晴天続きだった土日の鳥越祭りも無事に終わった。
私は昨年から、お祭りの時、お店を閉めることにしたし、家で家族で祝うこともない。
それがどうしてかはまた別の機会に説明できたらと思う。
で、鳥越祭りについては、本社が家の近所に来た時、動画を撮ったくらいの参加、その他、我が家は酒屋ということで、家の前にゴミを置いていく人もいるので、その対策を少々したくらい。
お神輿や担ぎ手の人数の多さは、上から写さないと撮れないのだが、皆さまにその担ぎ手の喚声のすごさを伝えたいのだ。
で、無事うまく動画はスマホで獲れたのだが、Excite Blgの場合、直接アップできないようで、Youtubeかな、それともFBを全員に公開にすればいいのかとか、思案中。(良い考えある方いらしたら、教えてください)
ということで、土曜日のお昼は、広島Iさんと人形町でお会いし、日曜日も、朝8時頃、本社を見に行き、また、17時頃本社が近所に戻って来るので、山種美術館に行くことにした。
で、今日明日は人形町の話をば。
人形町に行くとき、いつも、「老舗の和菓子屋さんのニッキがまぶされたお芋の形をしたお菓子を買いたいと思いながら、いつも忘れていた。
でも、今回は、自転車ではなく、電車で時間に余裕を持っていくし、広島Iさんもニッキは苦手ではないとのことで、お土産に買おうと思ったのだ。
(そうそう、広島Iさんに、ニッキを使ったお菓子と言えば、生八つ橋とか、駄菓子の中にもあるよねと指摘され、「そうだ、別にニッキを使っているからと、この黄金芋が特段珍しいわけではない」ことに気づいた。でも、ま、東京に明治時代から残っているお菓子だから、食べる価値はあるかも)
そのお菓子は、壽堂という和菓子屋さんの「黄金芋」というお菓子、
食べログなぞを見ると、2つから買えるみたい。
11時過ぎに、水天宮通りにあるそのお店の素敵な昔ながらの風情のある「京菓子司」と書かれた長いのれんを分けて中に入ったら、中も、本当に風情のある昔ながらの京都にあってもおかしくない造りのお菓子屋さんであった。
そうして、3つからの見本が置いてあったので、「2個があると聞いたのですが」というと、作ってくれるとのことで、2個入りを2つ注文、1つ200円で、2個入り400円。
そうして、待っている間に、そんな大した金額でもない買い物の私に、冷たい麦茶を出してくれたのだ、わ、本当に素敵なお店と感激。
ここで、買い物をして、ロイヤルパークホテルで広島Iさんと一緒にランチしてから、また、このお店の前を通ったのだが、午後になったら、ずいぶんお客さんが入っていた。(きっと、私の時は、客一人だから、冷茶を出してくれたのだろう、あんなに客が立て込んだら、お茶は無理かも)
そうして、家に帰って、開けてみた。
黄色い紙に包んだお菓子2つが入っている袋も「四季精菓録」という季節ごとの和菓子の名称が印刷がしてある袋で、素敵。
そうして、黄金芋がどんなものか見るために、包んであった包み紙から出して、また、二つに割って中を見たりもした。(皆、写真のため)
茶色い外側の部分はニッキの粉?
二つに割った中に、薄っすらクリーム色の白あんが入っていたが、これは、原材料と照らし合わせると、ウコンで色つけた?
どこかに書いてあったが、お芋は形を真似ただけで、全然使われていないのだって。
一つ目はすっかり紙を剥いで食べたせいか、ニッキの風味が薄くてがっかり。
昔食べた記憶では、もっとニッキの味がぷんぷんするようなイメージだったのに...。
しかし、翌日、今度は、包んである紙から取り出さないで、少し、開けて、上から齧って行ったら、一つ目より、ニッキの風味が生きた,
でも、そんなにニッキぷんぷんという感じではない。
食べ方としては、包み紙を剥がないで食べた方が粉も落ちないし、風味も生きるので、お勧め。