東禅寺を出て、南の方に行くのだが、
このGoogle Mapが便利で、これを見ながら説明すると、高輪公園という結構大きくて素敵な公園があったり、新しいビルの一階に、落ち着きのある若者向きのお店があったり、見たら、楽しそう。
で、高輪公園の中を通り抜けると、プリンスホテルの敷地の北端にたどり着き、東側に旧竹田宮邸が見えてきた。
何だか、東禅寺の潔い武家好みの江戸時代風美しさの後、華やかな旧宮邸が見えてきて、やはり、この華やかさは、公家ならではの好みかとは思ったが、武家だって、明治以降、それぞれ洋館を作ったから、その違いというより、国家予算で作った洋館か、私費で作った洋館かの違いかも。
家に帰ってから、東京の古い地図のアプリを見ると、この場所には、竹田宮邸だけでなく、その両脇に北白川宮邸と朝香宮邸があったらしい。(朝香宮邸とは、今でも都立庭園美術館にある建物が朝香宮邸ということになっている、きっと、昭和の初めに目黒に移転するまで、高輪にあったのかも)
その横のグランドプリンスホテル高輪の中の廊下や美しくて広い庭園を通り、また、建物に入ったりして、そう、確か、エレベータにも乗って、一番南端のざくろ坂に出た。
ホテルの中は、外国人の旅行客が沢山いた。
皆、ラフなスタイルで、家族全員とか、友人たちとグループで日本に来ているみたいで、楽しそうだった。
(プリンスホテルを宿とするツアーは、きっと、高いコースだろう、皆、ラフなスタイルでの旅行だからお金持ちには見えないのだけれどね。)
ざくろ坂を下りて、品川駅に出て、そこで、品川Iさんと別れた。
品川Iさん、暑い中、案内をどうも有難うございました、どこもとても楽しく、飽きないで散歩できました。
高輪地域は、もっと細かに丁寧に見て歩いたら、もっと色々なものが見つかって楽しい地域だと思った。
江戸時代寺町だったところが、その後、東海道の沿線ということで、京都から来た公家さん(宮家)の邸宅が作られた他、お金持ちのお屋敷ができた町に発展していったのだろうか。
さて、最後まとめるべく、今まで書いた回を読み直して、重大な間違いに気が付いた。
今回、歩いたところを地図で確認したら、全て、品川という町名ではないし、品川区でもなく、全て港区で、港南という町名の場所から始まり、高輪橋架道橋のところが、隣の芝浦との境の用。
芝浦中央公園だって、芝浦にあるのではなく、港南にあるのだ、変なの。
また、高輪橋架道橋を渡ってたどり着いた泉岳寺等がある山の方は、港区高輪。
ということに気づいて、題名を「品川散歩」ではなく「品川駅界隈の散歩」に替えた。
何で、こうややこしいかというと、ご存知のように、JRが品川駅は品川区ではなく港区にあるのに、品川駅という名前をJRがつけたから。
この散歩コース、特に高輪の方がお勧めです。
<おまけ>
先日、浅草のビューホテルのバイキングに行った時、ご一緒したお金持ちのおばさんが、「私、良く品川のプリンスホテルのバイキングに行くのだけれど、だいたい、ここと同じような4千円くらいで、とても美味しいわよ」と教えてくれた。
ただ、そのおばさんは、いつも親戚が誘ってくれて連れて行かれるので、そのプリンスホテルが、品川プリンスなのか、高輪のプリンスホテルか、良くわからないのだって。
でも、そのバイキングは、美味しいので有名とのことであった。
グランドプリンスの中を歩いていたら、結構、バイキングについての貼り紙が多かった。