天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の日記です。ご自分のブログやHPの宣伝はコメントではなくTBでお願いします。 by真凛馬


by mw17mw

今夜ロマンス劇場で

この映画をどうしても見たいというわけではなかったが、同業者でもうすぐ80歳になる仲良しの女性がいて、私が、2月に会った時に、「上野松坂屋跡にできた映画館で映画を見て来た」と話したら、「私も行きたいわ~、是非、誘って」と言われた。
どんな映画が好きかわからないし、シネコンの上映予定を見て、自分で探すということも、PCもスマホもない世界に生きている人だから無理。

ということで、私が適当に探してみた。
字幕スーパーを読むのも大変だろうから、外国映画はパス、日本映画も、アニメと実写だったらエログロナンセンスは楽しくないのだろうと思う。
若い子の青春物も、きっと興味ないよね。

テレビで今、吉永小百合の「北の桜守」という映画のCMが盛んに流れているが、ま、これはエログロナンセンスではないし、高齢の女優さん主演の映画なのだけれど、「あの時が人生で一番良かった」みたいなセリフがテレビから流れて来て、80歳の人にそんな自分の人生の総括を考えさせてしまうセリフが出てくる映画は楽しくないと思った。
と、消去法で消していくと、「今夜ロマンス劇場で」というのが、大方のあらすじしか知らないけれど、大人のメルヘンで、高齢の人と一緒に見るのに良いかも知れないと消えなかったのだ。
また、実際に見た方たちの評価も高かったのだ。

で、私としては、確定申告を出してから行きたかったのだけれど、上野のシネコンでは、先週の金曜日までしか、上映されないことがわかり、仕方がないので、その前の日に、二人で行く手配を取って、実際見に行って来た。

映画自体は、とても良かった。
2時間近い映画なのだが、盛り上がりにかけるというか、色々なエピソードが淡々と描かれるので、途中、退屈と思うときもあって、もっと話を端折った方が良いのではないかと思わないわけではなかったが、何ていうのか、画面に流れる背景の景色が本当にきれいで、ついつい全部楽しく見てしまった。(ロケ地は、足利をはじめとする栃木県らしい)



主役は、坂口健太郎さんという若い男性と、綾瀬はるかさん。
坂口健太郎さんがとても良かった、見た目は、星野源を縦に伸ばした印象で、実際はハンサムかもしれないが、ハンサムの中では平凡な顔立ちなのか、普通の平凡な男性の役にぴったり合っていた。

綾瀬はるかという女優さんは、やはり、正統派の大女優みたいな立派な顔立ちで、昔の映画の中から出てきた女優の役をやるとしたら、やはり、最近の女優さんの中では綾瀬はるかが一番堂々として一番似合うとは思うのだ。
でも、きれいすぎて、役柄に見えずに、やはり、どう見ても、綾瀬はるかとしか感じられなかったのが、可哀そう、実は顔が邪魔。
決して、演技が下手なわけではないのかも知れない、でも、どんな演技をしても、「綾瀬はるか」にしか見えない気がした。

でもね、とにかく景色もきれいで、物語も面白いし、役者さんたちも良いのだ。
ネタバレしない方が良いので、結末は書かないけれど、見終わった後、じわ~と幸せな気持ちになれたし、家に帰ってから、自然に映画が頭に蘇って、温かい気持ちになれた。
それと、この映画に携わった人たち全員、きっと映画が好きで好きで仕方のない人たちばかりなのだろうと思える映画。

(私見であるが、きっとこの映画は、来年の日本アカデミー賞の候補の一つに挙げられる作品だと思う)

ご一緒した高齢の友人も、とても良かったと言ってくれたので、ホッ。
でもね、たまにしか合わない高齢の人に、何も考えないで、2時間の映画を選んでしまったが、もしかして、2時間も画面をずっと見ているのは、負担だったのでは?疲れたのでは?と思ってしまう。
実際、見終わった後、ちょっと用があって、その人のところを訪ねたら、やはり、疲れた顔をしていたが、次の日、また、用があって、その人のお店を訪れたら、元気な顔に戻っていて、ホッ。
自分と体力が違う人と映画を見に行くというのも、中々難しいもの。
私って、頼まれると、ついつい、おっちょこちょいだから、言われた通りに動いてしまうけれど、良く考えると、難しいこととか注意しなくてはいけないことが沢山含まれることなのかもしれないと終わってから気づいた。(笑)

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by mw17mw | 2018-03-10 21:16 | 日常生活 | Comments(0)