人気ブログランキング | 話題のタグを見る

天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

今年の湯豆腐は「簡単で美味しいたれ」

最近、寒くて、お店が終わって自分の部屋で、熱々のお鍋なぞで夕食を済ますと、自然と眠くなって眠ってしまい、ブログを書いていない場合、お休みになってしまう、気をつけよう。(笑)

私って、本当に湯豆腐がお鍋の中で一番好きなようで、寒くなって来てから、週に3回くらい食べている。
お豆腐の食べ方としては、寒くなったら、湯豆腐が最高!と私は思う。
そうして、湯豆腐は各家庭でそれぞれの作り方なのだろうが、やはり、食べ慣れた湯豆腐が一番かも。

だから、私は、毎年冬になると、湯豆腐に走り、昨年は、餅つき機を使った湯豆腐に凝ってみたが、ことしはまだ餅つき機を出していないので、ガス火で頑張っている。

でもね、何でお豆腐を温めても、いつもいつも、問題は、湯豆腐のたれ。
我が家では、父親がこの担当で、自分の下を信じて作ったたれで食べていたが、習わないうちに死んでしまった。

でも、昨年、餅つき機を使って、我が家風湯豆腐丼 1/2を書くために調べてたら、出会った「万能☆湯どうふのたれ」がとても良いヒントになった。

このレシピのポイントは、湯豆腐のたれは、「湯煎で温めると美味しい」ということ。
これは、ほぼ、父親のやり方と同じだったのだ、私も湯豆腐を美味しく食べるには、「湯煎」が大切と思う。

今年は、丸々というわけではないけれど、先程のレシピを参考にして、湯豆腐のたれを作っているのだが、簡単で美味しいので、気に入っている。

Cookpadの「万能☆湯どうふのたれ」の分量
材料 (4人分)
うすくち醤油 60cc
みりん 50cc
料理酒 10cc
万能ねぎ 少々
けずり節少々

とあるのを、一人なので、半分の量で作って、余ったら冷蔵庫で保管して、2,3回使っているし、余分なものを漉してしまえば、炒め物の味付けにも使える。
(但し、お醤油は慣れで濃い口を使っている、今度薄口で作ってみよう)

レシピは真似だけれど、作り方は私の独自のもので、電気ケトルや電子レンジを使ったもの

1.電気ケトルでお湯を沸かす
2.醤油、味醂、日本酒を合わせてそば猪口に入れ、電子レンジで温める。←できれば沸騰させない程度
  (もしかして、この段階で小口切のねぎと削り節を加えても良いと思う)

3.一人用の土鍋をガス台に置き、2の蕎麦猪口を真ん中に置き、周囲に昆布とお豆腐を入れて、お湯を張り、火にかける。
  (この段階で、小口の葱、削り節、柚子の皮を入れる)

4.火加減は弱火で、ふつふつとお豆腐が動くようになったら、お豆腐が煮えたということなので、お豆腐をお湯から取り出して、真ん中のおちょこの中に入れて、暫く入れておく。(一人だから、そば猪口に入れたお豆腐を真ん中で切ったり、味が早く染み込むようにしている)
今年の湯豆腐は「簡単で美味しいたれ」_d0063149_18344885.jpg
5.できれば、お豆腐が醤油色になるまでつけておきたいが、お腹が空いているのでそれは無理、仕方がないので、ご飯の上に取ったお豆腐にたれや煮えた葱、削り節をかけて食べている。
今年の湯豆腐は「簡単で美味しいたれ」_d0063149_18345151.jpg
お豆腐は、ココスナカムラで売っている「飯塚」さんのもの。
一丁160円は、他の50円くらいのお豆腐に比べて高いが、安定の美味しさ。
知らないお豆腐を試しに買って、口に合わないと嫌なので、最近は、このお豆腐ばかり。
今年の湯豆腐は「簡単で美味しいたれ」_d0063149_18343033.jpg

また、たれに使う削り節は、手元にあったにんべんのフレッシュパックを使ってみたが、何だか、味わいがゴツゴツしている。
ちょうど、合羽橋本通りの萬藤さんの2割引きバーゲンの時に、福引をするために何か買わなくては行けなかったので、本枯れ節の小分けパックを買ってみた。
こちらの方が、使う量が少しで済み、しかも味が滑らか。
今年の湯豆腐は「簡単で美味しいたれ」_d0063149_18343554.jpg
ま、茹でた青菜の上にぱぱっとかけて食べる分には、にんべんのフレッシュパックで十分だが、この湯豆腐のたれは、出汁を取るための削り節なので、本枯れ節にしてみたが、正解のようであった。

私の父、台所で、レシピ門外不出で、色々味見しながら、湯豆腐のたれを作り、それを土鍋の真ん中に入れたそば猪口に入れて、そこにねぎや削り節を足して、たれとしていたが、きっと、最初から、出汁とかは入っていなかったのかも知れない。
こんな簡単な作り方でも、結構美味しい。
もっと研究する余地はあるけれど、簡単で美味しいので、気に入っている。

by mw17mw | 2016-12-13 11:34 | 調理・料理研究 | Comments(0)