皆様は、この前の金曜日深夜の孤独のグルメ、ご覧になりました?
私は録画しておいて土曜日の朝に見たら、何と、目黒の方のスープカレー屋さんの薬膳スープカレーの名店「シャナイア」の話。
スープカレーを美味しそうに食べる場面を沢山見てたら、とてもスープカレーが食べたくなったので、食べログで、近所に美味しそうなスープカレー屋さんがないか検索したのだ。
でも、定休日が土曜日とのことで、その日は我慢。
今日の日曜日、仕入れ等終わってから1時過ぎに自転車で靖国通りと上野東京ラインが交差するところに走ったのが、見事行列ができていた。
隣は雲林坊という汁なし担々麺のお店で、こちらの方が行列が長いようであった。(一度入ったことがある)
カムイさんの方の行列は10人くらい、お店の前ではなく、横の靖国通り沿いのガード下に並ぶ。
お店の中が窓越しに見えるのだけれど、「あ、本当だ、女の子がものすごい色に髪の毛を染めて、メイドさんのコスプレだ」と食べログに書いてある通りだと気づいた。
そのメイドさんのコスプレ女子は、一人でなく、二人いて、何で、こんな味で人気を博しているお店の店員さんが、アキバに近いと言えども、コスプレなのか、おばさんには理解できなかった。(笑)
ま、10人程度ならと並んだら、30分後に7人目になったのだ。
でも、漏れ聞こえてくる並んでいる人たちの会話を聞いたら、どうも、このお店は2階に食べるところが6人分の席しかないとのこと。
ということは7人目で待っている私は先頭の男性が食べ終わってから呼ばれることになり、わ~、そんな待てないよという気分。
その頃、お店の入口の様子がわかって、テイクアウトで買っていく男性が見えたのだ、そうか、テイクアウトなら早く返そうと、入口に立っているコスプレメイドさんのスタイルをした女の子に尋ねたら、その通りとのことで、匂ってくるカレーの美味しそうな匂いばかりで食べるまであと1時間くらいかかるかもという辛い状況から脱出することに決めた。
で、列から抜けて、お店の入口に入ってみると、そこは受付・キャッシャー・厨房に階段があった。
受付の人に食べログにこのお店だったらチキンと野菜カレーと書いてあったので、「チキン野菜カレー1つ」持ち帰りを頼むと、辛さとご飯の量、トッピングの有無を聞かれた後、会計、5分くらいで、レジ袋に、保温効果のあるプラスチックの容器に入れたスープカレーとご飯を渡される。
あ~、これでご飯が食べられる、ありがたや、ありがたやと、家まで自転車で15分だったが、この袋をかごに入れてペダルを漕ぐと絶対こぼれると思って、ハンドルを持つ手にぶら下げて帰ってきたが、大成功、一滴たりともこぼれておらず、早速食べた。
少しは温度が下がっているが、温め直す必要はない程度、食べ終わって、「スープカレーが食べたい病」は治った、食べて満足、美味しい、不味いという基準では極めて美味しいと思った。(お腹も空いていたし)
スパイシーで香りが高く、柔らかく煮込まれた大きな鶏肉(言われてみれば煮込み過ぎて味は抜けているけれど、お腹が空いていたので気にならなかった)と、各種の野菜がゴロンゴロン入っていて美味しかった。
カレーは、トマトの味が強く、デリーのベンガルカレーを思い出し、殆ど同じコンセプト、同じ味ではないかと思いながら食べた。(カムイさんの方は、じゃがいものが入っていないのがつまらなかった。)
スープのように飲めるカレーがスープカレーで、もっと濃いものがインドカレー?(それと、このお店は鶏の胸肉、デリーは海老カレー)
でも、ここのカレーはとても美味しかった。(お腹が空いていたので、細かいことを考えずに食べてしまった)
2,3人しか並んでいる人がいなければ、並ぶ可能性はあるけれど、ま、人気店のようだし、食べたくなったら、テイクアウトで買って来て、家で食べよう。
というか、家で温め直せば食べられるので、テイクアウトで買うことがお勧め。(ただ、運んでいる間匂うかも知れないけれど)
そうそう、孤独のグルメ見ながら、スープカレーって、どうやって食べるのが正しい?と思って見ていた。
私は今まで、自然と、スプーンにご飯を乗せて、それをちゃぽんとスープの容器に浸して食べるけれど、それで正しいのかなと疑問だったのだが、孤独のグルメが正しいかどうかは不確かながら、吾郎さんも、同じ食べ方をしている他、最後、ご飯を全てスープカレーの容器に入れて掻き込んでいた、なるほど。
こういう新しい食べ物は、決まりなぞまだできていないし、食べよい食べ方で食べるのが一番かも。