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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw
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日本海のイワシの塩焼き

先日、湯湯に行ったとき、ご店主さんが「他所の店で、イワシの塩焼きを食べたら、はらわたまで美味しかった」とのことで、ゆゆさんでも仕入れられた時は、いわしの塩焼きが出るのだって。

そりゃあ、私は例えばサンマの内臓は大好物、イワシは、めざしとか丸干しだとか、はらわたを抜くことなく干したものを焼いて良く食べている。
では、今度、ランチメニューに載っているときに寄るからと言っていたのが、とある日、メニューにいわしの塩焼きがあったのだ。

日本海のイワシの塩焼き_d0063149_22285735.jpg
「へぇ~、トロいわしというものがあるのだ、それに富山産というところが魅力的」と思った瞬間、私の中に、もう40年近く昔のことが頭に浮かんだ。
会社の仕事で、真冬の新潟に行くことがあり、その夕食として、居酒屋でいわしのお刺身だったかを食べたのだが、東京で食べるいわしと同じものとは思えないくらい美味しかったことを思い出した、でも、それは生で食べたいわしであって、焼いたいわしではなかった。

でも、とにもかくにも、冬の日本海のいわしの美味しさに東京でも味わえて、幸せだった。

ま、いわしの塩焼きといわしのお刺身のセットを注文したのだが、あいにく、トロいわしは1尾しかないから、お刺身はアジになるとのこと。
ご店主曰く「何しろ、アジだろが、いわしだろうが、塩焼きに比べれば美味しくないから、アジで十分」とのこと。(笑)

日本海のイワシの塩焼き_d0063149_22290251.jpg
で、焼かれて出て来たいわしは、丸々と太っていて大きないわしであった。
きっと、冷たい富山近辺の日本海で泳いでいたので、身体が脂で覆われ、太くなったのだろう。
食べてみると、身もはらわたもとても美味しい。
しかも、内臓が全く苦くないのだ。(苦い内臓も美味しいけれど、苦くない内臓も美味しい)

「何でこんなに美味しいの?内臓の美味しさも全然違う」と言ったら、「関東で目刺しや煮干しにされているのは、うるめいわし、この塩焼きのいわしは、真いわしだからかな?」とのこと。
(家に戻った時、冷凍庫に保管してあったイワシの干物の表示を見たら、残念ながら「真いわし」と書いてあったし、翌日焼いて食べてみたら、内臓は苦かった。)

私が美味しいいわしの塩焼きを出した結論では、何でいわしだけがそうなのかはわからないが、関東近辺で獲られるいわしは、太平洋育ちで、太平洋の海水の温度で生活をし、太平洋で作られるプランクトンを食べている。
そして、日本海側で獲れるイワシは、当然ながら、日本海の冷たい海水という環境で暮らし、日本海で作られたプランクトンを食べて成長しているのだ。

その海水の温度とプランクトンが異なるから、塩焼きの味が変わってしまうのかな?

そして、塩焼きの次に、アジノお刺身を食べたら、美味しいことは美味しいけれど、塩焼きみたいな感動的レベルには行っていなかった。

でもお刺身がいわしだとしても、同じくらい美味しさに違いがあるのだろうか?
お刺身のいわし、焼き物のいわしだったら、お刺身sにする方により神経を使うだろうから、仕入れ値は同じかな?とか、考えたら、次回は、2尾とも塩焼きにしてねと頼んでいる自分がいた。(笑)


by mw17mw | 2025-12-08 23:03 | Comments(0)