が楽しみです。
このお店、本当に真っ当な洋食屋さんでいいですよね。
ここまで真っ当にすごくなくても良いから、近所に欲しいお店です。