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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

仲御徒町駅界隈-「大喜」で鶏ラーメン

最近、天気が悪くない限り、午前10時を過ぎると、窓から見える太陽光線が明るすぎて、「あ~、これから、外に出たくなくなるような太陽が輝くのだ」とうんざりして外に出たくなくなる。
が、今日はもうブログのネタは尽きているので、お昼をどこかに食べに行こう、そうだ、ヨドバシAkibaに見たいものがあるということで、アキバに行く途中のお店でランチすることにした。

う~ん、何が食べたいかと言うと、お腹に優しい鶏のスープとか飲みたいと思う、そうなると、中華というか、ラーメン屋さん?
私はしょっちゅう蔵前橋通りを通ってヨドバシに行くので、お店の見当は2軒ついているのだが、2軒とも入ったことがないのだ。
それで、食べログを見ると、候補の一軒である「大喜」は、鶏のスープに鶏の旨味が沢山とか、ワンタンは生姜の味がとか書いてあった。
もう1軒の「ウミノチカラ(Japaniese Fish Noodle)」は真鯛そばがメインのメニューだって、鶏か真鯛かどちらでも良かったのだけれど、ワンタンの差でまずは大喜に行くことにした。

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大喜に入ったことがないと書いたが、それは、ここに引っ越してきてからの4年間の話。
春日通り沿いの湯島のお店の時は、たまに行くことがあったのだけれど、何せ、その頃、大喜は、テレビに取り上げられるは、日本で一番だとか評判が立って、一大ブームの真ん中にあった。
ゴールデンタイムの人気ラーメン店を取り上げられるような番組で、ドキュメンタリーで、ご店主が家に帰る暇もなく、お店に泊まり込んでいる様子なぞが放送された。
でも、きっと、その頃がピークで、その後も人気はあったが、段々、テレビ等に取り上げられなくなった。(新しい新進気鋭店がいくらでも出て来たから?)

そして、4年前、突然、蔵前橋通りの昭和通りより鳥越神社の方に行ったところに移転してきた。
移転の理由は住民なら良くわかる、春日通りの幅を広げるために、ビル自体が立ち退きを迫られたからなのだろうけれど、それでも、どうして、移転先が、蔵前橋通りの最寄りの駅から一番近いところでも8分かかるところなのかは、不思議だった。(他に場所がなかったのかな?)(移転前の食べログ情報は、こちら

メニューは豊富、とりそばの塩が一番上に来て、うめしおラーメン、醤油らーめんと続くみたい。(他、納豆らーめんも)つけめんもそろっているし、ご飯ものも種類が多くて、さすが老舗の風格と思う。

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私はこういう暑い時期は、冷やしに行ってしまうタイプなのだが、下の「冷やしとりそば」1000円の写真を見ると、ワンタンが入っていないのだ。
その点、熱い特製とりそばには、ワンタンが入ると上のメニューに書いてあったので、熱い特製とりそばに決めた、こちらも千円。
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私が行った時、お店の外に待っている人が2人だけで、すぐに入れた。
何でも、このお店はカウンター10席のお店、外に女性が1人、カウンターの中の調理場には、中高年の男性と若い男性が1人ずつだったが、あの中高年の男性がご店主なのかなと思った。(お顔は覚えていないが、そんな雰囲気だった。)

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これが特製とりそば、具が豪華で、味玉1個、鶏のチャーシュー沢山、多分鶏の挽肉の団子が2つ、美味しいメンマに貝割れ、白髪ねぎの上に柚子胡椒、また、大きなワンタン2つに海苔が少し。
とにかく、具が豪華で、毎回、麺を食べながら、何がしらの具を口に入れないと食べ切れないくらい。
ワンタンも美味しかったし、細い麺も味があったし、時間が経って伸びて柔らかくなりすぎることもなく、美味しかった。

そして、鶏のスープなのだが、ラーメン用の鶏のスープとしては、とても美味しくできていたが、単独で味わうとちょっと濃いめに感じた。
勿論、麺には殆ど味が付いていないから、この濃いめ、塩も若干強めの鶏のスープで麺をすするととても合っていて美味しかったのだ。
そうなのだ、結構、濃いめだし、くどくはないけれど、多めに油が浮いていた。
これはこれで美味しいし、成功しているのだけれど、私がどうも無意識に「淡麗な鶏のスープ」を求めていたようで、一口こちらのスープを飲んだときに、「あれ?濃過ぎる」と思ってしまった。
しかし、麺や具と一緒にスープを飲み出したら、この濃いスープで正解だとわかった。

大喜の特製とりそばは、さすが、老舗の人気店、とても美味しかったし、完ぺきに近いラーメンではないかと思う。
また、やはり、今でも有名店のようで、私の入った後には、途切れることなく、5.6人の行列ができるようになった。
とりあえず、移転後も人気店のようで良かった、一安心。

このお店を出て、一応ウミのチカラのお店の前をチェックしたのだが、ウミの力の看板に「淡麗」という言葉が書いてあって、「そうだ、中華そばのスープには、淡麗と濃厚があるのだ」と言うことに気づいた。

今度はウミのチカラで、淡麗真鯛スープを飲んでみよう。

by mw17mw | 2021-07-31 22:46 | Comments(0)