先日、ご一緒した近隣の友人と、セブンでそれぞれの夕食を買うことになった。
その時私が選んだのは、パックご飯とさばの味噌煮。

セブンのさばの味噌煮は、色々な感想やランキングを見ると、大抵は褒めてあるので、どの程度のものか一度確かめたかった。
確かに、値段的には安くないけれど、さばを丸ごと一匹を下ろすところから始めず、2枚におろしたさばから調理を始めることを考えても、お金を払えば、身近にこの程度のサバの味噌煮の出来上がりをすぐに食べられることは、確かに、時間がない人には有難いことなのだろうということはわかる。
そのことは良いことだし「ふっくら煮込んだ」という点では調理はうまく行っている。

でも、昔から主に親が調理したさばの味噌煮を食べている者としては、物足りない味噌煮であった。
味付けは、何かで、赤味噌と白味噌両方を混ぜていると読んだ覚えがあるのだが、全体的には甘い味付け。
それが問題というより、表に「骨とり」と書いてあるように、さばを三枚おろしにして、主な背骨とか大きな骨だけでなく、小骨も全部取り除いたフィレというのか、正肉だけで調理していることが、昔から、家庭や和食のお店のさばの味噌煮を食べてきた者には、物足りないのだ。
骨の周りのお肉をこそげ取ってちょっと味が濃くなっているところを味わったり、骨があるからこそのお肉の味を楽しんだりすることが一切なく、どこを食べても同じ肉質・同じ味付けが楽しくないのだ。
おまけに、少し大きめの生姜が一切れだけ乗っていたが、これも多分冷凍しておいた生姜だとはっきりわかるもの、それも一切れだなんて、少な過ぎる。
例えば、千切りにして、沢山入れてくれればいいのに。
この甘い一様な味付け、しかも骨なしのさばの味噌煮が、コンビニの戦略か、本当の評価かはわからないけれど、皆がさばの味噌煮ならセブンとか、思わない社会であってほしい。
昔の骨付きの食べにくいけれど、大人になってから、それでも美味しいと思えるさばの味噌煮の味を知らない子供たちだらけの社会になってほしくない。
そうなれば、永遠に日本から骨付きのさばで調理される味噌煮は消滅してしまうから。
(そういえば、今の時代、スーパーのお惣菜売り場でもさばの味噌煮は置いてあるはずで、それらは骨がついているかどうかとか、チェックしていなかった。今度調べてみよう。そうだ、セブンのさばの味噌煮は400円弱であるが、それって、高過ぎないだろうか?)
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