天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw
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最近見た映画

今日は一日出かけていたので、簡単な話題で、最近見た映画のお話し。

何で見たかと言うと、樹木希林への興味と、昔、茶道を月1回習っていたことが懐かしくなって、見る気になったと思う。
樹木希林は、普通のお茶の先生役に徹し、全くコミカルな動きをしなかった。
淡々と、お茶を習う風景が描かれて、ついつい、私のような門外漢にとって、お茶って、千利休が編み出した哲学を含んだものというイメージがあるが、勿論、普通に一般女性が習う場合は、そんな小難しいものではないわけで、色々な所作を割り稽古で習って行き、そのうち、きれいに動けるようになる感じか。
お茶にかかわって、お庭の植物、水、雨なぞがとてもきれいに描かれていた。
ただね、私はどうも黒木華が大根だと思うのだ、普通の女性の普通の演技は良いとしても、父親が死んだときの嘆きとか、恋人に裏切られたときの悲しみとか、演じるのが下手だなと思ってしまった。
黒木華さんは、結構良い評判の女優さんで色々な映画やドラマに出ているが、何だかね、同じ世代で、抜群に上手な女優さんがいないから、黒木さんにお鉢が回っているのかなと思った。

ただね、この映画では、庭の自然、お茶室の中の風景、水、お湯が美しく描かれていること、淡々とお茶をたてる練習をすることの意義を描いてくれるところは良いと思う。

それと今私は卓球を習っているのだけれど、卓球もただ打つだけではなく、型を覚えて、腕は腕、手は手、足は足、腰は腰で、全てが適切な動きをしたときに、全てが正しくきれいなフォームで球が打てるわけで、この映画を見たら、私が習っている卓球も、ただの卓球ではなく、「卓球道」なのだと思いながら、見ていた。
ま、何でも、お師匠さんについて、焦らず、正しい型を追及するしかない。

2.散り椿
この映画の予告編を見た時に、切り合いのチャンバラだし、私の苦手な黒木華が出ているから、興味なし、見る気なしと思ったのだが、知り合いがやたらに褒めるので、その感激を共有したく、見てみた。

そうすると、チャンバラ部分は、薄目を開けてやり過ごして見たけれど、それ以外の風景、カメラワークが本当に素晴らしくて、江戸時代の日本って、自然の中も、お城の中も、このようにきれいだったのかと感激してしまった、全て無駄なく美しい。
最後のエンドロールでロケ地をチェックしたら、殆ど富山県のロケらしい。
電信柱、電線とか、全くない世界。
この風景を見ることができただけ、見た甲斐があったというもの。

何でも、モントリオール映画祭で特別賞を獲得したというが、この時代劇の画面の圧倒的な美しさは外人に受けるだろうと思う。

見終わったときは、筋を追っていたせいかそんなに不満はなかったけれど、見終わってしばらくすると、やはり、岡田准一は殺陣は上手だけれど、主役の性格表現ができていないとか、西島秀俊が出てくると、冷蔵庫とか生命保険の説明をする姿とダブってくる、黒木華は、美しかったお姉さんと自分の中でも重なると言っていたが、お姉さんの持っているきれいさとか魅力が全然出ていなくて、常に色々心配ばかりしている女性にしか見えなかったとか、小さな不満は沢山あったし、そもそも小さな藩における物語で、そんな小さな藩で刺客を送っても、皆知り合いで顔が割れているのではと思ってしまう。

ただね、本当に画面がきれいなので、見る価値があると思う。

何だかね、若い俳優・女優さんが上手と見えないのは、本当に上手でないという面もあるけれど、きっと、私の方が年が余りに上になってしまい、若い人への要求が大きくなっているからかもしれない。

黒木華は、「獣になれない私たち」で演じているオタッキーな女性の演技が良いと思う。

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by mw17mw | 2018-10-25 21:25 | 日常生活 | Comments(0)