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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

蔵前駅(都営浅草線)界隈-「焼小籠包ドラゴン」でチーローハンランチ

どこの街にも、人気のないお店が何度も何度も新規開店閉店する場所があって、この焼小籠包ドラゴンもそういう場所に最近できたのだ。
中国人同士で閉店の情報が流れるのか、閉店が決まると、その次にいつも新しい中国人が居抜きで中華の店を開いて、でも商売にならないと思うのか、やめていく、の繰り返し。(ここだけでなく、後1、2か所ある。)
この前は龍昇房というお店で、割とうまく行っていたように見えていたが、やはり、コロナで打撃を受けたのかな?いつの間にかやめていた。
場所は、鳥越で蔵前橋通りから新堀通り(かっぱ橋道具街のある通り)が始まるパチンコ屋が角にあるところの隣。
その龍昇房がやめて数か月経っていると思うのだが、ちょっと気にしていない間に「焼小籠包ドラゴン」というお店がどうも11月24日にオープンして、12月7日から、ランチを開始したと書いてあった。(このお店は、年中無休だけれど、ランチは、平日(土はなし)だけとのこと。(まだ、お店の情報は、食べログには載っていないみたい)

お店を仕切っているのは、白いシャツに細身のジーンズ姿の若い女性で、その人の落ち着きと元気の良さ、若さでお店のムードが明るくなっている感じ?多分、台湾の人?(というのは、外には、上海焼小籠包と書いてあるが、お料理が、ルーロー飯とかチーロー飯だし、置いてあるビールが台湾啤酒のようだし)
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このお店のランチメニューは、豚肉のルーロー飯か、鶏肉飯(チーローハン)か、麻婆飯(マーボーハン)を選び、その3つどれを選んでもついてくる「特製スープワンタン(4つ)」か「焼小籠包(3つ)」を選ぶ、全て750円。
その他、「ドラゴン定食」とかいう名前のものもあって、麻婆豆腐とご飯が食べ放題で、焼小籠包が2つついてくるのもあった。
近所にも、台湾のカフェみたいなところで、ルーロー飯、チーロー飯を出すお店は他にもあるけれど、焼小籠包とセットにすることで、より、重たい食事になるようで、このお店の出し方が良いかと思った。(カフェご飯だと、女性は食べに入って来るけれど、男性には軽すぎるのか、食べに入ってこないから)
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私は、鶏肉飯(チーローハン)に、焼小籠包を頼んでみた。
チーローハンは、特段美味しいわけではないけれど、ご飯もまあまあ、ほうれん草の茹でたものがお新香代わりになり、全て、「まあまあ」と食べられる。(笑)
スープは美味しかった、そして、それらを食べている合間に、焼小籠包にも手が伸びてしまった。
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焼小籠包の食べ方はメニューの裏に絵が出ていて、その通りに食べれば良いのだが、昔、小籠包や焼小籠包を食べた経験のある私としては、絵3つの右二つには間違いがあると言いたくなった。
それは、何ていうのか、焼小籠包はすごく熱いし、箸で持ちにくいので、食べ終わるまで、レンゲに乗せていないとうまく食べられないということ。
(ということは、焼小籠包に手を出す前に、スープを飲み終わってなくてはね)

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でも、箸で、レンゲに乗せた焼小籠包の真ん中を突っつくと、焼き立てな分熱々のスープが出て来て、美味しかったけれど、味としてはどうなのだろう、ストレートに肉とか野菜の味ではないけれど、そんなに化調が強いわけでもないというスープだった。

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そのスープをすすった後、空いた穴に、黒酢を入れて、餡や皮を食べた、美味しい。
皮が結構厚く、焼小籠包って、こんなに皮が厚いものだっけと思ったが、良く分からない。
でも、十数年前とか十年前くらいに他の土地、六本木とか、池袋に食べに行った小籠包はよそ行きの小籠包であり、今回鳥越にできたお店の焼小籠包は、普段着の気軽な焼小籠包だと思えば、納得、ごく日常の味として美味しい。(そうだ、昔は、かにの小籠包とか食べに行ったのかも、それと比べても仕方ない)

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ということで、食べ終わっても化調が口を支配することもないけれど、まるで入っていないわけないよねという出来であった。
そんなに混んでいなし、今後、熱々の焼小籠包を食べたくなったら、気軽に行けるところが良さそう。
あの熱々の焼小籠包は、冬に食べると身体が温まって格別に美味しいし。
今度はスープワンタンを食べに行こう。


by mw17mw | 2020-12-09 20:31 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)