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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

私なりの「ひっぱりうどん」になってしまった

妹が、常陸大宮に行って来たとのことで、舟納豆と干しうどん250gをお土産にくれたのだ。
それらを何かで使いたいと思っていて、「そうだ、さば缶は余っているし、山形県村山地方のひっぱりうどんを作ってみよう」と頭に浮かんだ。
ないものは、小葱だけであったので、買って来た。

レシピを調べると、一人前で干しうどん100g、具は、(できれば引き割りか小粒の)納豆、さば缶、卵に小葱(レシピによっては+大根おろし)。
たれはめんつゆでも、醤油でも良いらしい。
だいたい、うどん料理だけど、出汁を取らなくて良いのが楽。

そして、色々なレシピを見ていると、茹でたうどんを茹でたお鍋の中から引っ張り出して、具が沢山入ったたれにつけて食べる方法と、茹で汁を全て切って、茹で上がったうどんを全てどんぶりに入れ、その上に具を並べ、たれをかける方法の二通りがあるようだった。
一人分だけだし、丼に全てのうどんを入れてかき混ぜて食べた方が簡単と思い、後者の丼ものにした。

先程書いたように出汁不要、また、茹で立てを食べるので、寒い日に向いている。
きっと、山形の人たちは、干しうどん、さば缶、納豆、卵、ねぎなぞを常備していれば、寒い気候の中、買い物に行かなくても皆の食事が作ることができるので、根付いたのだろう。

1.初回は、めんつゆで作ってみた。

ちょうど、ちょっとひやっとした天気の時に作ってみた。

材料 干しうどん100g、小粒納豆、さば缶はほぐしたものを使い、生卵、小ねぎは細かく刻む、めんつゆ

干しうどんを茹でて、お湯を切って丼に入れ、その上に小粒納豆、ほぐしたさば水煮缶、細かく刻んだ小ねぎをならべ、生の卵黄を乗せて、めんつゆを適当にかけて全体をしっかりかき混ぜて食べた。

私なりの「ひっぱりうどん」になってしまった_d0063149_22120851.jpg

2.二回目は、濃口醤油でうどんに薄っすら味をつけてみた
  (薄口醤油はしょっぱいので、NG)

材料 干しうどん100g、小粒納豆、さば缶はほぐしたものを使い、温泉卵、小ねぎは細かく刻む、後、大根おろし少々に濃口醤油

干しうどんを茹でて、お湯を切って丼に入れ、その上に小粒納豆、ほぐしたさば水煮缶、細かく刻んだ小ねぎ、大根おろしを並べ、温泉玉子を乗せたが、具を除けて、食べる直前に、熱々のうどんだけに濃口醤油がうっすら絡むように味付けしてから、その醤油味の熱々のうどんに温泉玉子以外の色々な具を合わせて食べた。(食べる時に、うどんだけに醤油味をうっすらつけた方が多いと思いついたのだ。最初からその方が良いとわかっていたら、まず、どんぶりに入れたうどんを醤油で味付けてから具を並べる)

そして温泉玉子は、半分くらい食べ終わったときに割って、味変に使った。(但し、温泉玉子の卵黄は余り生っぽくない方が美味しいと思う)
私なりの「ひっぱりうどん」になってしまった_d0063149_22111979.jpg
圧倒的に、二度目の濃い口醤油を熱々のうどんに絡ませた方が美味しかった。
うどんの小麦粉の美味しさがこの方が際立つ。
初回のやり方だと、めんつゆの味、卵黄の味、納豆の味が全てうどんに絡んでしまい、不味くはないかも知れないけれど、色々な味が重なってうるさかった。(特に卵黄の生の味がうるさいと思ったのだ。温泉玉子にすれば、卵白も無駄にならないし、こちらの方が良いと思った)
もし何だったら、温泉玉子も不要かも。

by mw17mw | 2021-11-20 22:26 | 料理レシピ | Comments(0)