7月13日に「今テレビで浅草のたけまつ精肉展の唐揚げが日本一と推されていました。食べられたこと有りますか?」というメールが広島Iさんから届いた。
この竹松鶏肉店という鶏肉屋さん、浅草地元民に圧倒的に人気があるらしいことくらいしか知らない。
今、ネットをチェックしたら、【日本で1番美味しい唐揚げ 浅草『竹松鶏肉店』のお店はどこ?】お客様は知っている! 2018/7/13放送という記事が見つかって、きっと、広島Iさんはこの番組を見て興味を持ったのだろう。
私は、2015年8月12日の浅草うねうね食べある記 という本で竹松さんを知って、浅草観音裏界隈ー「竹松鶏肉店」のなか焼きという2015年8月16日の記事を読むと、その時に初めて「なか焼きを買った」ことが記録として残っている。
ちゃんと生の鶏肉も扱っていて鶏肉屋さんとしても繁盛しているが、焼き鳥や手羽先の焼き物なぞを調理して売っている量が半端ではない。そういう意味では、最近では、これほど、活気のある鶏肉屋さんは中々ないかも。
私はなか焼きを一度買い、それはそれで美味しかったけれど、手羽先を一人で焼いて食べる分にはスーパーで生を買ってきて自分で焼いても手間がかからないので、一二度で行かなくなってしまった。
しかし、卓球教室への通り道なので、この前の練習日の9時半頃、前を通ったら、物凄い量の焼き鳥が、専用の道具でぐるぐる回りながら、焼かれていた。(この機械ってもしかしたら、ロティサリーチキン用の機械を改良したもの?)
こういう道具で朝早い時間から焼き鳥を焼いている鶏肉屋さんを初めて見た。
(それから、もうすぐ隅田川の花火なので、それに伴う予約の受付のチラシが貼ってあったっけ、三社と花火にこのお店の焼鳥やから揚げは外せないお家が多そう)
コンビニでおにぎりを買い、このお店で100gでは悪いかなと思い、200gの唐揚げを買って、あと、サラダがどこかで帰ればパーフェクトなのだけれど、コンビニの野菜サラダって本当に味がなくて、美味しくないし、ま、仕方がないから、家に帰ってキャベツとトマトを切って、昼食とした。(私の次に注文したお兄さんは、「から揚げ100g」を頼んでいた、この人もきっと、コンビニおにぎりに竹松のから揚げでお昼にしたのだ、きっと)←私も今度から100gで買おう。
100g220円であったが、あとで、色々なお店をチェックしたら、良心的な値段であることがわかった。(200gは2度に分けて食べた)
まだ、相当熱いうちに渡され、熱いうちに一つ二つ食べたら、外はカリっといかにも片栗粉で揚げましたという衣、中は醤油やお酒で味付けされたふくよかな鶏肉が柔らかく揚がっている、一緒に揚がってくる鶏の皮の量も多すぎず少なすぎずちょうど良い。
レモンはあってもなくても良い感じ。
何ていうかな、幼い時から食べてきたから揚げって、こういう感じだったと思える出来であった。
今や、から揚げはちょっとしたブームでいろいろな新しいお店もできているし、コンビニ・スーパーでも当然のように売られているのだが、どこかがっかりする出来のものが多いのも事実。
やたらに衣だらけ、鶏肉ちょっとで皮が多いとか、衣がカラっとしていないとか。
その点、竹松さんのから揚げは、教科書に載せたいような、から揚げはこうあるべしという感じ?
ま、これは、私のような年だからそう思うのかも知れないけれど、日本の家庭でお母さんが作って来たから揚げ、もしくは、海苔をまいたおにぎりによく合うから揚げという感じかな。
こちらのから揚げを食べた時、2,3年前に、広島Iさんが広島から買ってきてくださったむさしのおむすび弁当の中のから揚げを思い出した。(2015年11月の記事、
広島の「むさし」の若鶏むすびを参照のこと)
そうなのだ、おにぎりに合う鶏のから揚げを真面目に作ろうと思ったら、この醤油やお酒に漬けておいた鶏肉に片栗粉をつけて揚げる風になるのかも知れない。
真面目に考えて、真面目に料理するお店は似てくるのかも。
他、最近、このお店は、レバーの煮ものだったか、レバーの揚げ物が人気のよう、これも試してみたい。