天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の日記です。ご自分のブログやHPの宣伝はコメントではなくTBでお願いします。 by真凛馬


by mw17mw

入谷駅界隈-「東嶋屋」のカツカレー

自分のダイエットを犠牲にして、昨日のお昼は、入谷の東嶋屋でカツカレーを食べ、今日は、山梨ワインの説明会で試飲をしてしまった。(笑)

まずは、東嶋屋さんのカツカレーについて。
このお店の戸を開けると、右側に10人が座れる長いカウンターがあり、その奥右側が厨房、左側は、見えた範囲では4人掛けのテーブルが4つあった。その日はとても空いていて、カウンターに先客二人、テーブルに2人だけであった。
一人なので、カウンターに座ったら、お水と新聞をお店の人が持ってきてくれた、親切。

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ここのカレーは、別名「黄色い塩カレー」とも呼ばれているそう、味付けがお塩なのだ。
食べログで調べたら、普通のカレーよりカツカレーの方が良いと書いてあったので、ご飯少なめのカツカレーにしてみた。
確かに出てくるまで、10分くらいかかったかな?

カレーは冷水の入ったコップにスプーンが突っ込まれた状態で、ウスターソースを伴って運ばれて来た。
カレーだけ食べてみると、確かに美味しくて懐かしい味。
でも、私の場合、このお店のカレーの味は、私が幼い頃食べた親が作ってくれていたカレーと似た材料の組み合わせで作って、同じ味だと思った。
ただ、使っているカレー粉が、我が家はS&Bの赤カレー缶だけれど、こちらのはそれではないことは確か。
また、我が家の場合は、小麦粉とカレー粉を炒めて使うが、こちらは、カレー粉を炒めていないし、トロミは、炒めた小麦粉ではなく、溶いた片栗粉でつけているのだと思う。
ただ、ここのカレーは食べ込んでいくと結構しょっぱかった。
そこに、ウスターソースをかけると、しょっぱさが緩和される感じ。


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悪くはないけれど、どうして、ここのカレーが「世界で一番美味しい蕎麦屋のカレー」なのか、不思議だった。

そのヒントは、カウンターに置いてあった雑誌の記事のコピーかなと思った。
dancyuが褒めている記事のコピーがあったから、皆、他の評論家がdancyuに右に倣えしているのかな?
それと、多分、今、世の中に影響力を持つdancyuの編集長や色々な食の評論家の年齢が相当若くなっているのかなと思った。
というのは、高齢になりつつある私にとっては、生まれて初めてのカレーは、親がカレー粉と小麦粉を炒めて作ったカレーなのだけれど、今、世の中の食のオピニオンリーダーの人たちは、私より相当若いだろうから、そういう手作りのカレーの時代を知らないで、インスタントカレールーが発明されていたので、生まれて初めて食べた家のカレーがインスタントルーのカレーなのではと思った。そう、デフォルトが「インスタントカレールー」の世代。
だから、この東嶋屋さんの素朴なカレーの味を味わうのが初めてで、珍しいのかなと思った。
(我が家だって、どうにかこうにか私が近いものを作ることができるけれど、甥たちに食べさせる機会なぞ、母他界後はないし、我が家においても塩味の茶色い昔のカレーは殆ど死に体。私は、糖質制限をする前は時々作って食べていた。)

他の東京と言おうか関東のお蕎麦屋さんは、おしょうゆと味醂を寝かせておくかえしを作って、それを出汁で薄めて、そばつゆやうどんつゆにするのが一般的だから、カレーにも、かえしをだしで薄めたものを入れるから、お醤油や味醂が入るのかな?(と書いたけれど、実は、私はお蕎麦屋で、カレー蕎麦とかうどんを食べることがあっても、カレーライスは食べたことがないので良くわからないが。)
しかし、この東嶋屋さんは、かえしをカレーに使わず、多分、カレー粉をかつお出汁なぞで溶いて使い、塩味のみで味を決めているから、昔、家庭で作ったカレーの味に近くなるかも。
(と書いたが、我が家のカレーは、中華料理屋に配達に行っていた父親が厨房で、カレーの作り方を聞いてきて、真似したものであり、もしかしたら、昔の家庭の味ではないかも知れない←今私はスープの素なぞを使ってしまうが、我が父母は、鶏ガラを買って来て、鶏ガラの屑野菜とお水を入れた鍋を火にかけ、その隣りで、小麦粉とカレー粉を炒めていた記憶がある。)

何だか、ここのカレーが褒められて、評価されていると、私の父母のカレーが褒められているような気がして嬉しい。
(実は、私の方が美味しいと思っている。<笑>)

この東嶋屋さん、セットメニューや温かい麺のメニューに面白そうなものが色々あって、色々工夫しているお店だなと思う。


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by mw17mw | 2018-03-11 18:17 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)