数か月前に、広島Iさんから、カキフライの美味しいお店として、
春日駅の洋食フリッツを紹介されていた。
(広島Iさんが行ったことがあるわけではなく、お友達が美味しいと教えてくださったそうだ)
洋食フリッツっていうお店の名前、目白の旬香亭とか、淡路町のポンチ軒の名前が出てくるとき、そのルーツの話で必ず出てくるお店だと記憶していて、一度行きたかった。
で、昨日駒込に行く用があったので、帰りに行ってみた。
だいたいの住所と地図を頭に入れて行ったのだが、中々見つからなかった。
だいたい、礫川(れきせん)通りという真ん中に車道が通る商店街沿いにあって、そこにある「こんにゃくえんま」という信号の近くらしいのだが、結構奥にあった。
礫川通りを真っすぐ行ってこんにゃくえんまの信号の先と言うより、その先もっと歩くと、昔セイフーというスーパーがあった場所があるのだが、その手前と言う感じ。(今はダイエイのよう)
それも、下の写真のように、一階には何もなく、ただの空間で、階段のところに「OPEN」の札がかかっていて、階段を上がるとお店のドアがある。
それがわからなくて、結局、その近くにいた人に聞いたら、「イオンの隣のビルの2F、とてもわかりにくい」と言われて、ようやくわかった。(下の画像を見ればわかるように、車道を渡った反対側から見ると、お店の名前がわかる。<笑>)
1時ちょっと過ぎだったが、二階に上がると、親子4人連れが並んでいて、その後ろに着く。
結局その後、中からお店の人が出てきて、メニューを渡してくれたりしたが、20分くらい並んだかな?
中を見ると、ご夫婦なのか、厨房に男性一人で、サービスの女性一人の二人体制の小さなお店。
席が皆二人席で7つか8つあって、それをつけたり離したりして使っているようで、席は空いていたのだが、ちょうど2つ空いているテーブルの間のテーブルでまだ食事をしている人がいたので、4人用の席が作れず、待つことになった。(当然であるが、このお店は、必ず順番を守るタイプ?)
下のメニューはお店の一階に飾ってあったもので、並んでいる間に渡されたメニューは文字だけであった。
ここのお昼のお勧めは、2千円~2400円くらいのフライの盛り合わせのよう、でも、私はその時、お腹が張っていて食欲がなかったので、フライが一つ付いたカレーに決めた。(そうそう、もう季節が外れていたか、カキフライはなかった。)
フライは、コロッケ、メンチ、エビフライから選び、1300円で、メンチに決めた。
これがカレー、カレーそのものも、ご飯もキャベツの千切りもメンチカツもパーフェクトに美味しかった。特にカレーは小麦粉をかいたものだが、抜群に美味しかった。
この料理が出てくる前に、太陽ソースと言うウスターソースと銘柄がわからない中濃ソースを出された。どうせ、カレールーに混ぜて食べることになるのにと思ったが、実際にカレーが出て来たら、カレーに混ぜる気がしないのだ。それはカレーに触れないように置いてあることもあるのかも知れない、ソースをかけて別にいただいた。
フライで有名なお店だけあって、フライも抜群、詳しいことはわからないが、足の長いパン粉ということは生パン粉をまぶして、からっと揚げてある、お上手。
他、どのランチにも、サラダが付き、最後、デザートかコーヒーが出るとのこと、その日のデザートはプリンかマンゴのアイスとのことで、マンゴのアイスをお願いした。隣の席の人が、三種のミックスフライを食べていたが、サクっとした感じで、一つずつが高さはあるのだが、横に広がっていない感じだったせいか、そのフライの上手さを味わったこともあり、あのくらいの量だったら、食べられたかも知れない、残念と思った。(ドリアも美味しそうと思ったのだが、このお店はまずフライからかなと思って、この日は諦めた)
是非、また、行きたいと思った、ま、それでもまともなランチの時間だと混みそうなので、1時半過ぎがねらいめかも。
私が知らなかっただけで、人気の名店なのかも知れない。