先々週、先週は、ニャンコの病状が一時期、下痢と嘔吐があって、病状が低下した後、どうにか、持ち直して、3日ばかり、嘔吐も下痢もなかったのに、土曜日の朝、ほんのちょっと下痢をした跡があったのだ。
それで、再び病院に連れて行き、相変わらず犬族の予防接種月間でさんざん待たされた後、下痢止め・嘔吐止めの薬を入れた皮下注射をしてもらって、一安心。(このことについては、明日から書く)
それが土曜日の午前中のことで、二週間、ニャンコの病状と犬族の予防接種月間による待ち時間の長さに振り回され、疲れてしまった。
ということで、元気をつけるには、「鰻しかない」と思い、鰻については褒める人が多い
蔵前の今井で、ウナギのランチを食べることに決めて出かけたのだ。
そうしたら、お店の戸を開けると、そこには、テレビの合羽橋通選手権で仲良しになったcawa-jさんが店員としているではないか、びっくり。
何でも3年前から、ずっとではないけれど、今井さんでも接客をするようになったとのこと。(私が最後に今井さんに行ったのは多分3年前くらいだから、すれ違いだったのだ)
へ~、それは、良かった。
彼女は、接客のプロだし、アメリカに留学経験があるし、東京でも外国人が多く来店する飲食店で長らく働いているし、イラストレーターでもあるわけで、この今井さんでも、大活躍のよう。
髪の毛も金髪から茶色に変わっていて、和食のお店に似合っていたし、今井さんは良い人を雇えてよかったと思う、彼女のように天性サービス精神があって接客が大好き、イラストが描けて、しかも英語もペラペラと、台東区の昔からの和食のお店には、彼女のような人材が来てくれることが一番ではないかと思った。
下のイラストは表に飾ってあったけれど、cawa-jさん作の英語の素敵なメニュー。
その他、私がいる間に、外国人のお客さんが入って来て、色々質問していたけれど、彼女は全て流ちょうな英語で、リクエストに応えていた。
さて、私は一人でランチを食べる時にしては大盤振る舞いで、1900円の鰻丼を頼んだ。何でも、うな重にすると、ご飯全てを鰻のかば焼きが覆ってくれるけれど、3200円、うな丼は、鰻の量が半分なのか、ご飯半分は見えるからねとのこと、でも1900円。鰻のたれでご飯がいくらでも食べられる自信がある私のこと、1900円にしておいた方が、また、疲れる時に食べられるとそちらを選択。
こちらが出てきた鰻丼。
鰻専門店ではなく、和食・懐石・ランチメニューなぞも作っている今井さんのこと、マカロニサラダが付いてきて、そのことを強く感じた。
ここの鰻の蒲焼は褒める人が多いだけあって、食べてみたら、厚くて熱くて表面がバリっと焼かれていて、とても美味しい。
そのおいしさは、鰻の質より、焼き方のうまさによるものではないかと、焼き方のうまさが光っていた。
(鰻の質も勿論良いのだけれど、今まで「美味しい」と思ってきた鰻の蒲焼の肉質とはちょっと違う印象があった、でも十分だけれど)
「もしかして、炭火?」と思ったが、普通の和食のお店が、鰻を焼くためにだけ炭火を起こしているなんて考えにくいし、ガス火にしては、他のガス火の鰻屋さんより相当上を行っていて、これはどうしたものかと疑問だったのだ。
それを救ってくれたのは、
桃猫さんの今井訪問記、その中に、「焼きはガス台。表面の焦げが、たぶんバーナーで炙ったように感じるが、この風味が好ましく思える。」と書いてあって、そうか、ガスで焼くだけでなく、バーナーで表面を強火で炙っていると考えると、ガテンが行く。
どこのガス火の鰻屋さんは、このやり方を真似るべきだと思った。(笑)
たれの味とかご飯の質とか、忘れてしまったが、大きな問題はなく、美味しい鰻丼を食べて来たという印象でお店を出てきた。