春の料理-菜の花とアサリの辛し和え
2006年 04月 04日
これは本物の辛子で、色が茶色っぽい。(真っ黄色の辛子は、ターメリックが入っているみたい)
これがあるので、先日、菜の花の辛し和えを作った。
この辛子は、そこはかとなく辛くてしかも味があって、やはり美味しい。
余目の辛子は、高級品だけれど、辛子の高級品はたかが知れている。
(普及品が30円のところ、同じ量で160円くらいなのだ)
そして、辰巳芳子さんの料理本を見ると、菜の花の辛し和えに、アサリを入れるものを発見。
実は、1月くらいだっただろうか、殻に入ったアサリを買って来て、冷凍庫に入れっぱなしだったのだ。
上等な辛子はあるし、アサリもあるので、チャレンジした、というと聞こえはいいが、作る段になって、その本が見つからず、自己流で作ったけれど、美味しかった。
菜の花は、「菜の花」だと思って買って来たら、「チンゲン菜の花」と書いてあることを発見。
菜の花って、アブラナだよね、でも、茎が細くて柔らかそうだったし、ま~いいかと使った。(余り苦味がないみたい)
最初に、小鍋にお湯をたっぷり沸かして、ぐらぐら言い出したら、冷凍のままのアサリを入れる。
火は弱めない。
強火で茹でたら、短時間で、全て口が開いたので、茹で汁をこぼして、殻から身を取り出した。
全部食べられそうで嬉しかった。
その次に菜の花を茹でて、水に取らない方が味が残るだろうと、柔かく茹でてから、ざるに鳥、何回か、トランポリンのように、空中に軽く飛ばして、粗熱を取って、置いておいた。
触れる温度になってから、柔かくて食べられそうなところだけ、ハサミで食べ良い長さに切った。
その菜の花の水気を手で絞る。
沢山取れたようで、結構取れないものである。
ボウルに、菜の花を入れて、お醤油少々、赤酒(=味醂)少々を入れて、混ぜて少し置いておく。
馴染んだときに、再度それをきつく絞る。
そして、違う容器に移して、水で戻しておいた辛子、醤油、赤酒を味を見ながら入れる。
そこに茹でたアサリも入れて出来上がり。
菜の花だけの辛し和えも美味しいけれど、アサリを入れると一段と美味しいと思う。
写真は、わざとアサリを上の方に置いたもの。
量がわからなくて適当だったが、このアサリの量だと、菜の花2把くらいでも大丈夫そう。
辰巳芳子さんの本に、殻付きのアサリを使うように書いてあったが、確かに、殻付きの茹で立てが一番美味しそう。
剥き身でもいいかも知れない、贅沢言わずに缶詰のアサリでも美味しくできるかも知れない。
菜の花は、言わずと知れた「春の野菜」
アサリは何で春を感じさせるのかなと思ったが、きっと、潮干狩りに連想が行き、春先にアサリ料理を見ると、「もう海に足を突っ込んで潮干狩りができるくらいの気候になったのかな?」と心に浮かぶからかもと思った。
ということは、潮干狩りをしたことのある人でないと、アサリの料理に春を感じないかも知れない。
あさりはたっぷりのお湯で茹でて、茹で汁はこぼしたとのことですが、私は「もったいない!」と思いました。パスタでもスープでもなりそうだからです。
でも、冷凍あさりだとのことで、冷凍ではなにか出汁に問題があって、茹で汁は他に使えない味なのかなあ??とも思いました。
私はあさりを冷凍することを何かで見知ってはいたけど、「ホントに大丈夫?」と思い、いまだにチャレンジできていません。なので、今回の冷凍あさり料理に非常に興味を持った次第です。
菜の花あえ、おいしそうですね。週末にやってみようかな~
はじめまして、コメント有難うございます。
そして、私の料理を参考にしていただいているとのこと、嬉しいです。
油揚げと豆もやしは、多分、スープと油の質で味が決まるかと思います。
あさりの茹でこぼしは、おっしゃるとおりなのでありますが、つい、忙しかったものですから....、残しても使う暇がないと思ってしまったのであります。(笑)
菜の花とあさりは、その後、フレッシュなアサリを買って来て作りましたので、そのうち、ブログにまとめます。
冷凍アサリは本当に便利です、今度、やり方をまとめますね。
では、今後とも宜しくお願いいたします。
菜の花あえをと思いつつ、NHK今日の料理で高山なおみさんのアサリ料理特集も気になり、週末はあさりと春キャベツのさっと蒸しを作りました。(浮気もの!)旬のものは多少料理人の腕がなくてもおいしいものです。
あさり冷凍方法、気長に楽しみにしています。
春キャベツもいいですよね。
冬にほうれん草を食べ過ぎたせいか、菜の花やキャベツに春を感じます。
今日、明日にも冷凍アサリのこと書こうと思っていたのですが、野風僧ショックで、ちょっと遅れそうです。
でも、なるべく早く書きます。