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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

浅草駅(TX)界隈-「丸十精肉店」で神戸牛串

この「世界が驚いたニッポン!スゴ~イデスネ!!視察団 2時間スペシャル 」は、好きな番組ではないのだけれど、昨日は、「外国人ジャパンリピーター徹底調査「日本のココに何度も行ってます!」絶賛人気スポットベスト10」特集とのこと。
どこか日本の工場等に外国人を連れて行って、やたらに驚いたり褒めたりする回ではなさそうだし、面白そうに思えて、途中から見たら、偶然、先日紹介した明治神宮から始まったので、その後もずっと見てしまった。(明治神宮は品川Iさんがおっしゃったとおり、上位であった。)

第1位 「秋葉原」の「ゲームセンター」
第2位 「成田」の「ラーメン店」
第3位 「原宿」の「ロリータショップ」
第4位 「福島」の「エビスサーキット場」
第5位 「かっぱ橋」の「包丁専門店」
第6位 「原宿」の「明治神宮」
第6位 「東京・大塚」の「ライブハウス」
第7位 「河口湖」の「レイクヴィラ河口湖」
第8位 「渋谷」の「コーヒーショップ」
第8位 「京都」の「古民家カフェ」
第9位 「鎌倉」の「長谷寺」
第9位 「渋谷」の「109」
第9位 「香川」の「直島」
第10位 「群馬」の「宝川温泉」
第10位 「秋葉原」の「串焼き店」
第10位 「新宿」の「ゴールデン街」
第10位 「石垣島」の「川平湾」
第10位 「日光」の「江戸村」
第10位 「山梨」の「富士急ハイランド」
第10位 「宮崎」の「お倉ヶ浜」

この中で特に気になったのは、「秋葉原」の「串焼き店」とのことだったが、どこだか全然見当がつかなかった。
そうしたら、私の目に全く入っていなかった秋葉原のドンキの1Fにできた「丸十精肉店」というテイクアウトの牛や豚を焼いて出すお店のよう。

日本に来た外国人の間では、このお店の「神戸牛」という串1200円が人気があるのだそうだ。
何でも、例えば、ドイツで神戸牛を食べようとしたら、この5倍のお金を出さなくては食べられないとのこと、
だから、1200円が安いのだって、テレビで言っていた。

わ~、どんなものだろう、食べたいと思ったけれど、テレビを見た次の日、秋葉原のお店に行くのは余りにミーハーだし、混んでいるかも知れない。
この丸十精肉店のページを調べたら、アキバ店でなくても、渋谷センター街浅草のドンキにもあることがわかったので、今日、用事のついでに浅草店に行って、買って来た。(糖質制限には問題のない料理だし)

浅草駅(TX)界隈-「丸十精肉店」で神戸牛串_d0063149_20442956.jpg

浅草のドンキは、六区通りに面している一階奥の方に、「カレーは飲み物」ともう一つ何とかのお店とこの「丸十精肉店」が並んでいて、その前にベンチが置いてあった。
でも、ここはまだテレビの影響を受けていないようで、とても空いていた。
店員さんは一人だけ、何でも、昨年4月からここにお店を開いているのだって、私は、最近ドンキに欲しいものがなく入っていないし、建物の前を自転車で通り過ぎるだけなので、一年以上、全然そのお店に気づいていなかった。

これがメニュー。
左から「牛串 500円」「柔豚串 500円」「牛ハラミ串 600円」「牛タン串 600円」「大判牛タン串 900円」「黒毛和牛串 1000円」「神戸牛串 1200円」「スペアリブ 600円」

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昨晩の番組では、秋葉原店では、外国人に神戸牛串が一番人気のことだったが、浅草店には、一番左の一番安い牛串の上に「一番人気」の赤い文字があった。

私は好奇心で、神戸牛串を一串頼んで、お金を払うと、「すぐ焼けますよ」と作業をしてくれた。


浅草駅(TX)界隈-「丸十精肉店」で神戸牛串_d0063149_20443397.jpg
で、私はベンチで食べるのは恥ずかしいので、テイクアウトにしてもらって、家に帰って食べた。
それが、焼き立ての串の写真を撮ったつもりが、どうも失敗して、写ってなかったのだ。(涙)
(ま、見本と同じだと思ってください)
太くて長い串に、5切れの牛肉が刺さっていて、塩胡椒で味付けしてあった。
厚さは、5㎜くらいかな?
でも焼き過ぎてなくて、ミディアムレアくらいの焼き方かな?

浅草駅(TX)界隈-「丸十精肉店」で神戸牛串_d0063149_20444381.jpg
ただ、悲しいのは、それが本当に神戸牛の味かどうか、私にはわからないこと。(笑)
美味しいことは美味しかったけれど、神戸牛なんて、最後食べたのは、友人と神戸旅行をしたときだから、もう5年くらい前?
う~ん、これが本物の和牛の味かなと、高い和牛なぞ、殆ど食べていない私は思う。
また、部位がどこなのだろう、薄っすら脂身がついている部分、脂っぽ過ぎることもなく、ちょうど良い脂の乗り具合で、牛肉らしい味が美味しかった。
でも、やはり、高いのは高いよね、コスパは悪いと思う。
これだったら、500円の牛串2本食べた方がお昼ごはんになる。
味的には、今度黒毛和牛串を食べてみようっと。
(最初に高いものから食べていくと安いものに移行すると美味しくないと思ってしまうかも知れない。しかし、黒毛和牛なら少しは食べているから、こちらは味がわかるかも)

弟がいたので、一切れあげたら、「美味しい、美味しい!」と反応が良かった。

でも、こんなに大々的な商売をやっているし、お店は、嘘はついていないと思う。
確かに、神戸牛や黒毛和牛のステーキを食べようとすると、コースになって、とても高いものね。
それが、焼き鳥のように、町中で、気楽に焼かれて食べられるのは良いと思うというか、商売うまいなと思った、1200円は高過ぎるけれど。

丸十精肉店というのは、中野区で、卸しもお店も手広く営業していた会社さんのよう。
この期に及んで、ドンキと手を組んで、焼き串を始めたのかな?商売上手だな、成功すると思う。

後、第5位 「かっぱ橋」の「包丁専門店」で、かまた刃研社が大人気と紹介されて、結構びっくり。
それは本当かも知れないけれど、普通は釜浅さんの方が人気があると言われている。
ただ、カマタさんは、刃物を売ることより、確か、研磨が本業。
その研磨に関して、外国の人たちが興味を持ったり、価値がわかってきたのなら、それは喜ばしい。

(リンクしたページ、レセプションはパリかと思ったら、かっぱ橋で日本向けに行ったみたい)

Commented by そらまま at 2018-05-13 23:08 x
私の見た別の番組でも、海外からのお客さんに人気とかまた刃研社さんを扱っていましたよ。
番組の制作上、担当者とのチャンネルがある所がロケが簡単なので多く取り上げられ、それがまた拡散するので人気になるのはよくあることですが、おそらくかまた刃研社さんには英語ができる方がいらっしゃるのかもですね。

また、その番組ではまりんばさんの仰る通り「研げる」ことが日本の刃物の最も素晴らしい部分であり、研ぎ石?をお土産に買って帰るのが流行っているとのことでした。
店頭でワークショップをやって研ぐ技術を教授していました。
単純なお土産としてだけでなく、プロによる本質的な評価があってこそのかまた刃研社さんの人気は嬉しいですよね。
Commented by そらまま at 2018-05-13 23:20 x
ちなみにサイトを確認したら
かまた刃研社さんはわかりやすくトップに英語とフランス語での表示切り替えボタンもあり流石!と思いました。
浅釜さんも見たらよく見ると下の方に同じく英語とフランス語の表示ボタンが!
でも下までスクロールしないと気付かないし、お洒落すぎて小さく地味、目立ちませんね。
かまた刃研社さんの方が優秀だと思った次第です。

合羽橋がメジャーになるのは素敵♪

Commented by mw17mw at 2018-05-14 20:17
> そらままさん
お返事遅くなってすみません。そうなのですか、かまた刃研社って、そんなに地道に努力して、「研ぎの重要さ」を外国人に伝えていたのですね。
何だかな~、私は研ぎに向いていなくて、諦めて、スーパーに月に一度研ぎの人が来るので、出している、だめな日本人です。(笑)
それにしても「研ぎの重要さ」を理解する外国人が増えたとのこと、皆さま、ただの目新しさや素晴らしさにびっくりするだけでなく、それを支えることにまで到達して、どんどん深くまで理解されているのですね、見習わなくては。
Commented by mw17mw at 2018-05-14 20:25
> そらままさん
あ、そうなのですか、そういう細かいところまで気を遣っているところ、素敵ですね。
私が「あれ?」と思ってしまうのは、かまた刃研社を「包丁屋さん」というところです。
あそこは包丁に特化しているというより、研ぎに特化しているイメージです。
でもね、日本で包丁を製造しているメーカーって、ほんの一握りで、どこの包丁やさんでも同じようなものに違う銘を入れて、売っているらしいです。
だから、かまたさんが包丁屋さんで間違いないのですが、どうしても、イメージ的に「研ぎ」が先と思ってしまいます。
でも、そらままさんのおかげで、かまたさんの今の努力と成果、理解できまして、ありがとうございました。
研ぎの重要さまでわかった外国人が増えたという話、嬉しいです。
by mw17mw | 2018-05-13 21:31 | 飲食店・菓子店 | Comments(4)