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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

別れと浅草橋・蔵前色々

別れと浅草橋・蔵前色々_d0063149_22104478.jpg今朝、6時半に起きて、インド人一家を見送った。
見送る人も見送られる人も皆淋しそう、タクシーに乗って、見送りに来た人たちに、「行って来ます!」と挨拶して出発した。
色々写真を撮ったけれど、泣いている写真は送って良いものやら、迷うところ。
見送りに来た人は、隣の人と前の家の人はわかるけれど、その他は、床屋・風呂屋・酒屋であった。(笑)
このインド人のおじさんって、本当に昔は良くいた下町のおじさんみたい。
今時、引越しするからと言っても、床屋・風呂屋・酒屋が見送りに出る下町のおじさんはいないのではないかと思う。
何となく懐かしい、常識のある人たちであった、あの一家がいなくなって淋しくなる。
お母さんの子どもを躾けるための厳しい声、「土曜日は僕が子どもの勉強を見る日なのだ」と言っていたお父さん、日本でベジタリアン続けるとしたら、毎食奥さんが食事を作ることになるわけで、奥さんは毎日夕食を作るのに二時間、友達が来るときは、前日からお料理を作っていたそうだ。

別れの挨拶も「行って来ます」だったから、バカンスでインドに戻っていると考えよう。
もう会えないと思うから淋しいのだ、でも、これは永遠の別れではないのだから。

それと感じたのだけれど、あのインド人一家は、思い出は写真に残すものではなく、心に残すものと思って暮らしているような気がした。
写真を撮る時間があるのなら、その時間や気持ちを、人と接して心を通わせる方に当てたいと思っているような気がした。
日本人は、思い出を写真に残そうとする民族性が強いのかも知れない。

さて、先日、洋服を買いに行ったら、自分のウェストがすごいことになっていることを自覚した。
しかし、この文章は正しくないかも。
ウエストというのは、くびれているところを言うのであるから、正しくは、お腹の回りがすごいことにという言い方が正しいかも知れない。

で、昨日から、自転車を捨て、30分前にバーム飲んで、朝1時間歩くことにした。
まだ、二回しか続いていないけれど、30分歩くと、何となく汗ばんで来る。
この感じが脂肪が燃えている証拠と、一人でほくそ笑みながら歩いている。
これが続くと、私にウエストが戻るかも。

別れと浅草橋・蔵前色々_d0063149_2211823.jpgで、今日は、浅草橋で野菜を買った後、浅草松喜に、ベーコンを買いに行こうと、江戸通りの方に歩いて行った。
歩いていると、浅草橋で、判子屋さんだと思うのだが、写真のような看板猫がいたので、パチリ。
ワゴンで売っているものは、犬や猫のスタンプ。
普通、飼い猫は仕事しないで、勝手気侭に暮らしているものだが、この猫は大人しく与えられた仕事をしていて偉い。
私がこの猫だったら、台の下にもぐっちゃって、ふて寝するけれど。(笑)





別れと浅草橋・蔵前色々_d0063149_22112513.jpg

次に、蔵前に出たのだが、確か、ここらへんのお豆腐屋さんが、いなり寿司屋のOEMを行っていて、大量の油揚げを煮ていると聞いたことがあったのだ。
確か、このお店ではと思って見たら、油揚げを煮ているところは、もう終わってしまったのか見れなかったが、店先に、油揚げの端切れを沢山袋に詰めたものが大量に売られていた。
これはどう見ても、油揚げを2つに切っただけではいなり寿司の袋には大き過ぎるので、2,3cm幅で切り取った感じ、それが大量。
これで、OEMをしているのはこのお店に違いないと思った。
今度は、もっと早くに見に来てみようっと。

その後、厩橋に出て、シャッターが閉まっている野風僧をちらっと見て、雷門の松喜に。
ベーコン買って、家に戻ったが、これでちょうど一時間歩いたことになった。(松喜のベーコンは美味しくて安くて、ものすごくお勧め。100g240円で、スモーク臭がして、美味しいのだ。)

この散歩は、健康に良いのだが、いつもは、自転車でささっと買い物をしてきて、午前中に少し料理する時間があったのが、なくなってしまった。
それが困る。
でも、続けねば....、明日はどこを歩こうか。

実はまだまだ書きたいことが沢山あるのだけれど、まだ頭の中でまとまらないものが多く、今日は、お散歩でお茶を濁しました。

Commented by hacchima at 2006-05-19 10:49 x
出会いと別れはつきものですが、別れは寂しいものですね。
私も、職場で知り合った外国人と何回別れたか・・・
特に今私も、背中合わせに机を並べている(?)インド人がいるので、
インド人絡みの記事は興味深く読ませて頂きました。
でも、そちらのインド人は日本が好きでより日本人にとけ込もうとしている様に感じられましたが、こちらは頑なに自分たちだけで自分たちの生活をしているように感じます。
大学のインド人会の様なネットワークがあるからかもしれませんけどね。
言葉の問題も大きいですね。
必要性が感じられないのか、彼は日本語を学ぼうとしていません。
つまりは、日本があまり好きでは無いのですね。多分・・・
Commented by mw17mw at 2006-05-19 22:16
うん、別れは淋しいものですね~。
きっとその方は必要性を感じていないのと、やはり、インド人でないとくつろげない人なのかも知れませんね。
我が家の近所にいたインド人は、インド人とも沢山付き合っていて、話している声も聞こえていましたが、親しい日本人にもインド人にも、同じ態度でした。
まさしく、彼は本当にインターナショナルな人だと思いました。
言葉の問題も大きいですよね、その人は一生懸命日本語を覚えようとしていました。
多分、職場では、日本人の中のただ一人のインド人だったと思います。
by mw17mw | 2006-05-16 22:20 | 日常生活 | Comments(2)