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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

東西めぐりんで、合羽橋本通りの新アンテナ・ショップへ

さて、今日で転倒してから1か月が経った。
打撲の痛みで腰とか足が痛いことはあるけれど、多分それは打撲の痛みで、足とか腰の骨は何でもないみたい。
但し、私はだ転倒してから先に鎮痛剤を飲んでしまったので、実際転んだ段階でどのくらい足や腰が痛んでいたのかがわからないのだ。
この2週間くらい前かな、やはり、鎮痛剤を飲むのは良くない、頭がぼーっとするのは鎮痛剤のせいかも知れないということに気づいて、何も飲まなくなったら、結構、打撲の痛みが激しいのだ。

ということで、今は骨折した痛みは、コルセットのおかげで感じないみたいだが、まだ、打撲の痛みがあるし、コルセットをはめているせいか、大股で歩けなくて、疲れる。もちろん、走りたいとも思わないし、自転車に乗りたいという気持ちも起きない。

で、もう立って歩けるようになって暫く時間が経つので、近所の行けるところには行ってしまい、退屈だったので、台東区のめぐりんというバスの通行路を改めて眺めてみた。
そうしたら、乗り換えのやり方が変わっていて、今では、台東区役所で乗り舞えるのなら、家から東西めぐりん谷中方面行きに乘るときに乗換券をもらっておくと10分くらいで台東区役所に到着するのだが、そこで、東西めぐりんの浅草方面行きに乗換券を出せば、無料で乗り換えることができるのだ。そこから乗り換えれば、合羽橋本通りから浅草のROX前まで10分くらいだし、その後、松屋にも行けるし、どこにも下りずに、そのまま乗っていかえれば、家まで戻って来れるのだ。(地下を3階も降りなくても、費用は多くても200円で浅草まで往復できるし、とても気に入った)

それで、昨日は、このルートで、合羽橋本通りを進み、どぜうの飯田屋のところで降りて、近くの越後家で、節分のお寿司を買った後、追分通りと交わるところに新しくできた「出町久屋」を覗いて来た。
(斜め向かいに梅干しのアンテナショップが一時できていたが、最近はずっとシャッターが閉まっている)
出町久屋さんの外から声をかけたら、「完全にアンテナショップとして開いたお店だから、買わなくても、見て行ってください」とのこと。

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このお店はフンドータイというしょうゆメーカーのアンテナショップ。
フンドーダイは、1600年頃創業の両替商・酒造り業から始まった九州・熊本のお醤油屋さんとのこと。
九州のお醤油は、中にお砂糖が入っていて甘いことで有名。(はま寿司に置いてある)
しっかし、九州では絶大な人気があるけれど、例えば関東では殆ど無名、その販路を広げれば、売り上げは伸びるわけだけれど、どうなるのだろう?(このメーカー、関東では有名ではないが、既に、ネットでの通販とか九州における攻勢を見ると、元気で大きな会社さんのように感じる。)

(フンドーのつくメーカーとしては、フンドーキン醤油というメーカーも私は知っている、でも、今調べたら、こちらは大分県の会社であった)
そのことを聞いたら、その関係ははっきりしたことは教えてくれなかったけれど、「フンドー」は漢字で書くと「分銅」でもともと両替商だったから、社名にフンドーをつけたとのこと。フンドーのつくメーカーは、ダイさんとキンさんだけらしい)

お店の人が味見もさせてくれた、甘いと言ってもそんなにすごくは甘くない。
何でも、昔九州のお醤油は、関東と同じだったらしい、フンドーダイの人が野田だか銚子に修業に行った人もいたとか。
それが、関東より先に九州地方には長崎から砂糖が入って来て、醤油に砂糖を入れたものが大人気になったので、全体でも砂糖入りの醤油を使うようになったとか。
(他、焼酎で九州のお刺身を食べるときには、やはり甘い醤油が合うと聞いたことがある)

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そのお店に置いてあったのだが、この煮物調味料という調味料がこのお店の一番人気、Cookpadでも話題になっていると教えてくれたけれど、「もしかして、九州で人気?」と聞いたら、「その通り」とのこと。
九州の女性は、例えばぶりの切り身を買ってきたら、それを焼いて火が通ったら、この調味料を上からかければ、醤油味と砂糖味がついて、とても便利に使っているとのこと。(スプーンに入れて舐めさせてもらったら、そんなに甘味が強くなく、使いこなせる味とは思った。)
関東だったら、出汁と醤油と甘味が入っているものが主流で、このように砂糖と醤油だけだったら、それぞれの調味料をいれるものね、ま、それも本当に習慣の問題なのかも。

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その他、「透明な醤油」とか「トリュフ味の醤油」も開発し、取り扱っていて、イタリアンとかフレンチのシェフに受けているとのこと。(それに透明な醤油って、おめかしした時に洋服につかなくていいよね)
あ、そうそう、透明醤油やトリュフ醤油が甘い醤油かどうか聞くのを忘れた!
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ちらっとしか見てこなかったけれど、まだ、色々あるかも知れない。

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親や本人が九州出身で、九州風のお醤油、欲しかったのよね~という人や食や調味料に好奇心がある人にお勧め。
(私の大分の従兄弟夫婦も、東京にいる間、九州のお醤油を取り寄せていたと言っていた。)

by mw17mw | 2023-02-05 21:55 | 食材・食材のお店 | Comments(0)