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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw
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昔からの魚屋さんで、飛び切りのあさりと中トロをゲット!

最近、暑さのせいか、余り食欲がなく、今日は一人で浅草で卓球の個人レッスンだったが、帰りに入りたいお店とか、全然なかったのだ。
何だろう、どこかにランチを食べに入ると、これだけは食べてねと大量の料理が目の前に置かれる感じが嫌なのかも知れない。(と言いながら、いざまえにでてくるとたべてしまうが)
こんな時は、定食みたいなご飯は自分に合わない、もっと中途半端で美味しくて量の少ないものが食べたい。

と思ったとき、浅草警察の向かい側にあるいつもは気にしていない魚屋さん「魚誠」さんがが気になったのだ。
ここは品物が良いと評判を聞くけれど、一時どうにかうまく付き合えないか研究した時もあったけれど、一人分買うのが悪かったり、余計に買ってしまったりで、うまく付き合えないという結論を出して遠ざかっていた。

でもこの日は何かに私が呼ばれた感じ?(笑)

昔からの魚屋さんで、飛び切りのあさりと中トロをゲット!_d0063149_20285122.jpg
良く見ると、お店の前のステンレス製のテーブルに置いてある発泡スチロールの中には、あさりがたくさん見えた。
「あ、昔からの魚屋さんのよう、あさりってこういう箱に水と一緒に入れられて売られるのが普通だった、こういうあさりを買いたかったのだ」と頭に浮かんだ。
その時は気づかなかったが、今、下の画像を見ると、ビニール袋に入れたものが浮いている、あれは何だろう?多分氷?
とにかく、その箱の中のあさりは、元気で生き生きして、太っていた。
「そうだよね、あさりは生きが良くなくっちゃ、どうして、今の時代、スーパー等であさりは、水切りされた環境でやせ細ったまま、生きているのかわからないような状態で売られているのだろう?変な世の中」

おばさんが私に気づいて、店頭に出て来てくれて、どのくらい欲しいかと聞かれたので、おばさんの手で2つかみをお願いした。
そして、「家に帰ってからも砂抜きした方がいいかな?」と聞いたら、今朝、収穫されたときからずっと水に浸けられた状態で運ばれてきたから、殆ど砂は抜けていると思うとのこと。(その近海で採れたあさりがずっとお水に入れられたまま浅草まで運ばれたという言葉にとても安堵感を感じた。やはり、千葉だろうか?それにしても、何年振りだろう、近海物の昔ながらの発泡スチロールなどの箱で運ばれてくるまともな浅利を見つけることができるなんて。
何だか、体中の力が抜けそうだった、やはり、昔風の浅利、まだどこかにあったのだ、でもまさか浅草にあるとは思わなかった!
街中の個人の魚屋さんがないわけではないけれど、激減して、でも家の近所の個人の魚屋さんではあさりを扱っていないのだ。確実に良いあさりを手に入れるとしたら、築地?豊洲?もしかしたら、南千住の角上魚類をチェックするしかないと思っていたら、こんなに近くにあったのだ、感激)

(下の画像の後ろの方の赤いものは全て、たらこだったり、赤魚だったりで、まぐろとは無関係)

昔からの魚屋さんで、飛び切りのあさりと中トロをゲット!_d0063149_20285991.jpg
あさりを袋に入れてもらうためにお店の中にはいったら、まぐろのサクがたくさん並んでいるバットがあった。
とりあえず、赤身の方が小さくてしかも単価が安いので、赤身で我慢しようと思ったが、お店のおじさんが、「中トロの方が絶対美味しいよ」と言ってくれたので、小さ目の中トロのサクを買うことにした。
(その中トロのサクはおじさんが切り出してくれたので、下の画像はそれ以外のサク)

昔からの魚屋さんで、飛び切りのあさりと中トロをゲット!_d0063149_20360561.jpg
で、結局中トロのサクを切ってもらったものが、800円、あさりは900円もしたけれど、仕方ないよね、昔風に処理をしているまともな魚は今の時代、そういう値段になってしまうのかも。
家に帰って重さをはかったら、あさりは400g強、中トロはアバウト100gであった。(わさびは本物だし、文句なし

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家に帰って、500ccのお水に塩15gを溶かしたものを作り、バットにプラスチックのすのこを張り、あさりを並べ、塩水をあさりの高さの半分まで張って、洗濯機の上の静かで暗いところにおいておいた。
それにしても、こちらのあさりは、一つひとつが重く、中身がちゃんと太って育っているのがわかったし、今までも、無理のないお水の中で生き生きと無理なく暮らしていたからか、15分くらいであるが、ビニール袋に入れられ自転車に揺られた環境から、解放されても、スーパーで買って来たお水に浸けられていないやせ細ったあさりが「あ~、苦しかった、もっと酸素を」みたいな水管を早速塩水に伸ばして、一生懸命酸素を取り込もうなんて、様子は全く見せず、水管を殻から出すのも2,3時間後だったのだ。(酸素が足りているのだと思う)

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食事を作り出すまで、5,6時間あったので、相当長く、塩水に浸けておいたが、やはり、砂ではなく、たくさんの排せつ物が塩水に浮いていた。(何でも、家に帰ってきてから、砂抜き状態にしておくと、あさりは、体内の排せつ物を外に吐き出すと聞いたことがあったけれど、本当だった。←最後のトイレだそう)

そして、30分、昆布をつけておいた500㏄のお水と水洗いしたあさり200gを合わせて、弱火から徐々に火を強くして、あさりから味を出しながら、煮出した。(アクは一生懸命取った)
それにしても、本当にきれいなあさりで、火を入れている間に殻から外れてしまうような身は一つもなかった。
皆、しっかりしていて、蓋が開くと、ふっくらとした身が見えた。
食べると食感はつるっとしていて、新鮮。

本当は本日の夕飯は、このあさりのお味噌汁をご飯にかけて食べる予定だったが、買って来た中トロがもったいないので、昼と夜の2回にわけて食べたので、あさりのお味噌汁のぶっかけは、明日の朝に回すことにした。
しかし、あさりのお味噌汁1回分を味わったが、本当に美味しかった。
そうだよね、あさりって、ちゃんと煮たら、味が汁に出ているし、香りもあるし、何て今回のあさりは健康的な美味しさなのだろう、そして、ここ数年、スーパーで買っているお水抜きで運ばれてくるあさりは、何てひどいのだろう?

この数年、熊本の偽装あさりとか、生きが悪くて、美味しくないから買わなくなっていただが、今後は、たまに魚誠さんでかうことにしよう。(スーパーであさり自体を気にすることが亡くなっていて、今回の400g900円が高いか安いかもわからなくなっている。ちゃんと今後はチェックしなけれは。)

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中トロも美味しかった。
家に帰って昼ご飯は、白いご飯に海苔を切ってまぶし、このお刺身の半分を本膳についてきたほんもののわさびを溶かして、お刺身をくぐらせて、マグロ丼とした。

夜は酢飯に海苔、本膳にわさびで、いただいた。
どちらかというと、中トロは、酢飯の方が合っていた、こちらもたまの贅沢に買おう。
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日本が生産性を上げるために、港、遠浅の海なぞを埋め立てすることは必須であり、そのために昔の東京から近かったあさりの住処が絶滅したことは理解ができる。
でも、それを中国や九州から、海水に浸けない状態であさりを運ぶことで補うことができるなんて、やはり、うそだったと思う。
何でも、確か、あさりは、運んでいる間に物を食べないから海水は不要と以前説明を聞いた覚えがある。
でも、今回、近海で育て、昔ながらの海水に浸けた運び方で運んだあさりを食べることができて、中国や九州から長い時間をかけて運んだものと、健康状態が全然違うことがわかった。


by mw17mw | 2022-08-06 09:25 | 食材・食材のお店 | Comments(0)